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2022-12-26 10:52:54

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診療マル秘裏話  号外Vol.2359 令和4年2月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)血液バイオマーカー,ガン患者特定し転移の有無識別可
2)健康寿命を延ばすため大分県が12の指標を採用

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 血液バイオマーカー,ガン患者特定し転移の有無識別可

 
 
 
 
 
 
 血液を用いた核磁気共鳴(NM
R) メタボロミクス解析による
バイオマーカーが非特異的症状
でプライマリケアから紹介され
た患者さんの中からガン患者さ
んを特定し、さらに転移の有無
を識別できるとの仮説を検証し
ました。患者さん304 例を登録
し、解析を実施しました(モデ
リングセット192例,検証セット
92例)。

 その結果、独立した検証セッ
トで、固形ガン患者さん特定の
受診者動作特性(ROC) 曲線下
面積は0.83(95%CI 0.72-0.95)
でした。最大感度と特異度はそ
れぞれ94%(同73-99),82%(
同75-87)でした。 ガン患者さ
んのコホートでは転移がある患
者さんを特定することも可能で、
感度と特異度はそれぞれ94%(
同72-99)、88%(同53-98)で
した。

 メタボローム解析について解

説している動画です。

 
 


 
 
 懸賞金の使途を検証する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 健康寿命を延ばすため大分県が12の指標を採用

 
 
 
 
 
 
 人生のうち、元気で日常生活
を送れる期間を示す「健康寿命」
を延ばすため、大分県が12の指
標を設けました。厚生労働省が
昨年12月に発表した2019年時点
の健康寿命は、県内の男性が全
国1位の73・72歳、女性が4位の
76・60歳に躍進しました。指標
をつくることで取り組みを「見
える化」し、改善や向上を図る
ことでさらなる寿命の延伸につ
なげる狙いがあります。

 昨年発表された結果は、広瀬
勝貞知事も予想していませんで
した。「不覚にも一報を聞いて、
『うそだろ』と言って担当部長
から厳しく注意されました」。
1月26日、健康寿命日本一を目
指して官民を挙げて取り組んで
きた「創造会議」の席で、広瀬
知事はあいさつしました。

 健康寿命は、3年に1度の国民
生活基礎調査で、「健康上の問
題で日常生活に何か影響があり
ますか」という問いに「ない」
と答えた人の集計結果をもとに
算出します。

 県は15年に策定した長期総合
計画で、24年までの目標に男性
73・75歳、女性77・03歳を掲げ
、1日の野菜摂取量や減塩など
の目標を掲げて日本一を目指し
てきたものの、調査自体が主観
に基づくため、対策が立てづら
いという欠陥がありました。

 そこで、毎年度、独自に客観
的評価ができる健康指標を設定
し、要介護2と判定されるまで
の平均自立期間「お達者年齢」
の向上を最も重要とする評価体
系を作りました。

 指標はほかに、「メタボリス
ク」や「血圧リスク」などの測
定値や、リスクに気づくための
「特定健診の受診率」や「特定
保健指導の実施率」、「喫煙習
慣」や「人と比べた食べる速度」
など日々の生活習慣、地域や職
場でのつながりをみる「通いの
場の参加率」などを選びました。

 これら12の指標で現状を評価
すると、都道府県別では大分の
男性が2位、女性が1位になりま
す。ただ、男女に共通して、食
べる速度が速いことや喫煙習慣、
血糖値のリスクの改善が課題と
して浮かび上がりました。

 同様に、県内市町村をランク
付けすると、男女とも1位は竹
田市で、男性の最下位は別府市、
女性は最下位が由布市になりま
した。

 県では22年度に市町村との協
議の場をつくり、指標の改善に
向けた施策を進めていく方針で
す。県健康づくり支援課の大津
孝彦課長補佐は「順位に注目す
るのではなく、強み弱みを把握
して取り組みにつなげてほしい」
と話しています。

 健康寿命を延ば習慣について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
 胸痛が、共通する症状だった。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 血液を用いた核磁気共鳴(NM
R) メタボロミクス解析による
バイオマーカーが非特異的症状
でプライマリケアから紹介され
た患者さんの中からガン患者さ
んを特定し、さらに転移の有無
を識別できるとの仮説を検証し
たのは、素晴らしい業績です。
リキッドバイオプシーがもっと
普及して、ガンが容易に見つか
り、転移の有無も正確に判定で
きるようになることで早期発見、
早期治療がなされることを期待
したいと思います。
 「健康寿命」を延ばすため、
大分県が12の指標を設けたのは
素晴らしい企画だと思います。
生命寿命が延びたとしても、そ
の内の長い期間が寝たきり状態
では、生きている喜びを感じる
のは難しいと思われます。健康
寿命を延ばす、具体的な12の指
標を掲げることで、益々大分県
が、他の県と較べて鮮明に成果
を出すことができれば、それを
モデルケースにして、全国にそ
の方法が適応されるようになる
と推測されます。

 医療機関の期間限定のワクチ
ン接種が実施された。   笑

 
 
 
 
 
 
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