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2015-09-22 10:20:57

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診療マル秘裏話 号外Vol.162 平成27年2月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)長時間親子で一緒に過ごすことの重要性
2)地域包括ケアシステムの構築と住民参加

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 長時間親子で一緒に過ごすことの重要性

 
 
 
 
 
東北大学は2月4日、同大加齢
医学研究所・認知機能発達
(公文教育研究会)寄附研究
部門の竹内光准教授・川島隆太
教授らグループが、長時間親子
で一緒に過ごすことが脳の発達
性変化や言語理解機能に好影響
を与えていることを明らかにし
たと発表しました。この研究で
は、小児の縦断追跡データを用
いて、日々の生活で親子がどの
くらいの時間、共に過ごすかが、
数年後の言語理解機能や脳形態
の変化にどのように関連してい
るかを解析しました。その結果、
長時間親子で過ごすことが、脳
の右上側頭回の発達性変化や
言語理解機能に好影響を与えて
いることが明らかになったとい
うことです。
今回の研究では、悪性腫瘍や
意識喪失を伴う外傷経験の既往
歴などがない健康な小児262名
(5~18歳)に対し、生活習慣
の調査や知能検査、MRI撮像を
実施しました。平日と休日に、
親子が一緒に過ごす平均時間と、
言語理解指数という標準的知能
テストの四大因子の1つ、脳の
局所の灰白質濃度の関連を解析
しました。 その結果、長時間
親子で過ごすことが、高い言語
理解指数と関連していることが
明らかになったということです。
更に、親子でさまざまな内容
の会話をより多く持つことが、
親子で過ごす時間と同じように、
言語性理解指数や右上側頭回の
局所灰白質濃度の横断的関連と
縦断的変化への関係を示すこと
も分かりました。
今回の知見により、発達期の
親子での相互作用が子供の言語
発達に重要であることが示唆さ
れました。この結果は、脳画像
解析、大規模なデータ、数年の
期間をおいた縦断解析といった
手法を用いて、発達期の親子の
相互作用の言語機能などへの好
影響の神経メカニズムを新たに
明らかにした点などから、これ
までにない画期的な研究成果と
して、米神経科学雑誌「The
Journal of Neuroscience」に2
月4日付で掲載されました。

親子で過ごすコミュニティーに

関する動画です。



 
 
 
 
 
基幹産業の医療機関への働き
かけ期間。笑

 
 
 
 
 
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2】地域包括ケアシステムの構築と住民参加

 
 
 
 
 
 
地域包括ケアシステムの構築
と住民参加をテーマにしたシン
ポジウムが3日、都内で開かれ
ました。基調講演と事例報告、
パネル討論が行われた中で、
地域包括ケアは介護・医療者が
中心の取り組みではなく、地域
で生活する住民を主体に据えた
地域づくりであることが強調さ
れました。
国際医療福祉大学の高橋鉱二
教授は、地域包括ケアシステム
をめぐり「住民サービスと介護・
医療サービスを分けてはいけな
い。生活する住民を前提に考え
ることが必要」とケアの主体性
を訴えました。その上で「地域
包括ケアのベースは住まい」と
の考えを示し、「既存の価値を
維持していると成り立たない。
ケアとエンドオブライフ(終末
期)をセットにして、われわれ
の生活の集大成として考えなけ
ればいけない」と述べています。
要介護認定率が低下した和光市
の事例を挙げ、「住民が元気に
社会参加する地域をつくると、
介護度が下がる」として、地域
づくりの重要性を強調しました。
南砺市民病院(富山県)の南
眞司前院長は、南砺市における
地域包括ケアの取り組みを紹介
しました。家族の絆を構築する
ため介護を家族の義務から解放
するという、基本認識の一致が
必要として、地域を基盤とする
ケア構築の重要性を訴えました。
地域包括ケアは、地域住民を
巻き込んだ地域づくりとの考え
を示し、首長による規範統合や
指導者の存在、専門職や地域
住民の参加が必要としています。
東京都武蔵野市の笹井肇健康
福祉部長は、地域包括ケアを、
「まちぐるみの支え合いの仕組
みづくり」と位置づけ、重度要
介護状態となっても住み慣れた
地域で暮らしを続けられるよう
尊厳を維持し、高齢者のQOLと
居宅生活の限界点を高める目標
を紹介しました。
パネル討論では、高橋氏が
「家族を前提とした在宅ケアか
ら単身の在宅ケアに変わってき
ている」と高齢単身者の増加を
問題提起しました。笹井氏は、
「同居でも2世帯住宅で玄関が
別など、独居には外形的な一人
暮らしと自主的な一人暮らしが
ある」と指摘しています。同居
している高齢者でも日中は独居
であることが多く実質的に独居
者と考えて施策を体系的に進め
ていかなければならない」とし
ています。

包括ケアシステムの構築に

関する動画です。

埋め込みができませんので

下のURLをクリックして動画

をご覧下さい。

www.youtube.com/watch?v=QYv2hVRXYOk

 
 
 
 
大計を隊形を整えながら体系
的に進める。笑

 
 
 
 
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編集後記

お子様をお持ちの親御さん達
は、親子で過ごす時間及び親子
でさまざまな内容の会話をより
多く持つことの重要性をもっと
認識するべきだと思いました。
「住民が元気に社会参加する
地域をつくると、介護度が下が
る」というのは素晴らしい研究
成果であると思います。介護度
が下がれば、介護にかかる費用
を節約できるだけではなく介護
を必要とする地域の方々の尊厳
を守ることができるというよう
に解釈しました。

介錯人の解釈。笑

 
 
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