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2019-01-04 00:32:26

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診療マル秘裏話    号外Vol.1112 平成30年3月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)「アフタ性口内炎」予防法、治療法につき解説
2)軽症外傷患者を夜間に受け入れる施設を新整備

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 「アフタ性口内炎」予防法、治療法につき解説

 
 
 
 
 
 
口内炎は口の中の炎症の総称
で、最も多いのが「アフタ性口
内炎」です。アフタと呼ばれる
直径1~10ミリの輪郭がはっ
きりした円形の病変が唇の粘膜
や歯茎、舌の縁などに1個ある
いは数個できます。笠井耳鼻咽
喉科クリニック・自由が丘診療
室(東京都目黒区)の笠井創(
かさい・はじむ)院長は「痛み
が長引くようなら、医師に相談
してほしい」と言っています。
口内炎にはアフタ性口内炎以外
にもカンジダという真菌の増殖
によるカンジダ性口内炎、ヘル
ペスウイルスの感染によるヘル
ペス性歯肉口内炎があります。
また、コクサッキーウイルスの
感染による手足口病などの口内
炎もあり、まれにベーチェット
病や白血病などの難病が隠れて
いることもあるということです。

アフタ性口内炎は放置しても
数日~2週間で治り、アフタ自
体が悪化することも他の人にう
つることもありませんが、痛み
が続き、生活に支障が及ぶ点で
問題です。いったんは治っても
再発を繰り返す再発性アフタも
あり、悩んでいる人も多いよう
です。

原因ははっきりしていません。
過労やストレス、睡眠不足、ビ
タミン不足、胃腸障害などに、
口中の不衛生や義歯が合わなか
ったり、口の中をかんだりした
事の物理的刺激が重なって発症
すると考えられています。「ア
フタ性口内炎は慌てて受診する
必要はありません。疲労や睡眠
不足などに心当たりがあれば、
その改善に努め、必要なら市販
薬を使って様子を見てもいいで
しょう」と笠井院長は言ってい
ます。受診する場合は、口腔(
こうくう)外科か耳鼻咽喉科が
望ましいとされています。ウイ
ルス感染による口内炎であった
場合、喉頭まで感染が広がる事
もあるからです。

医療機関でのアフタ性口内炎
の治療は、義歯の不具合など明
らかな原因を取り除いた上で、
対症療法が中心となります。使
われるのは主にステロイド剤や
抗菌剤の軟こう、貼付薬(パッ
チ)です。繰り返す人には粘膜
の抵抗力を高めるビタミンB群
やCの内服を勧めることもあり
ます。抗ウイルス薬の服用など、
原因に応じた治療が必要なケー
スもあります。

受診の目安として、笠井院長
は「口内炎が2週間以上続く、
発熱や下痢などの全身症状を伴
う、数多く集中してできている、
ただれや腫れが痛みを伴わない
といった場合には、受診を勧め
ます」と話しています。

口内炎のレーザー治療の様子の

動画です。どんな口内炎でも

治るというわけではないことを

ご理解ください。年齢制限もあ

るようです。

 
 


 
 
 
疲労が蓄積していることを、
披露する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 軽症外傷患者を夜間に受け入れる施設を新整備

 
 
 
 
 
 
湯崎英彦広島県知事と広島
市の松井一実市長が2月6日会談
し、街づくりについて意見を交
わしました。松井市長は、救急
医療体制の充実のため、軽症の
外傷患者を夜間に、受け入れる
施設を新たに整備する計画を明
らかにしました。 湯崎知事も
協力に前向きな姿勢を示しまし
た。

新たな医療施設は同市中区千
田町に設ける方針で、2018
年度に着手する予定です。市医
師会の協力を受け、午後7時半
~同11時に治療にあたるとい
うことです。

松井市長は会談で、多くの軽
症患者が二次救急の病院で受診
すると、重症患者の治療に医師
の手が回らなくなる懸念がある
ことを説明しました。その上で
「広島市民だけでなく、周辺市
町の住民も利用できるような医
療体制にしたい」と県に協力を
要請しました。湯崎知事も「こ
うした体制づくりは急務。県も
支援する」と応じました。

会談では、広島市中心部の紙
屋町と八丁堀の両地区をより魅
力的な地域にするため、商工会
議所も含めて再整備を進める事
なども確認しました。

ドクターヘリを使っての救急

医療について解説している

動画です。

 
 


 
 
 
県と市の強力な協力体制。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

口腔内アフタ潰瘍については
難治性のものもありますが私の
場合、ビタミンB群内服とステ
ロイドホルモンの塗布薬の投与
で、ほとんど治っています。確
かに難治性あるいは再発性のも
のは、大病院の歯科、口腔外科
に患者さんを紹介することにし
ています。この飽食の時代でも、
ビタミン不足を起こす人は多く
食物の嗜好がスナック菓子や西
洋風の食事に向いていることに
起因しているようで、上記のよ
うな薬の投与だけでは、付け焼
刃の診療と言えるでしょう。そ
のため、食事療法のプリントや
睡眠の取り方のプリントを患者
さんに配っている次第です。
軽症の外傷患者を夜間に、受
け入れる施設を新たに整備する
計画を明らかにしたというのは、
素晴らしいことだと思います。
しかし、軽傷と重症をどこで見
分けるのか等の問題が必ず出て
きて、軽傷なのに重症の病院に
行ってしまったり、逆の重症な
のに軽傷の施設に行ってしまっ
たりということが、必ず起こっ
てきます。また一見軽傷と思わ
れたものが重症だったという事
が問題になることもあります。
医師会を背景に医師を配置する
ということですが中々、医師の
配置自体をとってみても、どの
科の医師が対応するのか等難し
いと私は考えています。

一見、軽傷と見えても重症の
場合があることに警鐘をならす。


 
 
 
 
 
 
 
 
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