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2018-11-01 00:26:11

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診療マル秘裏話   Vol.679 平成28年12月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)内臓脂肪体積を推定可能なシステム搭載の体組成計
2)人工知能で恐怖を感じた記憶をなくす事に成功

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 内臓脂肪体積を推定可能なシステム搭載の体組成計

 
 
 
 
 
 
筑波大学は、11月16日、内臓
脂肪体積をCTやMRI などの高価
な機器を用いることなく推定で
きるシステム(推定式)を開発
したと発表しました。この研究
は、同大学体育系の田中喜代次
教授、辻本 健彦特任助教らの
研究グループと、エレコム株式
会社および株式会社THF (筑波
大学発研究成果活用企業)との
共同研究によるものです。この
システムを家庭用に初めて搭載
した家庭用体組成計は12月上旬
にエレコムから発売されます。

内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ
て脂肪の合成や分解、生理活性
物質の産生が活発であり、特に
代謝に悪影響を及ぼす生理活性
物質の産生が顕著であることか
ら、メタボリックシンドローム
の主要な危険因子である事が知
られています。内臓脂肪の定量
化においてはMRI を用いた複数
の腹部断面画像により内臓脂肪
量を体積で評価する方法が着目
されていますが、一般的な利用
が難しいという課題があります。

研究グループは、20~70歳の
男女を対象にデータ収集を行い、
生体電気インピーダンス法によ
る抵抗値より内臓脂肪レベルお
よび体組成を推定するシステム
を開発しました。 対象者は、
性別や年齢層、体格を考慮して
募集されました。

内臓脂肪体積の評価に際して
は、MRIを用いて、腹部を1cm厚、
1cm間隔で断面画像撮影、腹腔
内脂肪の下端から、上端まで(
最大で24枚)を積算しました。
その他に、体脂肪率や骨格筋率、
骨塩量は、二重エネルギーX線
吸収法を用いて測定しました。
身体の抵抗値は、体重計型の4
端子法による抵抗値測定器を用
いて測定しました。これらのデ
ータから多変量解析を用いて、
内臓脂肪レベルと体組成指標を
推定する式を作成しました。

その結果、内臓脂肪レベルに
おいてはr=0.8 以上の高い相関
を持つ推定式が得られ、その他
の体組成指標においても良好な
精度を有する推定式が見出され
ました。更に、これらの「推定
式」が搭載された家庭用体組成
計の開発・販売が実現しました。

製品は「HELLO(TM)体組成計」
(HCS-FS01シリーズ)。体重、
内臓脂肪レベル、BMI 、体脂肪
率、骨格筋率、骨量、基礎代謝
の7項目が測定できます。体重
の変化が詳細に把握できるよう
に、50グラム単位の精密な測定
が可能。無料の専用アプリを使
ってスマートフォンやタブレッ
トで過去のデータを含めて管理
することができるとしています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
商才の詳細を語る。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 人工知能で恐怖を感じた記憶をなくす事に成功

 
 
 
 
 
人工知能(AI)を使って人の
脳活動を制御する訓練をする事
で、恐怖を感じたときの記憶を
無意識のうちになくす事に成功
したと、国際電気通信基礎技術
研究所(京都府)などのチーム
が22日、発表しました。

災害や戦争に伴う心的外傷後
ストレス障害(PTSD)の治療に
応用できる可能性があります。
一方で人々の洗脳に悪用される
恐れもありチームは「生命倫理
の有識者と慎重に使い方を検討
する」としています。

男女17人を対象に実験。赤色
など特定の色の図形を見たとき
に、弱い電流を手首に流すとい
う方法で実験参加者に恐怖記憶
を植え付けました。

その後、自分の脳活動を制御
する訓練をしてもらいました。

人工知能が活躍する未来につい

て解説している動画です。

 
 


 
 
 
対象を隊商の大将に限る。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
内臓脂肪体積をCTやMRI など
の高価な機器を用いることなく
推定できるシステム(推定式)
を開発したと発表したのは、素
晴らしい業績です。 内臓脂肪
は、皮下脂肪に比べて、脂肪の
合成や、分解、生理活性物質の
産生が活発であり、特に代謝に
悪影響を及ぼす生理活性物質の
産生が顕著であることから、メ
タボリックシンドロームの主要
な危険因子である事が知られて
います。また運動によって皮下
脂肪に比べて、内臓脂肪が消費
されやすいことも知られていま
す。内臓脂肪体積がたくさんあ
ると推定された場合、運動によ
って解消するよう指導するのが
妥当であると思います。そうし
た指導が行われず、放置された
場合に、メタボリックシンドロ
ームから重篤な脳血管障害や、
重篤な心疾患に移行することが
危惧されます。
人工知能(AI)を使って人の
脳活動を制御する訓練をする事
で、恐怖を感じたときの記憶を
無意識のうちになくす事に成功
したのは、喜ばしいことです。
PTSDの治療の手段として、ミノ
マイシンが知られていますが、
薬剤を用いずとも、人工知能を
使うことで目的が達成されたの
なら、薬剤の副作用を考慮しな
くても良い分、素晴らしいと言
う他ありません。 戦争による
PTSDの後遺症に苦しむ元軍人達
にとっては、希望の光が見えた
と言っても過言ではないと思い
ます。

器具が壊れることを危惧した。


 
 
 
 
 
 
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