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2018-10-31 01:30:02

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診療マル秘裏話   号外Vol.1057 平成29年12月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)睡眠の必要性、睡眠中の身体変化は不明のまま
2)世界認知症患者は5千万人毎年約1千万人新発症

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 睡眠の必要性、睡眠中の身体変化は不明のまま

 
 
 
 
 
 
なぜ人間は、眠るのか。寝て
いる間に体の中で何が起きてい
るのか。実はいまだによくわか
っていません。

「説明しうる新たな仮説は出
ている」と話すのは筑波大国際
統合睡眠医科学研究機構の桜井
武教授です。 仮説の一つが、
睡眠中に脳の老廃物が掃除され
ているという説です。「グリン
パティック・システム」と言わ
れています。

全体の20~25%のエネル
ギーを使う脳は老廃物も多く出
ます。その除去作業は睡眠中ほ
ど活発ということです。睡眠中
のマウスの脳では、老廃物を洗
い流す体液の通り道が覚醒時よ
り6割広がっていました。米国
のチームが2013年に米科学
誌サイエンスに発表しました。
桜井さんは「店が営業を終えて
から掃除するイメージ」と言っ
ています。

ほかに、膨大な情報を受け取
る脳では、睡眠中に増えすぎた
不要な神経細胞同士の結びつき
を整理し、情報処理に最適な状
態に整えているなどの説もあり
ます。

謎の多い睡眠ですが、眠らな
いと体に変調をきたすのは確か
です。1960年代、米国の高
校生は不眠記録に挑戦しました。
研究者立ち会いのもと11日間
寝ずに過ごす中で、妄想や記憶
障害など様々な不調がみられた
ということです。

睡眠の重要性について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
不調な身体に符牒を合わせる
が如く、精神に不調を来す。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 世界認知症患者は5千万人毎年約1千万人新発症

 
 
 
 
 
 
世界保健機関(WHO )は12月
5日、世界の認知症患者は世界
に推計5千万人おり、毎年約1千
万人が新たに発症するなど増加
傾向にあると発表しました。20
30年には8200万人、50年には1
億5200万人に達する可能性があ
り、WHO は「国際公衆衛生上の
優先事項として、各国で協力し
て対処する必要がある」と指摘
しています。

認知症は、本格的な高齢社会
を迎えた日本でも深刻化してい
ます。厚生労働省によると、65
歳以上の認知症患者さんは12年
に462万人で、25年には約700万
人に増える見通しです。

2015年の予測では、2050年の

認知症患者数は、一億3200万人

と予測されていたようです。そ

の予測を2000万人上回っている

ということですから、将来は、

もっと増える気がします。認知

症の将来について予測している

動画です。

 
 


 
 
有線放送を優先事項とする。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
睡眠の必要量は、個人差があ
り、短時間睡眠でもOKな人を、
ショートスリーパーと言います。
なぜそんなに必要とされる睡眠
時間が人によって違うのかよく
分かっていません。確かに動物
特に草食動物は、肉食動物から
の攻撃を恐れて、極端に睡眠が
少ないと言われています。草食
動物は、立ったまま眠ることが
できますが、人間の場合、立っ
たまま眠るのは困難であると言
えるでしょう。ただ人類は沢山
の困難な課題に立ち向かわなく
てはならなくなり、ショートス
リーパーが活躍する時代が来る
ような気がします。
世界の認知症患者は、世界に
推計5千万人おり、毎年約1千万
人が、新たに発症するなど増加
傾向にあると発表したのは本当
に由々しき問題です。認知症は、
進行してしまうと元に戻りませ
ん。認知症が進行するのを遅ら
せることは、できますが根本的
な治療は、現在の所、確認され
ていません。そのため軽度認知
症の段階で発見して、治療を行
って、本格的な認知症にならな
いようにするのが、現在の所、
ベストな治療と言えましょう。
軽度認知症であれば、認知機能
がある程度、改善することは、
良く知られています。

草食動物を電飾で装飾する。


 
 
 
 
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