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2019-12-01 21:54:06

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診療マル秘裏話  号外Vol.1397 平成31年1月28日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)たばこ喫煙者率調査で、喫煙者は持続的に減少
2)ICUをネットワークでつなぎ、専門医が診療を支援

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 たばこ喫煙者率調査で、喫煙者は持続的に減少

 
 
 
 
 
 
 
たばこを吸う人の割合が減り
続けています。平成が始まった
1989年には男女合計で36%でし
たが、2018年には半分になりま
した。全国たばこ喫煙者率調査
を実施している日本たばこ産業
(JT)は「健康志向の高まり
や、高齢化、喫煙規制の強化、
増税を主因とする値上げなどが
要因」と分析しています。
JTの調査によると、成人の
喫煙者は男女合計で89年の36.1
%から18年は17.9%に。男性は
61.1%から27.8%へと激減しま
した。いずれも調査を始めた65
年以来最低となっています。ピ
ーク時の66年(男女計49.4%、
男性83.7%)からほぼ一貫して
下がり続けています。
原因の一つに、禁煙・分煙の
動きがあります。40年にわたっ
て「嫌煙権運動」を続けてきた
タバコ問題情報センター代表理
事の渡辺文学さん(81)による
と、運動開始当時はほとんどの
公共施設や交通機関はたばこの
規制がありませんでしたが、87
年から鉄道の駅が順次、禁煙化
しました。列車車両の禁煙も進
みました。旅客機も航空各社が
99年以降、全面禁煙にしました。
18年7月に成立した改正健康
増進法は、事務所や飲食店など
多くの人が利用する施設を原則
禁煙としました。 違反者には
罰則があり、学校や病院、行政
機関などの屋内を完全禁煙とす
る規定は19年7月に施行されま
す。より厳しい規制のある受動
喫煙防止条例も、東京都や千葉
市などで制定されました。
渡辺さんは「受動喫煙を何と
かしたいというのが運動当初か
らの願いだった。甘い部分はあ
るが法改正や条例制定ができて
良かった」と話しています。
喫煙者には、値上げも重くの
し掛かります。JTの代表的な
銘柄マイルドセブン(現メビウ
ス)は89年に1箱220円でし
たが、度重なる増税などで現在
は480円となりました。
一方、たばこ大手各社は近年、
加熱式たばこの販売に力を入れ
ています。 「煙の臭いがなく
周囲に迷惑を感じさせ難く健康
リスクを低減させる可能性があ
る」(JT)といい、浸透しつ
つありますが、新たな喫煙者の
獲得につながるかは不透明です。

喫煙率が減っているのに肺ガン

が増えている理由について解説

している動画です。

 
 


 
 
加熱式たばこの浸透に、怒り
心頭。          笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ICUをネットワークでつなぎ、専門医が診療を支援

 
 
 
 
 
 
 
重症患者が入る集中治療室(
ICU)をネットワークでつな
ぎ、遠隔地から専門医が診療を
支援する試みが国内で始まりま
した。診療の質を底上げし医師
の長時間労働の改善にもつなが
るとの期待があり、国も、体制
整備にのり出す方針です。全国
に先駆けて、昨年4月から昭和
大学で実証研究を始めました。
米国で普及する医療機器大手フ
ィリップス社のシステムを日本
貿易振興機構(JETRO)の
支援事業で導入し昭和大学病院
(東京・品川)と同大の江東豊
洲病院を結びます。ICUや救
命救急センターの入院患者約50
人の情報は昭和大学病院の中央
棟の支援センターに集まります。

センターは大嶽浩司・副病院
長が率い、集中治療専門の医師、
看護師、事務職員がスタッフで
す。机上に設置された6枚のモ
ニターに向かい患者さんの状態
をチェックして、必要に応じて
テレビ電話で現場の医師や患者
さんと言葉を交わします。

呼吸数や心拍数などから重症
度をはじき出し、状態の悪い順
に患者さんの情報を表示できま
す。個別のカルテも見ることが
でき、検査結果はグラフで表し、
一目で変化がわかります。ベッ
ド前のカメラをズームアップさ
せれば、傷の具合や呼吸による
胸の動きも見て取れます。

「ICUの中でも患者の状態
は様々。人の目を増やすことで
診療レベルの底上げにつながる」
と集中治療科の小谷透・診療科
長は言っています。診療方針を
決める責任は現場で患者さんを
診ている医師が担います。「現
場が何に困っているかをカルテ
などから読み取り、納得できる
選択肢を示していくことが大切」
とも小谷透・診療科長は言って
います。

厚労省の2017年の調査による
と、国内のICUは712施設
に計6298床です。このほか、心
不全や脳卒中に特化した集中治
療室もあります。大手術を受け
た後に入る例が多く、体の状態
が悪くなりやすい高齢患者さん
の増加で需要はさらに高まりそ
うです。一方、日本集中治療医
学会の専門医は約1600人です。
ICUに専従する専門医は一部
で、夜間休日を中心に専門外の
医師がカバーする施設は少なく
ありません。手術した患者を外
科医が引き続きICUで診るこ
とも多く、長時間労働の原因に
もなっています。

遠隔ICUは、専門医不足の
解決策の一つになりうると期待
されています。厚労省は数カ所
をめどに整備する方針で、来年
度の当初予算案に5億円盛り込
みました。日本集中治療医学会
はこれに先立ち遠隔ICUの委
員会をつくり、患者情報の取り
扱いやシステムの基準などを定
める指針を今年度内にもまとめ
る予定です。

委員長を務める横浜市立大学
付属病院集中治療部の高木俊介
部長は「パイロットを支える管
制塔のような役割として普及す
る可能性がある」と指摘してい
ます。一方、課題として「支援
センターと現場の医療従事者と
の人間関係や責任分担、院外に
個人情報を出す点」を挙げてい
ます。高木さんのグループも横
浜市と来年度の導入に向けて準
備を進めます。支援センターを
院内に設け、市内の3病院とつ
なぐ計画ということです。導入
費を抑えるため、重症度をリア
ルタイムに評価する手法も独自
に開発中です。「コストをどこ
まで抑えられるかも普及の重要
なポイント」と見ています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
不朽の名作の普及を目指す。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
たばこを吸う人の割合が減り
続けていて、平成が、始まった
1989年には男女合計で36%でし
たが、2018年には半分になった
ということです。 全国たばこ
喫煙者率調査を、実施している
日本たばこ産業(JT)は、「
健康志向の高まりや、高齢化、
喫煙規制の強化、増税を主因と
する値上げなどが要因」と分析
していますが、健康志向の高ま
りも、元を正せば、肺ガンや、
喉頭ガン、咽頭ガンでの死亡率
が高まるという事実や、COPD(
慢性閉塞性呼吸器疾患)で禁煙
しても肺機能は元に戻らないと
いう病気の危機意識に端を発し
ていると考えられます。COPDは、
感染症により、どんどん肺機能
低下を余儀なくされるという点
も問題視されたのだと思います。
重症患者が入る集中治療室(
ICU)をネットワークでつな
ぎ、遠隔地から専門医が診療を
支援する試みが国内で始まった
のは、喜ばしい事です。机上に
設置された6枚のモニターに向
かい患者さんの状態をチェック
して、必要に応じてテレビ電話
で現場の医師や患者さんと言葉
を交わし、呼吸数や心拍数など
から重症度をはじき出し、状態
の悪い順に、患者さんの情報を
表示できるということで、個別
のカルテも見ることができ検査
結果はグラフで表し一目で変化
が分かるなんて驚異的と言えま
しょう。ベッド前のカメラをズ
ームアップさせれば、傷の具合
や呼吸による胸の動きも見て取
れるということですから、遠隔
診療もここまで進化したかと、
驚天動地の心境です。

遠隔地の会社の沿革を調べる。


 
 
 
 
 
 
 
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