最近の号外Vol.1413メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.1413メルマガ

2019-12-20 23:43:28

カテゴリー:ブログ



 
藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  号外Vol.1413 平成31年2月16日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)東大病院で、心臓病の治療を受けた患者が死亡
2)「花粉症対策に関する意識調査」の結果を発表

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 東大病院で、心臓病の治療を受けた患者が死亡

 
 
 
 
 
 
 
東京大病院(東京都文京区)
で昨年9月にカテーテルを使っ
た心臓病の治療を受けた患者さ
んが、死亡していたことが1月
24日、分かりました。都は同12
月、医療法に基づく立ち入り検
査を実施し、安全が確認できる
までこの治療を中止するよう指
導しました。
同病院によると、死亡したの
は心臓の弁がうまく機能しなく
なった弁膜症の40代男性です。
昨年9月にカテーテルを使って
弁に医療機器「マイトラクリッ
プ」を挿入するため、心臓の壁
に穴を開けようとしたがうまく
できなかったということです。
治療は中断され、男性は容体が
悪化して翌月死亡しました。
マイトラクリップは弁の機能
を改善する新しい治療法で、昨
年4月に保険適用となりました。
東大病院では同7月から実施し、
男性が6例目でした。

マイトラクリップについて解説

している講演動画です。

 
 


 
 
 
医療機器の購入が危機を招く。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 「花粉症対策に関する意識調査」の結果を発表

 
 
 
 
 
 
 
萬祥は1月18日、「花粉症の
対策に関する意識調査」の結果
を発表しました。調査は1月10
日~11日、全国の20代~60代の
男女1,189 名を対象に、インタ
ーネットで行われました。

はじめに、最もつらいと感じる
花粉症の症状を聞いた所、半数
以上が「鼻水」(56.0%)と回答
しました。次いで、「目のかゆ
み」(26.6%)、「くしゃみ」(10
.5%)と続きました。花粉症の対
策としては、「マスクの着用」
が最も多く75.6%。次いで「内
服薬」(56.6%)、「点眼薬」(44
.0%)「点鼻薬」(30.3%)と「薬」
による対策が上位にランクイン
しました。また、その中で最も
効果的な対策を聞くと、「内服
薬」(46.8%)がトップになりま
した。多くの人が「マスク」に
よる対策を講じているものの、
最も効果的な対策は「内服薬」
であることが分かりました。次
に、「薬の副作用により仕事に
支障をきたした経験はあります
か? 」と質問したところ、約半
数の人が「はい」(49.5%)と回
答しました。特に「眠気」(67.
5% )に悩まされる人が多いこと
に続き、「喉の渇き」(16.3%)
や「倦怠感」(10.1%)を感じる
人もいました。医療従事者や運
送業など、眠気などによって重
大事故につながる可能性もある
ことから、薬の服用をためらう
人も多いことが伺えました。

花粉症対策について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
自己中心的な考えから事故を
起こす。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
東京大病院(東京都文京区)
で昨年9月にカテーテルを使っ
た心臓病の治療を受けた患者さ
んが、死亡していたことが1月
24日、分かったのは、残念な事
です。 マイトラクリップとは、
日本で初めての低侵襲な僧帽弁
閉鎖不全症の修復術で、アボッ
ト社が開発したマイトラクリッ
プを利用して施術を行います。
2018年4月に保険償還が得られ
た事で、日本で治療が可能にな
りました。欧州では2008年、米
では2013年に承認を受け、これ
までに50か国以上で6万人以上
の患者さんが、マイトラクリッ
プを用いた治療を受けています。
弁膜症の非侵襲的治療としては、
他に、TAVIがあり、TAVIとは、
Transcatheter Aortic ValveIm
plantationの略語で、日本語で
は「経カテーテル大動脈弁留置
術」または「経カテーテル大動
脈弁植え込み術」と訳されます。
花粉症の治療としては抗ヒス
タミン薬という内服薬を通常は、
使います。 抗ヒスタミン薬の
性状により、低分子のものは、
血液脳関門を通過するために、
眠気等を起こします。一方、高
分子のものは血液脳関門を通過
しないので、眠気等の中枢神経
系の副作用をおこしにくいとさ
れています。現在では、高分子
の抗ヒスタミン薬が主流でなお
かつ、それでも絶対に眠気を起
こさないという保証は、できな
いので、一日一回の内服で就寝
前に内服するという服薬の工夫
を行っています。商品名で言う
とザイザルやビラノアがそれら
の薬に当たります。ただこれら
のお薬を適切に使っても患者さ
んが眠気を訴える場合もあり、
以前の薬で眠気が出たという、
記憶が強烈に残っているので、
今度の薬も副作用が少ないとは、
言え、あるに違いないという思
い込みが激しいためと考えられ
ます。

戦場では、手りゅう弾の使用
が主流となる。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。