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2023-03-17 06:27:54

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診療マル秘裏話  号外Vol.2429 令和4年5月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)光免疫療法の創薬研究で使用する新製品を発売
2)脳磁図を小型のセンサーで測定することに成功

 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 光免疫療法の創薬研究で使用する新製品を発売

 
 
 
 
 
 島津製作所は4月21日、「第5
のガン治療法」と期待される光
免疫療法の創薬研究で使用する
新製品を発売しました。光免疫
療法はガン細胞に結びつく薬剤
を患者さんに投与し、薬剤がガ
ンの近くに集まった後に近赤外
光のレーザー光を当てて細胞を
壊します。島津が持つ近赤外光
を用いた測定技術のノウハウを
活用しました。

 新製品は非臨床試験で使用し
ます。光に反応する試薬をガン
細胞を壊す薬剤に結びつけて動
物に投与して、近赤外光を照射
しました。試薬の光る強さや時
間を撮影・計測することで、薬
剤の分布や働き具合を見ること
ができます。価格は税別で1850
万円からで、1年間で10台の販
売を目指しています。海外でも
数年以内で販売開始を予定して
いるということです。

 島津製作所は楽天グループの
楽天メディカル(米カリフォル
ニア州)と光免疫療法を共同で
研究しており、今後は臨床試験
(治験)で活用する機器の開発
も目指しています。同療法を巡
っては、関西医科大学(大阪府
枚方市)が1日に世界初の研究
所を設立するなど注目を集めて
います。

 光免疫療法について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
 危機の際に、効果を発揮する
機器。          笑

 
 
 
 
 
 
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2】 脳磁図を小型のセンサーで測定することに成功

 
 
 
 
 
 脳が活動した際に生じる微弱
な磁場の変化(脳磁図)を小型
のセンサーで測定することに成
功したと、東北大の中里信和教
授らの研究グループが4月23日
までに発表しました。難治性の
てんかん治療などに役立つ可能
性があるといい、研究成果は英
科学誌サイエンティフィック・
リポーツに掲載されました。

 脳磁図の測定には極めて微弱
な信号を捉える必要があり、従
来のセンサーは液体ヘリウムに
よる冷却が欠かせず装置の大型
化が避けられませんでした。既
存の装置は製造費が約3億円、
年間維持費が数千万円掛かると
されています。

 研究チームは、同大が開発し
た「TMR素子」と呼ばれる室
温で稼働する26ミリ角の磁気セ
ンサーを使って測定を実施しま
した。手首を刺激すると、大脳
の特定部位から発生した磁場を
測定することができました。

 薬が効かない難治性てんかん
では、原因部位の切除が有効と
されています。新たなセンサー
を使えば、脳の活動部位をより
高精度で推定でき、切除部分を
決める際に役立つと期待されま
す。中里教授は「いつ起こるか
分からないてんかんの発作を、
普段の生活の中で記録できる可
能性がある」と説明しています。
将来的には持ち運びできる小型
の測定装置の開発を目指すとし
ています。

 脳活動計測法4選について解

説している動画です。

 
 


 
 
 地場産業を盛んにして磁場を
利用する会社を興す。   笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 島津製作所は4月21日、「第5
のガン治療法」と期待される光
免疫療法の創薬研究で使用する
新製品を発売したのは、喜ばし
いことです。島津製作所は楽天
グループの楽天メディカル(米
カリフォルニア州)と光免疫療
法を共同で研究しており、今後
は臨床試験(治験)で活用する
機器の開発も目指しているとい
うことですが、楽天メディカル
だけではなく、北海道大学とも
共同研究してもらいたいと思い
ます。北海道大学では、ミトコ
ンドリアを標的とする光免疫療
法が開発されており、この治療
の方が再発が少ないことが分か
っているからです。
 脳が活動した際に生じる微弱
な磁場の変化(脳磁図)を小型
のセンサーで測定することに成
功したと、東北大の中里信和教
授らの研究グループが4月23日
までに発表したのは、素晴らし
い業績です。脳磁図の測定には
極めて微弱な信号を捉える必要
があり、従来のセンサーは液体
ヘリウムによる冷却が欠かせず
装置の大型化が避けられず高額
出会った点が欠点でした。こう
した欠点を克服し、いつ起こる
か分からないてんかんの発作を、
普段の生活の中で記録できる可
能性を追究して、持ち運びでき
る小型の測定装置の開発を目指
して頂きたいものです。

 不断の努力を普段から行う。


 
 
 
 
 
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