最近の号外Vol.2437メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.2437メルマガ

2023-03-26 06:04:28

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話  号外Vol.2437 令和4年5月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)穴に乳房を入れると乳房内撮影可の超音波検査
2)米当局武漢熱ワクチンBA.2に有効なワクチンに変更検討

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 穴に乳房を入れると乳房内撮影可の超音波検査

 
 
 
 
 
 4月15日から17日にかけてパ
シフィコ横浜で開催されていた
「2022国際医用画像総合展(ITE
M2022)」で、Lily MedTechは装
置の穴に乳房をいれるだけで乳
房内の撮影を可能とした超音波
画像診断装置「COCOLY(ココリー)」
を展示していました。COCOLYは、
乳房を装置の穴の中に入れるだ
けで、リング状の超音波振動子
が上下に移動しながら乳房内を
3Dで撮像することが可能な装置
です。

 この撮像方法は、2012年から
東京大学大学院工学系および医
学系研究科にて研究されており、
同技術の実用化のために2016年
にLilyMedTech が設立されまし
た。乳ガン検診で使用されるこ
とが多いマンモグラフィのよう
に乳房を圧迫する必要がないた
め、痛みを感じない点が大きな
メリットです。また、撮像開始
のボタンを押すだけで自動で撮
像ができるため、撮影者のスキ
ルに依存せず、高分解能な画像
を取得できるのも特徴です。

 ブースの担当者にITEMでの反
響を伺うと「わざわざこのため
に見に来る方がいるほど、反響
は大きいと感じています。見に
来られた方は、簡単に操作でき
る点や、寝ているだけでボリュ
ームデータを取ることができる
点に驚かれる方が多いですね」
とのことです。COCOLYは2021年
4月に、医療機器製造販売認証
を取得し、同年5月より販売を
開始しました。現在までに1台
の導入が決定しているとしてい
ます。

 また、アルフレッサと総販売
代理店契約を締結したことで、
今まで都内中心で行っていた販
売活動を全国に広げていくとい
うことです。乳ガン検診には“
痛い”といったマイナスなイメ
ージを持つ方も少なくなく、そ
のようなイメージは乳ガン検診
の受診率を下げる一因ともいえ
ます。寝ているだけで気軽に乳
ガン検診ができるCOCOLYが、ど
のように乳ガン検診の在り方を
変えていくのか注目です。

 乳ガンのMRI無痛検診につ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
 板井さんが痛いと言った。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 米当局武漢熱ワクチンBA.2に有効なワクチンに変更検討

 
 
 
 
 
 武漢熱ワクチンをめぐり、米
当局が変異株に対応した中身に
変更するかを検討しています。
今のワクチンは変異株「オミク
ロン株」への有効性が下がるた
めです。「変異株対応型」の開
発が進めば、年内にも切り替え
が始まる可能性があります。
米国ではオミクロン株の別系
統「BA.2」が感染の約7割を占
めています。感染力が強いとさ
れ、米食品医薬品局(FDA)
は「今のワクチンはBA.2にあま
り適していない」と指摘してい
ます。

 ただ、現行のワクチンも追加
接種で変異株による重症化を防
ぐ効果が高まるため、米国では
50歳以上など一部対象者に4回
目接種を実施しています。専門
家の間では、冬の感染再拡大を
警戒し、今秋に4回目の対象者
を広げるべきだとの意見も出て
います。

 4回目接種ワクチンとして有
力視されているのが「オミクロ
ン株対応型」です。米ファイザ
ーは1月、臨床試験(治験)を
始め、結果は近く明らかになる
見通しです。米モデルナも現行
ワクチンと組み合わせた新ワク
チンを開発しており、治験で「
より優れた免疫反応が見られた」
と報告しました。変異株対応型
に期待が高まる中、専門家でつ
くるFDAの諮問委員会は6月、
ワクチンを変更するかについて
審議する見通しです。

 接種頻度も検討課題になりそ
うです。追加接種の間隔はファ
イザー製などで最短4カ月と短
くなっています。専門家は「持
続可能でない」と主張しており、
FDAは接種間隔を広げること
も視野に入れています。

 武漢熱流行の長期化に伴い、
将来はインフルエンザワクチン
のように、毎年の流行株を予測
しワクチンの中身を変える可能
性もあります。だが武漢熱ウイ
ルスは変異パターンが予測しに
くく、迅速な対応は容易ではあ
りません。

 オミクロン株対応ワクチンに

ついて解説している動画です。

 
 


 
 
 あらかじめ用意をすることは、
容易でした。       笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

 
 4月15日から17日にかけてパ
シフィコ横浜で開催されていた
「2022国際医用画像総合展(ITE
M2022)」で、Lily MedTechは装
置の穴に乳房をいれるだけで乳
房内の撮影を可能とした超音波
画像診断装置「COCOLY(ココリー)」
を展示していたのは、喜ばしい
ことです。現行のマンモグラフ
ィーによる乳ガン検診のデメリ
ットは、痛いだけではありませ
ん。若い女性に多い高密度乳房
の場合、乳ガンが発見すること
が困難ということもあります。
既得権益もありましょうが、早
くこのようなデメリットを解消
する乳ガン検診の機械に切り替
えることが必要だと思います。
 武漢熱ワクチンをめぐり、米
当局が変異株に対応した中身に
変更するかを検討しているのは、
妥当なことだと思います。今の
ワクチンは変異株「オミクロン
株」への有効性が下がるため、
流行を食い止めることが困難と
考えるのは、論理的です。しか
し、BA.2に対してだけ有効なワ
クチンを開発しても、新たな変
異株である,BA.4~5に対しては
有効ではない可能性があります。
そこで、どのような変異株に対
しても有効な塩野義製薬などが
開発しているユニバーサルワク
チンが必要とされていると思い
ます。

 弱点を解消して快勝する。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。