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2022-09-18 17:36:13

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診療マル秘裏話  号外Vol.2274 令和3年11月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)ホウ素中性子捕捉療法のセンター長が、仙台市で講演
2)現代版断食が病気予防や改善効果で科学的根拠

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ホウ素中性子捕捉療法のセンター長が、仙台市で講演

 
 
 
 
 
 
 
 
 中性子を利用したガンの治療
法 「ホウ素中性子捕捉療法」
(BNCT)に取り組んでいる脳神
経疾患研究所付属南東北BNCT研
究センター(郡山市)の高井良
尋センター長は11月23日、仙台
市で講演しました。

 公益社団法人日本放射線腫瘍
学会の主催です。同学会の第34
回学術大会に合わせ、市民公開
講座「コロナ時代の最先端ガン
放射線治療~短期・低侵襲放射
線治療の最前線」の演者の一人
として招かれました。

 高井氏は「中性子捕捉療法の
最前線」と題し、同センターで
昨年6月から始めた保険診療の
主な症例を報告しました。民間
医療機関の施設では世界初とい
う同センターの加速器を用いた
BNCTについて「有効性が高く、
安全な治療が期待できる」と解
説しました。

 BNCT(Boron Neutron Captur
e Therapy)は,中性子とホウ素
の核反応を利用したもので、正
常細胞にほとんど損傷を与えず、
ガン細胞を選択的に破壊する治
療法で、初発・単発ガンのみな
らず、個別臓器に広がったガン
や転移性ガン、難治性ガンにも
効果が期待できます。
 また、通常の放射線治療を行
った後でも治療可能であり、再
発ガンの治療にも効果が期待さ
れるほか、他の治療法とBNCTを
併用することによって治療の効
果がさらに高まる可能性もあり
ます。本治療法は、切開や切除
を行わず低浸襲であり、患者さ
んのQOL (生活の質)向上が大
きく期待されます。

 BNCTの流れについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
 破戒僧が寺を破壊した。 笑

 
 
 
 
 
 
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2】 現代版断食が病気予防や改善効果で科学的根拠

 
 
 
 
 
 
 
 現代版の断食「ファスティン
グ」は、美容や健康への関心の
高まりで注目されています。病
気の予防や改善効果でも科学的
根拠が報告されているというこ
とです。銀座よしえクリニック
都立大院(東京都目黒区)の青
木晃院長に聞きました。

 人は食事から排便までに約12
~72時間かかります。「狩猟の
時代は飢餓と常に隣り合わせで
した。これを乗り切るために、
人の体には消化管が空になると、
内臓や血管などの機能をコント
ロールする自律神経の働きが活
発になる機能が備わっています。
ファスティングはその状態を擬
似的につくる健康法と言えます」
と青木院長は言っています。

 近年、ファスティングはアン
チエイジング医学の分野で注目
されています。細胞のエネルギ
ーとなるミトコンドリアの活性
化や、細胞レベルのデトックス
とも言われ、老化防止に役立つ
「オートファジー機構」の活性
化、成長ホルモンの分泌促進、
細胞の基になる幹細胞を増やす
効果などが生じると考えられて
います。

 ファスティングに関する病気
の予防や改善効果の研究も進ん
でいます。2019年には、過去の
研究の検証から、食間を長く取
る「インターミッテント・ファ
スティング」などの方法で、心
血管機能の改善、肉体的なパフ
ォーマンス向上、糖尿病や肥満
の改善、認知機能の向上が認め
られたと報告されました。

 青木院長は「ファスティング
には、固形物を48時間抜いて自
律神経をリセットする方法や、
糖質過多をリセットする3日間
の糖質(炭水化物)制限、オー
トファジー機構やミトコンドリ
アの活性化など、目的に応じた
方法があります」と説明します。

 水以外を取らないのが最も効
率的ですが、厳格なファスティ
ングは、開始直後に頭痛や動悸
(どうき)などの症状が出たり、
自分流で繰り返すうちに摂食障
害に至ったりする場合もありま
す。医師や専門家の管理下で行
うことが重要となります。

 「ファスティングは生活習慣
病の人に向いていますが、糖尿
病で薬物療法中の人などは低血
糖のリスクもあるため、事前に
主治医に相談してください。ま
た、免疫機能の維持には蛋白質
が必要です。武漢熱が流行して
いる今は慎重に行いましょう」
とアドバイスしています。

 ファスティングについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 
 意地でも今までの経済水準を
維持する。        笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 中性子を利用したガンの治療
法 「ホウ素中性子捕捉療法」
(BNCT)に取り組んでいる脳神
経疾患研究所付属南東北BNCT研
究センター(郡山市)の高井良
尋センター長が11月23日、仙台
市で講演したのは、素晴らしい
企画だと思います。ただ残念な
のは、BNCTが保険適応になって
るのは、「切除不能な局所進行
又は局所再発の頭頸部癌」とい
うことで、更に、中性子線の照
射面積深度などの詳細な条件が
ついていることです。こうした
詳細な条件をクリアーした患者
さんだけが、治療を受けること
ができるのです。
 現代版の断食「ファスティン
グ」は、美容や健康への関心の
高まりで注目されていることは
周知の事実です。病気の予防や
改善効果でも科学的根拠が報告
されているということであり、
そのメカニズムは、ファスティ
ングにより、サーチュイン遺伝
子(長寿遺伝子)が活性化され
ミトコンドリアの働きが強化さ
れることにあると考えられてい
ます。ただ無理な断食は、百害
あって一利なしと考えられるの
で、インストラクターについて
行うことをお勧めします。

 百害あって一利なしの格言に
一理ありと判断する。   笑

 
 
 
 
 
 
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