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診療マル秘裏話 Vol.514 平成25年10月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1) ノロウイルス胃腸炎の予防ワクチンの臨床試験結果
2)統合失調症薬の種類や投与量を減らすツール

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】ノロウイルス胃腸炎の予防ワクチンの臨床試験結果

 
 
 
 
 
武田薬品工業は、7日、ノロ
ウイルス胃腸炎の予防ワクチン
の臨床試験結果を米国感染症
学会週間で報告したと発表しま
した。それによると急性胃腸炎
の発現減少といった、主要評価
項目は未達でしたが、副次項目
の嘔吐や下痢の減少率は優れた
成績を得られました。同社では
今回の結果を踏まえ、開発最終
段階の第3相臨床試験の実施を
検討します。

学会報告したのは第1/2相
試験の結果で、18―50才の
健康成人98人に投与しました。
ワクチン接種群はプラセボ接種
群と比較して胃腸症状の発現の
減少を示したものの、統計学的
な有意差はありませんでした。
嘔吐・下痢の発現率はワクチン
接種群が20%、プラセボ群が
41・7%と有意な減少を示し
ました。

開発しているのは、胃腸炎を
頻繁に引き起こす2つの遺伝子
型に対する、2価ノロウイルス
ワクチンです。昨年武田薬品が
買収したリゴサイト・ファーマ
シューティカルズ社が創製した
もので、同ワクチンの開発では、
世界で最も先行しています。

ノロウイルスの基礎知識に関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
潜航した潜水艦が、先行して
出撃した。笑

 
 
 
 
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2】統合失調症薬の種類や投与量を減らすツール

 
 
 
 
国立精神・神経医療研究セン
ターは10月4日、多剤かつ大量
に抗精神病薬が投与されている
統合失調症患者さんについて、
症状の安定を維持したまま薬の
種類や投与量を減らすためのツ
ール「SCAP法による抗精神病薬
減量支援シート」を開発し公開
しました。エクセルファイルに
現在の投与量を入力すれば、
自動的に1週間もしくは2週間毎
の減量限界量を表示する仕組み
になっています。精神保健研究
部の山之内芳雄氏らが手掛けま
した。

このツールで採用した減量法
であるSCAP法は、「Safety Cor
rection of Antipsychotics Po
ly-pharmacy andhi-dose法」の
略で安全性と効果の両方を確保
できます。
減量は状況に応じて毎週もし
くは2週に1回行います。1回当
たり1剤を減量し、その量は、
減量限界量以内に収めるのが、
ポイントです。
投薬量を維持したり、逆に元
通りに、増量したりすることも
可能としています。減量期間は
3―6カ月です。基本的に、新規
薬剤への切り替えや上乗せをし
ません。SCAP法の有効性につい
ては、163 人を対象とした臨床
試験で、忍容性のほか、安全性
と効果を減量前と同等に維持で
きることが確認されています。

向精神薬の減量の効果について

の動画です。この動画中の減量

をしてくれる信頼できる医師が

使っているのが、SCAP法である

と思います。



 
 
 
 
大正生まれの大将が対象とな
って臨床試験を行う。笑

 
 
 
 
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編集後記

武田薬品工業は、最先端のノ
ロウイルスのワクチンを開発し
た会社を買収したことが分かり
ます。日本でも冬場寒い時期に
インフルエンザと時期を前後し
て流行するため、ワクチンの
接種が望まれるところです。
精神神経科で統合性失調症と
診断されるとたくさんの薬剤が
処方される傾向にあります。こ
れらの薬剤を減量するためのツ
ールが発表されたのは、非常に
喜ばしいことといえましょう。

原料を減量する。笑

 
 
 
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