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2019-03-09 01:15:00

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診療マル秘裏話    号外Vol.1167 平成30年5月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)認知機能低下等改善の新リハビリ 治療システムを開発
2)長期ストレスを段階別に高精度に推定する技術

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 認知機能低下等改善の新リハビリ 治療システムを開発

 
 
 
 
 
 
 
 
現実世界と仮想の映像を組み
合わせたMR(複合現実)技術を
使い、認知機能の低下や高次脳
機能障害を改善する新たなリハ
ビリ治療システム「リハまる」
を開発したと、関西医大の長谷
公隆教授らのチームが4月12日、
発表しました。

ゲーム感覚で患者さんがリハ
ビリを続ける意欲を保ち、難易
度を自由に調整して機能回復の
程度に合わせた内容を提供する
ことで、高い効果が期待できる
としています。

システムはマイクロソフトの
ゴーグル型端末「ホロレンズ」
を眼鏡のように装着し現実世界
に浮かび上がる映像の球体に順
に触れるゲームなどを通じて脳
を働かせ体を動かす仕組みです。

ホロレンズの体験動画です。

 
 


 
 
 
早着して、装備を装着する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 長期ストレスを段階別に高精度に推定する技術

 
 
 
 
 
 
 
日本電気(NEC )は4月6日、ウ
ェアラブルセンサを用いて取得
した生体情報から従業員の長期
ストレスを、段階別に高精度に
推定する技術を開発したことを
発表しました。従業員の心身の
健康を維持、向上させることで
企業の生産性を高めることは、
企業経営の上で大きなテーマと
なっています。従業員の心身不
調の主な要因のひとつに、長期
的なストレスの蓄積があります。
組織や、従業員の健康管理上、
長期ストレスの程度を雇用者や
従業員本人が常日頃から把握し、
対処していくことは極めて重要
ですが、客観的に捉えることは
容易ではありません。

長期ストレスを把握する方法と
して最も一般的なアンケートは、
数か月ごとの定期的な状態把握
には有用ですが、回答者に負担
がかかるなど頻繁に実施する事
は難しいとされています。また、
ウェアラブルセンサから取得す
る生体情報を用いて、高ストレ
ス者と低ストレス者を二段階で
分別する技術では、高ストレス
の兆候を検知することはできま
せん。

このたびNEC が開発した技術は、
心理学の知見から新たに見出し
た生体情報の特徴を用いて段階
別に、高精度な長期ストレスの
推定を可能にするものです。

リストバンド型ウェアラブルセ
ンサで取得した生体情報から、
長期ストレスを精度よく推定す
るために、今回「一時的に大き
なストレスを受けると、その後
些細なこともストレスと感じて
しまう」という心理学の知見を
導入し、これを反映できるよう
な長期ストレスの微細な差異を
表す”生体情報特徴量”を考案し
ました。これにより、生体情報
による推定で、アンケート結果
に相当する細かで高精度な長期
ストレス認識を実現します。

また、心理学の知見を用いて、
1ヶ月単位の長期間にわたり生
体情報の特徴に変化がない場合
と、その期間中に大きなストレ
スを感じて変化がある場合を区
別します。生体情報の特徴に両
者に違いがみられなくても時間
経過による変化をとらえること
によって、長期ストレスの細か
な差異を測定できます。 その
結果、高ストレスの兆候を含め
高精度に把握できるようになり
ます。

今回、リストバンド型ウェアラ
ブルセンサを使いて、この技術
をNEC 社内で検証したところ、
従来技術と比べて、より正確に
長期ストレスを推定できたとい
うことです。また、アンケート
によるストレス値と比較したと
ころ、平均誤差±3.3で 、高精
度に長期ストレスを推定できる
ことを確認したということです。
これは、高低2段階しか区別で
きなかった従来技術に対し、本
技術では高ストレスの兆候を含
めて6段階まで区別できること
に相当するということです。

なお、同社はこの成果の一部は、
3月20日〜23日に東京電機大学
東京千住キャンパスにて開催さ
れた「2018年電子情報通信学会
総合大会」において、3月22日
に発表されました。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
皇帝が、高低2段階の官僚に
支配される。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
現実世界と仮想の映像を組み
合わせたMR(複合現実)技術を
使い、認知機能の低下や高次脳
機能障害を改善する新たなリハ
ビリ治療システム「リハまる」
を開発したと発表したのは偉大
な業績です。認知機能の低下や
高次脳機能障害を改善するリハ
ビリは難しく、このようなシス
テム化がなされるのは、極めて
困難と考えられてきました。し
かし、コロンブスの卵のように
だれも考えていなかった、複合
現実技術を使って実現したのは
喜ばしい限りです。
ウェアラブルセンサを用いて
取得した生体情報から従業員の
長期ストレスを、段階別に高精
度に推定する技術を開発した事
を発表したのは素晴らしい業績
です。リストバンド型ウェアラ
ブルセンサを使いて、この技術
をNEC 社内で検証したところ、
従来技術と比べて、より正確に
長期ストレスを推定できたとい
うことや、アンケートによるス
トレス値と比較したところ平均
誤差±3.3で 、高精度に長期ス
トレスを推定できたことを確認
したそうですから、驚き桃の木
山椒の木です。

懸賞金の支払いの検証を行う。


 
 
 
 
 
 
 
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