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2019-03-12 00:39:47

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診療マル秘裏話    号外Vol.1170 平成30年5月8日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)白髪染め商品から発ガン性物質ホルムアルデヒド検出
2)医師が通常より3倍多く配置された精神科病棟

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 白髪染め商品から発ガン性物質ホルムアルデヒド検出

 
 
 
 
 
 
 
化粧品メーカー「サンパルコ」
(京都市)は13日、大創産業
(広島県東広島市)が全国展開
する100円ショップ「ダイソ
ー」で販売している白髪染め「
エバビレーナ白髪タッチ」の3
種類の商品から、化粧品への使
用が禁止されている発ガン性物
質ホルムアルデヒドが検出され
たとして自主回収を始めたと発
表しました。

商品はサンパルコが台湾企業
に生産を委託し、2012年12月以
降、約3150店舗で計約200万
個が販売されました。サンパル
コは「健康被害の報告はないが、
ただちに使用を中止してほしい」
としています。

今年3月中旬に同社製品の成
分表示に誤りが見つかり、同社
が調査しました。他に成分表示
の誤りが見つかった75品目の化
粧品も自主回収します。問い合
わせは、サンパルコお客様相談
室(0120・434・332)。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
改修をする前に自主回収した。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 医師が通常より3倍多く配置された精神科病棟

 
 
 
 
 
 
 
医師が通常より3倍多く配置
された精神科の病棟では、患者
さんが約3か月を超えて入院す
るリスクが2割下がるとの分析
結果を、医療経済研究機構など
が発表しました。

医師が多いほど治療効果が高
まり、入院期間の短縮につなが
るとみて、医師を手厚く配置し
やすくする体制作りの必要性を
訴えています。成果は国際医学
誌電子版に掲載されました。

精神科の医師配置に関する国
の基準は、入院患者48人に対し
1人です。 一般の病棟の入院
患者16人に対し1人より手薄に
なっています。

同機構の元主任研究員で東京
都医学総合研究所主席研究員の
奥村泰之さんらは、精神症状が
悪化した患者さんに、集中的な
治療をする病棟で、患者さん16
人に1人と一般の病棟並みに、
医師を手厚く配置すると、診療
報酬が高くなる仕組みに着目し
ました。レセプト(診療報酬明
細書)の情報を集め、2014年10
月から1年間に入院した患者さ
んの状態を手厚い病棟と基準通
りの病棟で比べました。約2万
5000人分を調べました。

その結果、手厚い病棟では入
院日数が90日超となる割合が約
17%で、基準通りの病棟より約
4ポイント低く、リスクは21%
下がっていました。また手厚い
病棟のほうが、退院から90日以
内に再入院する割合も低く退院
後に経過をみるため外来を受診
する割合は高いと言う結果がで
ました。

研究チームは、手厚い病棟の
方が1人の患者さんに長い時間
をかけての問診などきめ細かな
診療が可能で、薬の調整などに
よる治療もよりうまくいき患者
さんの満足度も高まっている可
能性があるとみています。

精神科医も病むのかという問い

に答えた動画です。

 
 


 
 
町政の意見を調整した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
白髪染め「エバビレーナ白髪
タッチ」の3種類の商品から、
化粧品への使用が禁止されてい
る発ガン性物質ホルムアルデヒ
ドが検出されたとして自主回収
を始めたと発表したのは、由々
しきことです。 シックハウス
症候群で有名なホルムアルデヒ
ドが、化粧品に混入するなど、
あってはならぬことと考えられ
ます。台湾企業に生産を委託し
などと責任転嫁をしていますが、
海外企業に委託するなら、もっ
と厳格に品質を監視していない
といけないと思います。化粧品
でも、医薬品でも自主回収する
ような品物は、欠陥商品です。
それが人の身体に害を及ぼすと
なれば、なおのこと管理責任が
問われることでしょう。
医師が通常より3倍多く配置
された精神科の病棟では、患者
さんが約3か月を超えて入院す
るリスクが2割下がるとの分析
結果を、医療経済研究機構など
が発表したのは喜ばしいことで
す。手厚い医療を施せば、一見
効果がなさそうに見える精神科
の医療も見違えるようになると
いうことでしょう。精神を病ん
だ患者さんは、肉体を病んだ患
者さんに比べて、大変手がかか
ることは誰の目にも明らかです。
私は、悪性リンパ腫や急性リン
パ性白血病の治療で、副腎皮質
ステロイドホルモンを使った時
に起こるステロイド精神病の方
を見たことがあります。女性は、
口にルージュを塗りたくって、
ストリーキングをしていて男性
は医師に向かって刃物を振るい
「殺してやる」と言っていまし
た。どれだけ手がかかるか皆様
もご想像頂けますね。

委託の失敗は痛くない。笑

 
 
 
 
 
 
 
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職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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