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2017-12-05 00:05:13

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診療マル秘裏話    号外Vol.774 平成29年1月31日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ユーグレナによるコハク酸の細胞外生産を発見
2)子宮移植の臨床研究を慶応大倫理委員会に申請

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ユーグレナによるコハク酸の細胞外生産を発見

 
 
 
 
 
 
 
明治大学は12月21日、真核微
細藻類ユーグレナによるコハク
酸の細胞外生産を、発見したと
発表しました。

同成果は、明治大学農学部小山
内崇専任講師、理化学研究所、
神戸大学、ユーグレナらの研究
グループによるもので、12月8
日付けのスイス科学誌「Fronti
ers in Microbiology 」に掲載
されました。

生物が生体内で作る有機酸で
あるコハク酸が、近年バイオプ
ラスチックの原料として注目を
集めています。 バイオプラス
チック(bioplastic)とは生物
資源(バイオマス)から作られ
たプラスチックで、環境に優し
い素材であることが分かってい
ます。燃やしても、普通のプラ
スティックのようにダイオキシ
ン類は発生しません。同研究グ
ループはこれまでに、光合成を
行う原核生物であるラン藻が、
暗・嫌気条件での培養によって、
細胞外にコハク酸や乳酸などの
有機酸を放出することを明らか
にしていましたが、今回は真核
微細藻類のユーグレナに着目し
ました。ユーグレナのなかでも
最も研究が盛んに行われている
Euglena gracilisを用いて研究
を行いました。

この結果、室温、明・好気条件
下でユーグレナを培養後、暗・
嫌気条件下に移行させることで、
ユーグレナがコハク酸を細胞外
に放出することが分かりました。
さらに、嫌気培養の条件として、
培地を合成培地または緩衝液、
温度を25℃または30℃、添加す
る炭素源を炭酸水素ナトリウム
またはグルコース、というよう
に変化させた所、温度に関係な
く、合成培地の方が緩衝液より
も多くのコハク酸量を検出しま
した。 また、グルコースは、
合成培地ではコハク酸量を減少
させたのに対し、緩衝液ではコ
ハク酸量を増加させました。炭
酸水素ナトリウムは、培養液や
温度に関わらず、コハク酸量を
増加させました。

一方、外部から炭素源を加えな
い場合、コハク酸は、細胞内に
蓄積したパラミロンを原料とし
て生産されます。ユーグレナの
パラミロンは、窒素が欠乏する
と蓄積量が増加することから、
明・好気条件で、ユーグレナを
窒素欠乏にした後に、暗・嫌気
培養を行ったところ、コハク酸
の生産量が、通常培養のユーグ
レナの約70倍である869.6mg/L
に達しました。同研究グループ
によると、これは微細藻類によ
るバイオコハク酸生産の、世界
最高記録であるということです。

同研究グループは、今後光合成
生物を利用した物質生産が発展
することで、環境問題のひとつ
である、温室効果ガス削減への
寄与が期待されるとしています。

ユーグレナについて解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 
生産工場を清算する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 子宮移植の臨床研究を慶応大倫理委員会に申請

 
 
 
 
 
病気などで子宮がない女性に、
妊娠・出産を目的に、第三者の
子宮を移植する子宮移植の臨床
研究を、慶応大のチームが20
17年内に学内の倫理委員会に
申請する方針であることが分か
りました。

海外では出産例もありますが、
国内で実施されれば初めてとい
うことです。

子宮移植は赤ちゃんを得る事
が目的で、心臓や肝臓の移植の
ように本人の生命維持のためで
はありません。

このため、倫理委員会や関連
学会の承認を得て先天的に子宮
がない「ロキタンスキー症候群」
という病気の女性を対象に3年
間で5人に移植する計画です。
子宮は母親など親族から提供を
受けます。将来は子宮頸ガン等
で子宮を失った人も対象になる
可能性があります。

このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
隊商が対象のコンペ。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
真核微細藻類ユーグレナによ
るコハク酸の細胞外生産を発見
したと発表したのは素晴らしい
業績です。ユーグレナは、別名
ミドリムシという特殊な単細胞
生物です。人間の食用にするの
にも、非常に栄養価が高い生物
とされています。ミドリムシと
ムシがついているため、女性か
ら敬遠されるため、ユーグレナ
と言われることが多いようです。
人間の食用にするだけではなく、
油を生産するものを、大量培養
して油を搾りとり、燃料として
使う計画もあるようです。特徴
としては、葉緑素をもっている
植物の面と、鞭毛をもっている
移動可能な動物の面を両方備え
ているということです。バイオ
プラスチック(bioplastic)と
は生物資源(バイオマス)から
作られたプラスチックで、環境
に優しい素材であることが分か
っていて、その原料としてのコ
ハク酸の細胞外生産を発見した
ということです。
病気などで子宮がない女性に、
妊娠・出産を目的に、第三者の
子宮を移植する子宮移植の臨床
研究を、慶応大のチームが学内
の倫理委員会に申請したのは、
病気などで子宮がない女性にと
っては、妊娠出産の機会が到来
するという大きな福音となる事
でしょう。 この際、ドナーが
出産可能年齢である必要はなく、
閉経を迎えた母親の子宮を移植
されて、無事子供を主産した例
もあるようです。本当に女性の
身体は、神秘に満ちています。
閉経を迎えて、これ以上出産は
無理と思われていた子宮からで
も子宮移植により子供を出産す
ることが可能であるということ
ですから、移植さえ上手くいけ
ば、今まで出産をあきらめてい
た女性が出産可能になるという
奇跡が生じるといっても過言で
はないでしょう。

至急ドナーの子宮を移植する。


 
 
 
 
 
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