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診療マル秘裏話    Vol.689 平成29年2月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)早期子宮体ガンのホルモン療法でPET で確認し出産
2)狭心症治療で体内溶解性ステントの販売を承認

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 早期子宮体ガンのホルモン療法でPET で確認し出産

 
 
 
 
 
 
 
福井大病院の研究チームは30
日、早期の子宮体ガンのホルモ
ン療法で、体への負担の少ない
新たな画像診断手法により治療
効果を確認した関西在住の女性
(29)が女児を出産したと発表
しました。米国で乳ガン患者に
使う研究が進められていますが、
この診断手法を、子宮体ガンに
適用して出産に至ったのは世界
初ということです。

子宮体ガンは、多くは子宮の
全摘出が必要となりますが早期
の場合はガンを成長させる女性
ホルモン「エストロゲン」を投薬で
抑えるホルモン療法を適用でき
る場合があり、出産を望む患者
さんが利用しています。しかし
治療効果を確認するために子宮
内膜の組織検査が必要とされ、
子宮を傷つけるおそれがある他、
検査の前後に投薬を中断しなけ
ればなりませんでした。

研究チームは検査のリスクを
減らそうと、早期の子宮体ガン
に多い物質と結合する検査薬を
院内で作り陽電子放射断層撮影
装置(PET)でガン細胞が減
っているかを、画像で確認する
臨床研究を実施しました。出産
した女性は、2012年に24
歳で子宮体ガンとの診断を受け、
半年間ホルモン療法を受けまし
た。

確定診断のために初めに一度
は子宮内膜の検査を受けました
が、その後はホルモン治療を続
けながらPET画像による診断
を利用しました。再発すること
なく、1月23日に出産しまし
た。

研究チームの吉田好雄教授は
「ホルモン療法が効果的なガン
を識別し、再発リスクを下げら
れる可能性もある。症例を増や
し、保険適用を目指したい」と
話しました。 会見に同席した
女性は「子どもが本当に欲しか
った。ガンと聞いたときはショ
ックだったが、出産できてとて
もうれしい」と喜びを語りまし
た。

子宮体ガンについて解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 
各停での旅行が確定する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 狭心症治療で体内溶解性ステントの販売を承認

 
 
 
 
 
 
 
厚生労働省はこのほど、心臓
の冠動脈が、狭くなって起きる
狭心症などの治療用に、体内で
溶けてなくなる米アボット社製
のステントの販売を承認しまし
た。溶けるステントは国内初だ
そうです。米欧100カ国余り
で販売されています。

ステントは血管を広げた状態
に保つ筒状の器具です。従来の
製品は金属製で体内に残り続け
ますが新承認のステントは手術
用糸のように溶ける素材ででき
ており、約3年で分解されます。
血管本来の収縮機能を取り戻し
やすいと期待され、製品から溶
け出す薬剤が血管の再狭窄を防
ぐ作用もあります。

臨床試験では不適切な使用が
原因とみられる血栓症の発生率
がやや高い傾向があり、使用法
の講習と、市販後7年間の使用
成績調査が行われるそうです。

冠動脈疾患の検査・治療につい

て解説している動画です。

 
 


 
 
 
蛍光塗料を携行する傾向があ
るとのこと。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
早期の子宮体ガンのホルモン
療法で、体への負担の少ない新
たな画像診断手法により、治療
効果を確認した関西在住の女性
(29)が女児を出産したという
のは、他の子宮体ガンの患者さ
んに大きな希望と福音をもたら
すものと思われます。 ただし
対象が早期ガンであることです
ので、進行ガンでは、ダメでし
ょうか?という質問が沢山くる
ような気がします。 ホルモン
療法であるからこそ早期ガンで
なければならないのではないか
と私は、考えています。そこで
治療をホルモン療法ではなく、
他の治療方法で行ってみると、
この問題は解消する可能性があ
ると考えています。 具体的な
治療法は当クリニックにご足労
頂ければ、ご教示致します。
心臓の冠動脈が、狭くなって
起きる狭心症などの治療用に、
体内で溶けてなくなる米アボッ
ト社製のステントの販売を承認
したのは、画期的な試みと言え
るでしょう。約3年で分解され、
血管本来の収縮機能を取り戻し
やすいと期待され、製品から溶
け出す薬剤が血管の再狭窄を防
ぐ作用もあるということですか
ら、いいことずくめのようです
が、不適切な使用が原因とみら
れる血栓症の発生率がやや高い
傾向があり、使用法の講習と、
市販後7年間の使用成績調査が
行われることでこの傾向が克服
されることを期待したいと考え
ています。

水路が狭窄することで凶作と
なった。笑

 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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