最近の号外Vol.2264メルマガ

2022-09-06 16:23:42

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話  号外Vol.2264 令和3年11月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)ガン免疫治療薬候補の反応予測を改善するサービス
2)スマホ依存の改善に向けた特定臨床研究を開始

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ガン免疫治療薬候補の反応予測を改善するサービス

 
 
 
 
 
 
 
 創薬・医薬品開発サービスの
米クラウン・バイオサイエンス
は、ガン免疫治療薬候補の反応
予測を改善するサービス「3D
生体外患者組織プラットフォー
ム」を発表しました。新サービ
スは、患者の新鮮な腫瘍試料に
基づく3次元モデルで腫瘍の微
小環境を再現します。ハイコン
テントイメージング解析を使用
して、治療薬に対する腫瘍の反
応、免疫細胞の増殖に及ぼす影
響を高速処理で評価できます。

 難治性ガンオルガノイドを用

いたスクリーニング技術による

新規抗腫瘍薬の開発を解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
 脳梗塞に対して、高速の処置
を行う。         笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 スマホ依存の改善に向けた特定臨床研究を開始

 
 
 
 
 
 
 
 
 東京医科歯科大学は10月12日、
同大の「ネット依存外来」の患
者さんを対象に「スマホ依存」
の改善に向けた特定臨床研究を
開始したことを発表しました。
この研究は、同大、KDDI株式会
社、株式会社KDDI総合研究所と
の共同研究で実施されます。

 「スマホ依存」とは、疾病で
はありませんが、スマートフォ
ンの過剰な利用により、体力低
下、成績が著しく下がるなど、
普段の日常生活に支障をきたし
ているにも関わらず、使用がや
められず、スマートフォンを使
用していないと、イライラし落
ち着きがなくなってしまう状態
のことを指しています。

 KDDIとKDDI総合研究所が以前
に実施したアンケート調査では、
約4人に1人(約25%)がスマー
トフォンの長時間利用に問題を
感じており、その中の約83%が
「スマートフォンの利用を改善
したい」と回答していました。
また、同調査では、全体の約74
%が、睡眠時間の減少、視力の
低下、生活習慣の乱れなどの悪
影響があると回答していました。

 「スマホ依存」は、発達障害、
学校などでのストレス、家庭内
不和などにより引き起こされる
ことがあります。家庭内不和は、
親の過剰な干渉、親子間のコミ
ュニケーション不足による信頼
感の喪失、保護者の育児ネグレ
クトなどが原因で、現状は具体
的な薬による処方の術がなく、
家族支援プログラムといった介
入が主な対処となっています。

 KDDI、KDDI総合研究所、同大
の3者は、2020年8月25日に共同
研究契約を締結し、東京医科歯
科大学のネット依存外来の患者
さんに対する実態調査を通じて、
「スマホ依存」の調査と解明を
進めてきました。ネット依存外
来の患者さんは中高生の子ども
が多いことから、親子間のコミ
ュニケーションを促進し関係を
改善することで、スマートフォ
ン依存軽減の度合いを検証する
研究を実施します。

 研究では、KDDIとKDDI総合研
究所が提供するスマートフォン
アプリ「みまもるZO」を活用し
ます。同アプリは、患者(子ど
も)さん用、保護者用の2つで
構成され、家族ぐるみで適切な
対処法を工夫することで症状や
問題行動の解決を図る家族療法
に基づき、子どものスマートフ
ォン利用状況に応じて保護者用
のアプリに適切なタイミングで
子どもとのコミュニケーション
の取り方を助言するなど、親子
間のポジティブなコミュニケー
ションを促進させるための介入
を行います。アプリの有効性お
よび安全性、および、アプリに
より患者さんのスマートフォン
によるインターネット使用関連
行動の改善が評価されます。

 3者は、共同研究を通じて、
誰もが適切にスマートフォンを
利用できる安心で豊かなデジタ
ル社会の実現を目指す。また、
KDDIグループは、同特定臨床研
究や脳神経科学とAIを活用した
スマートフォン依存の改善・予
防に関する共同研究の結果など
をもとに、医療現場での利用を
想定したスマートフォンアプリ
の2024年度以降の実用化を目指
しています。

 スマホ依存のアプリについて

解説している動画です。

 
 


 
 
 スマートフォン依存の治療に
異存はない。       笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 創薬・医薬品開発サービスの
米クラウン・バイオサイエンス
が、ガン免疫治療薬候補の反応
予測を改善するサービス「3D
生体外患者組織プラットフォー
ム」を発表したのは、素晴らし
い企画です。ガン免疫治療薬、
特に、免疫チェックポイント阻
害剤は、効く人には効くものの
奏効率20~30%しかなく、効果
が期待できない患者さんに高価
な免疫チェックポイント阻害剤
を行うのは、酷ではないかと言
われてきました。生検や手術検
体などの新鮮なガン組織・細胞
さえあれば、免疫チェックポイ
ント阻害剤の反応予測ができ、
効果が期待できる患者さんのみ
に効率的に投与できるというこ
とです。
 東京医科歯科大学が10月12日、
同大の「ネット依存外来」の患
者さんを対象に「スマホ依存」
の改善に向けた特定臨床研究を
開始したことを発表したのは、
素晴らしい企画だと思います。
「スマホ依存」とは、疾病では
ないものの、スマートフォンの
過剰な利用により、体力低下、
成績が著しく下がるなど、普段
の日常生活に支障をきたしてい
るとのことですが、私は、立派
なネット依存の一種だと考えて
います。ネット依存の治療は、
困難を極めることが知られてい
ます。スマートフォンアプリな
どで、普段の行動をある程度、
見直さないと治療は難しいもの
と推測されます。

 過剰なサービスを箇条書きに
する。          笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント