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2019-03-06 23:08:57

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診療マル秘裏話    Vol.697 平成29年4月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)果物のおかげで人間は大きくて強力な脳を発達
2)飲酒で赤くなる人は、骨粗鬆症の骨折リスク大

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
 
1】 果物のおかげで人間は大きくて強力な脳を発達

 
 
 
 
 
 
 
 
現在最も手軽に食べられるお
やつ、果物のおかげで、人間は
大きくて強力な脳を発達させる
ことができた可能性が高いとの
研究論文が3月27日、発表され
ました。

果物を食べることが、植物の
葉などの最も基本的な食料から
の重要な進歩となり、より大型
の脳を成長させるのに、必要な
エネルギーを提供したと、研究
チームは主張しています。

論文の責任著者で、米ニュー
ヨーク大学(New York Univers
ity )の研究者のアレックス・
デカーシエン(Alex Decasien)
氏は、「このようにして人間は、
これほど非常に巨大な脳を手に
入れ食物の質を大幅に拡大して
今の食事につながっている」と
語りました。

米科学誌「ネイチャー・エコ
ロジー・アンド・エボリューシ
ョン(Nature Ecology and Evo
lution)」に発表された今回の
研究では、霊長類140 種以上の
主食を調査するとともに、霊長
類の食べ物が最近の進化の間に
それほど大きく変化していない
と仮定した。

研究によると、果物を食べる
霊長類は、葉を主食とする霊長
類よりも約25%大きな脳を持っ
ているということです。

より大型の脳は、複雑な社会
集団の中で生存、繁殖する必要
に迫られて発達したとする説が、
1990年代半ばから主流となって
いますが、今回の結果はこの説
に疑問を投げかけています。

集団の中で、生き抜くという
難題は、知能を高める一助とな
った可能性はありますが、霊長
類の社会生活の複雑さと、脳の
大脳皮質(灰白質)の大きさと
の間には何の関連性も認められ
ないと、デカーシエン氏は指摘
しました。

脳の大きさと強く相関してい
たのは果物を食べることでした。

果物などの食物は、葉などの
栄養源よりも豊富なエネルギー
を含んでいるため、より大きな
脳を発達させるのに必要な余剰
エネルギーを生み出します。

同時に果物が実る植物の種類
や、その木が生えている場所、
果実をこじ開ける方法等を記憶
することが、霊長類が大型の脳
を成長させる助けになった可能
性があります。

また、脳が大型なほど、脳の
機能を保つのにより多量のエネ
ルギーを必要とします。

「人間の脳は体重の2%なのに、
全エネルギーの25%を消費して
いるというのは、周知の事実だ」
と、デカーシエン氏は述べまし
た。 「脳は、非常に高くつく
臓器なのだ」とも言っています。

世界一栄養価の高いアボカドに

ついて解説している動画です。

 
 
 


 
 
羞恥心から失敗したのは周知
の事実だ。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 飲酒で赤くなる人は、骨粗鬆症の骨折リスク大

 
 
 
 
 
 
 
 
お酒に弱く、飲むと赤くなり
やすい人は骨粗鬆症による骨折
リスクが大きいとする研究結果
を、慶応大などのチームが3月
27日付の英科学誌電子版に発表
しました。日本人に多いタイプ
の遺伝子の変異によるもので、
変異があると骨折のリスクが約
2.5 倍に高まるということです。

一方で、ビタミンEにより、
骨折を予防できる可能性も分か
りました。チームの宮本健史・
慶応大特任准教授は、「遺伝子
検査をしなくても、酒を飲んだ
際の赤くなりやすさを、骨折リ
スクを測る上での指標の一つに
できる」としています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
化膿している可能性を考える。


 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
現在最も手軽に食べられるお
やつ、果物のおかげで、人間は
大きくて強力な脳を発達させる
ことができた可能性が高いとの
研究論文が発表されたのは偉大
な業績です。 より大型の脳は、
複雑な社会集団の中で、生存、
繁殖する必要に迫られて発達し
たとする説が、1990年代半ばか
ら主流となっていることを考え
れば、コペルニクス的転回と言
っても差支えないと思われます。
誰も思いつかなかったことから
コロンブスの卵のような説とも
言えるでしょう。しかし、果物
を食べる霊長類は、葉を主食と
する霊長類よりも約25%大きな
脳を持っていることが真実です
から、非常に信憑が高いと言え
ましょう。
お酒に弱く、飲むと赤くなり
やすい人は骨粗鬆症による骨折
リスクが大きいとする研究結果
が出たのは、喜ぶべきことでし
ょう。お酒に弱い人が、骨折し
にくくするために、適度な運動
と適切な栄養摂取と深い睡眠が
必要であると思います。こうし
た生活習慣の改善で、遺伝子の
変異の悪影響を予防していく事
こそが、遺伝子解析を生かす道
ではないかと考えています。一
方で、ビタミンEにより、骨折
を予防できる可能性も指摘され
ている訳ですから、お酒に弱い
人は、ビタミンEを過剰摂取に
ならない程度に摂取することが
望ましいと言えるでしょう。

私的で至適な指摘。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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2019-03-06 01:04:51

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診療マル秘裏話    号外Vol.1165 平成30年5月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)遺伝子検査で治療薬選択で癲癇薬の副作用半減
2)青森県認定減塩商品を扱い脱短命県活動に協力

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
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さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 遺伝子検査で治療薬選択で癲癇薬の副作用半減

 
 
 
 
 
 
 
 
遺伝子検査に基づいて治療薬
を選択することで、てんかん薬
の副作用で起こる発疹を半減す
ることができたとする研究結果
を、理化学研究所などのチーム
が発表しました。

てんかん治療薬カルバマゼピ
ンは広く使われていますが、一
部の調査によると服用した患者
さんの3.4~5.1%で皮膚や粘膜
などの発疹の副作用が起きてい
ます。その一部は重症化し死亡
例も出ています。

理研と国内36病院などのチー
ムは2012年1月から2014年11月
までの間に、てんかん患者さん
1130人に遺伝子検査を実施しま
した。特定の型の遺伝子をもつ
198人はカルバマゼピンとは
別の治療薬を、残りの患者はカ
ルバマゼピンを使用しました。
その結果、追跡した8週間に発
疹を発症したのは全体の2%の
23人でした。遺伝子検査をせず
この薬を投与していた調査のデ
ータと比較すると、発症率を41
~61%減少させました。

理研のチームは11年、この遺
伝子をもつ日本人患者さんはも
たない患者さんに比べ、カルバ
マゼピンの副作用の発疹が9.5
倍起こりやすいことを報告して
いました。理研の莚田泰誠むし
ろだたいせいグループディレク
ターは「診断薬を開発し、保険
収載を目指したい」と話してい
ます。

遺伝子検査について解説してい

る動画です。

 
 


 
理研が持っている利権。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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2】 青森県認定減塩商品を扱い脱短命県活動に協力

 
 
 
 
 
 
 
 
青森市大野のスーパー「カブ
センター大野店」。カップ麺の
売り場には数多くのカップラー
メンやカップ焼きそばが積み上
げられていました。チラシの目
玉商品ともなれば、老若男女の
客が大量に買っていくといい、
副店長の兵藤大樹さんは「箱買
いしていく人も珍しくない」と
話しています。

同店はカップ麺だけで約14
0種類を取りそろえています。
それでも、新製品が間に合わな
いと、「テレビCMで見た製品
が置いていない」とクレームの
電話がかかってくることもある
ということです。

一方で、カブセンターは県が
認定する減塩商品「できるだし」
を扱い脱短命県の活動にも協力
しています。食育の一環として
の取り組みですが、カブセンタ
ーを運営する紅屋商事販売促進
課の竹谷美穂さんは「スーパー
の食育は『足す』ことが基本」
と話しています。例えば、減塩
のためにカップ麺を買わないよ
うにするのではなく、カップ麺
を食べたらバランスをとるため
に野菜も足しましょう、という
具合です。竹谷さんは「お客さ
んに健康になってもらいながら、
商品も売れるのが一番良い」と
話しています。

総務省の家計調査品目別都道
府県庁所在市及び政令指定都市
ランキング(2015~2017年平均)
によると、青森市は1世帯(2
人以上)当たりのカップ麺購入
金額は6322円、購入数量は5950
グラムで、ともに全国1位です。
そのほか、塩干魚介やチューハ
イ・カクテルも購入金額、数量
ともに全国1位で、炭酸飲料、
果実・野菜ジュース、コーヒー
飲料は購入金額1位です。

一方で、青森県の体格指数(
BMI)は、男女ともに全国平
均を上回り、肥満傾向がありま
す。1日の平均歩数も全国平均
以下です。これらのデータから
は、カップラーメンやジュース、
炭酸飲料が大好きですが、運動
不足で太り気味という青森県民
の姿が浮かんできます。

このようなライフスタイルと
の関係ははっきりしませんが、
青森県はガンの年齢調整死亡率
や糖尿病死亡率が全国ワースト
ワンです。 塩分摂取量も全国
平均を上回り、喫煙率は男女と
もに全国2位の高さです。結果
として平均寿命が最も短い「短
命県」となっています。

脱短命県に取り組む弘前大学
医学部の中路重之特任教授は「
塩分摂取量や運動、肥満の割合
など様々な指標で青森県は長寿
県に負けている。ただ、それら
はあくまで『枝葉』の問題で、
重要なのは根本にある原因に目
を向けることだ」と指摘してい
ます。中路特任教授は短命県の
根本原因を「ヘルスリテラシー
(健康教養)の低さ」と分析し
ています。「一人ひとりが賢く
ならないといけない」として、
大人も含めた健康教育を充実さ
せる必要性を訴えています。

青森県はなぜ早死にするのかに

ついて解説している動画です。

 
 


 
 
町政の調整を行う。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
遺伝子検査に基づいて治療薬
を選択することで、てんかん薬
の副作用で起こる発疹を半減す
ることができたとする研究結果
を発表したのは偉大な業績です。
遺伝子検査さえ行えば、副作用
を半減できる訳ですから、こん
なに簡単な副作用回避法はない
と思われます。ただ遺伝子検査
の結果を患者さんに信用して頂
くことと、遺伝子検査をしても、
副作用が出てしまった患者さん
のケアーをきっちり行うことが
重要であると思われます。
「スーパーの食育は『足す』
ことが基本」と話していて、例
えば、減塩のためにカップ麺を
買わないようにするのではなく、
カップ麺を食べたらバランスを
とるために野菜も足しましょう、
という具合ということですが、
足す以外にも引くという方法も
あるように思います。カップ麺
だけではなく、即席食品につい
ては、添加物がてんこ盛りです。
某パンメーカーの社長は、お客
さんに販売しているパンを食べ
ないとされています。自分が食
べないような、添加物まみれの
パンを消費者に押し付けないで
欲しい、添加物は最小限にして
頂きたい(製品から添加物を引
く)と切に願う次第です。

添加物まみれの食品の天下と
なる。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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