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2023-02-04 09:41:02

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診療マル秘裏話  号外Vol.2393 令和4年4月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)2020年度のガン診断数と切除数が、大幅に減少
2)中性脂肪蓄積心筋血管症治療薬候補治験を開始

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 2020年度のガン診断数と切除数が、大幅に減少

 
 
 
 
 
 
 横浜市立大学の研究グループ
は、2020年度のガン診断数と切
除数が予想より大幅に減少して
いたとの研究結果を発表しまし
た。コロナ禍による受診控えな
どの影響で、適切なガン診断が
実施されなかった可能性を示唆
しました。

 国立ガン研究センターが集計
している、全国のガン患者さん
の7割をカバーするデータを解
析しました。その結果、2016~
2019年度の患者数から推定され
る2020年度予想値に比べ、主な
ガン10種で計2万8817人のガン
切除機会が失われたと推定され
ました。

 診断数の減少幅は胃ガンで12
%、前立腺ガンで11.5%、食道
ガンで9.2%、子宮頸ガンで8.4%
です。進行ガンに比べ、早期ガ
ンにおける診断数の減少割合が
目立つ傾向にありました。さら
に切除数も胃ガンで14.1%、食
道ガンで12.6%、前立腺ガンで
12.1%、子宮頸ガンで12%など、
大幅に減少しました。

 武漢熱の流行にともない、ガ
ン診断数が減っているとの指摘
は欧米で報告があったものの、
国内での解析は不十分でした。
また、切除数の減少をめぐる報
告は世界的にも行われていない
ということです。

 研究に当たった同大附属病院
化学療法センターの堀田信之セ
ンター長は、診断・切除患者数
の減少はコロナ禍にともなう医
療機関へのアクセス悪化や健康
診断の中止、受診控えに起因す
るとみています。そのうえで、
マンモグラフィーをはじめとし
たマススクリーニングは死亡リ
スクを減らせるとして、健康診
断の受診を呼びかけました。研
究成果は国際医学誌「ヨーロピ
アン・ジャーナル・オブ・キャ
ンサー」電子版に掲載されまし
た。

 このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
 製菓の成果は、盛夏に出現し
た。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 中性脂肪蓄積心筋血管症治療薬候補治験を開始

 
 
 
 
 
 トーアエイヨーは3月10日、
中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)
治療薬「CNT-01」(開発コード)
について、国内第2b/3相臨床試
験を開始したと発表しました。
同剤は厚労省から先駆け審査の
対象品目に指定されています。
同試験の終了予定日は2023年10
月末です。同社は25年の承認取
得に向けて取り組みます。

 同試験は、特発性TGCV患者さ
んを対象としたプラセボ対照の
多施設共同二重盲検並行群間比
較試験で、CNT-01の有効性及び
安全性を評価します。予定被験
者数は60人です。CNT-01または
プラセボを1日3回、朝、昼、
夜に52週間経口投与しますが、
投与量は1回500mgから開始し、
2週以降は1回1000mgとします。
同試験には、TGCVの発見者であ
る大阪大学大学院医学系研究科
中性脂肪学共同研究講座の平野
賢一特任教授も医学専門家とし
て参加します。

 TGCVは08年に平野氏らにより
日本の心臓移植待機症例から発
見された新しい疾患です。心血
管系の主たるエネルギー源であ
る長鎖脂肪酸が利用できず、細
胞内に中性脂肪が蓄積すること
に起因して重症心不全、不整脈、
虚血性心疾患等を呈する予後不
良の重篤な疾患ですが、現在、
国内外でTGCVを効能・効果とし
て承認された医薬品はありませ
ん。

 中性脂肪の心血管イベントへ

の影響に関する動画です。

 
 


 
 
 貴院に起因した感染症。 笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 横浜市立大学の研究グループ
が、2020年度のガン診断数と切
除数が予想より大幅に減少して
いたとの研究結果を発表しまし
た。コロナ禍による受診控えな
どの影響で、適切なガン診断が
実施されなかった可能性を示唆
したのは、本当に残念なことで
す。本当の所は、風評被害では
ないかと私は、考えています。
こうした風評被害をなくすため
にもスーパースプレッダー対策
を重点的に行う必要があると私
は、考えています。
 トーアエイヨーが3月10日、
中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)
治療薬「CNT-01」(開発コード)
について、国内第2b/3相臨床試
験を開始したと発表したのは、
喜ばしいことです。現在、国内
外でTGCVを効能・効果として承
認された医薬品はなく、打つ手
なしの状況ですので、患者さん
救済のためにも、早く臨床試験
を終わらせて、実臨床で使うこ
とが可能になることを切に希望
したいと思います。第1相の臨
床試験は、突破していることか
ら安全性に関しては問題ないと
言えるでしょう。

 状況を掴むためにも、上京の
必要性がある。      笑

 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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