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2019-11-08 01:05:36

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診療マル秘裏話  号外Vol.1376 平成31年1月4日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)お経を聞くと喪失感の悲しみが癒やされる効果
2)認知機能障害や運動機能障害が生じる原因解明

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 お経を聞くと喪失感の悲しみが癒やされる効果

 
 
 
 
 
 
 
お経を聞くと、喪失感による
悲しみが癒やされる効果がある
とする研究結果を東北大の谷山
洋三准教授(宗教学)らの研究
チームが発表しました。読経を
通じて東日本大震災の被災者の
心のケアに取り組む谷山さんは、
「経験的にお経の効果は感じて
いたが、免疫力の向上やストレ
ス軽減を実証的に確認したのは
初めて」としています。

研究は、ペットを失った経験
を持つ21~72歳の男女36
人を、僧侶の読経を20分間聞
かせるグループと、何も聞かず
に座ったままのグループに分け
て実施しました。質問に答える
と不安の大きさが数値化できる
指標や、ストレスの大きさが分
かる免疫物質の量を測定し読経
前と後の変化を比較しました。

両グループとも読経後に不安
を示す数値が減少しましたが、
お経を聞いたグループの減少幅
は、聞かなかったグループの約
3倍でした。免疫物質の量は、
お経を聞いたグループが約1.5
倍に増え、ストレスが減ってい
たのに対し、聞かなかったグル
ープはほとんど変わりませんで
した。

研究は、同大の講義室にペッ
トの遺影を持参してもらい、ペ
ット葬の動画を約4分間見せた
後に行いました。 読経以外の
要素が影響しないように、線香
やろうそく、お香は使っていま
せん。

観音経の読経の動画です。

 
 


 
 
ヨウ素治療が入る要素がある。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 認知機能障害や運動機能障害が生じる原因解明

 
 
 
 
 
 
 
量子科学技術研究開発機構は
12月8日、日本の特定地域に多
発する認知症患者さんに、認知
機能障害や運動機能障害が生じ
る原因を、解明する研究結果を
発表しました。この研究は量研
放射線医学総合研究所脳機能イ
メージング研究部の島田斉主幹
研究員と篠遠仁上席研究員らと、
三重大学の小久保康昌招教授、
千葉大学大学院医学研究院・神
経内科学の桑原聡教授と共同で
行われたものです。研究成果は、
米国神経学会が発行する科学誌
「Neurology 」オンライン版に
て公開されました。

認知症や筋萎縮性側索硬化症(
ALS)、パーキンソン病(PD )
などの神経難病では、もの忘れ
などの認知機能障害だけでなく、
しばしば運動機能の障害も見ら
れます。しかし、原因について
は未解明な部分が多く、十分に
効果的な治療ができていません。

紀伊半島南部には、ALS に似た
進行性の筋萎縮症、PDに似た運
動機能障害、意欲低下が目立つ
認知機能障害の3症状を特徴と
する認知症が多発しており紀伊
ALS/パーキンソン認知症複合(
紀伊ALS/PDC )と呼ばれていま
す。認知機能障害に加えて運動
機能障害を伴う紀伊ALS/PDC の
原因の解明は、さまざまな認知
症や神経難病の原因解明や治療・
予防の開発にも役立つと期待さ
れています。これまで、主に紀
伊ALS/PDC 患者の死後脳を用い
た研究では、脳内の病理変化と
してタウ蓄積が確認されていま
した。しかし、認知機能障害や
運動機能障害との関連は十分に
は明らかとなっていませんでし
た。そこで、量研で開発した生
体脳で、タウを可視化するPET
技術を用いて、さまざまな症状
を呈する紀伊ALS/PDC 患者さん
を対象にタウ蓄積が多い部位と、
臨床症状との関連を調べました。

その結果、認知機能障害が重度
な紀伊ALS/PDC 患者さんほど、
広範な脳領域にタウが多く蓄積
しておりタウ蓄積量と認知機能
障害の重症度が関連していた事
が分かりました。さらに、錐体
路にタウが多く蓄積している患
者さんでは、ALS 様の運動機能
障害が顕著であることを見出し
ました。

これらの結果は、紀伊ALS/PDC
において、タウの脳内蓄積が多
様な臨床症状に関与している事
を示しています。また、タウの
脳内蓄積を認める、さまざまな
認知症や神経難病において、タ
ウが発症に関与している可能性
をも示唆するものです。研究グ
ループは「今後、脳内タウ病変
を標的とした早期診断・治療に
より、心身機能の低下をもたら
す認知機能障害と運動機能障害、
両者の予防の実現につながるこ
とが期待される」と述べていま
す。

アルツハイマー病について解説

している動画です。

 
 


 
 
定価の低下を期待する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
お経を聞くと、喪失感による
悲しみが癒やされる効果がある
とする研究結果を東北大の谷山
洋三准教授(宗教学)らの研究
チームが発表したのは素晴らし
い業績です。葬式の時、お金を
騙し取られた時などに、お経の
効果が認められるのは当然とい
えましょう。長い年月をかけて
お経の癒す力を、お坊さんが引
きだしたと言い換えることも、
できましょう。そうと分かれば、
ストレスが大きいときに、お坊
さんの読経の声の録音を聞かせ
て頂ければ、癒されて回復が早
くなる見込みが立つことでしょ
う。私など読経の声を聴くだけ
で、眠くなってしまいます。こ
れも癒しの効果でしょうか?
日本の特定地域に、多発する
認知症患者さんに認知機能障害
や運動機能障害が生じる原因を、
解明する研究結果を発表したの
は素晴らしい業績です。認知症
や筋萎縮性側索硬化症(ALS)、
パーキンソン病(PD)等の神経
難病では、もの忘れなどの認知
機能障害だけでなく、しばしば
運動機能の障害も見られるので
すが、その原因については、未
解明な部分が多く、十分に効果
的な治療ができていないという
こでした。今後、脳内タウ病変
を標的とした早期診断・治療に
より、心身機能の低下をもたら
す認知機能障害と運動機能障害、
両者の予防の実現につなげて頂
きたいものです。

予防の実現を呼ぼう!笑

 
 
 
 
 
 
 
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