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2022-12-25 11:18:22

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診療マル秘裏話  号外Vol.2358 令和4年2月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)リンパ浮腫治療の北信越リンパ浮腫治療研究会設立
2)鼻骨骨折の整復は出来るだけ早く行う必要あり

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 リンパ浮腫治療の北信越リンパ浮腫治療研究会設立

 
 
 
 
 
 
 乳ガンや子宮ガンの手術のリ
ンパ節切除などが原因で腕や脚
がむくむ「リンパ浮腫」の治療
に関わる県内の医師らが、「北
信越リンパ浮腫治療研究会」を
設立しました。医療従事者のネ
ットワークを築き、治療のレベ
ルを高めるのが狙いで、診療情
報の共有や啓発に取り組む予定
です。メンバーは「特に北陸は
施設や人材が少なく遅れている。
知識を結集し、治療の水準を上
げたい」と話しています。

 リンパ浮腫の国内患者さんは
10万人超とされ、重症化すれば
歩くのが困難になったり、感染
症を併発しやすくなったりしま
す。根治が難しく、むくみなど
の症状を悪化させないためにリ
ンパドレナージ(マッサージ)
や圧迫療法などの複合的理学療
法を用います。近年は、手術で
むくみを減らす方法も定着しつ
つあります。

リンパ浮腫について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 悪貨は良貨を駆逐し、経済状
況を悪化させる。     笑

 
 
 
 
 
 
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2】 鼻骨骨折の整復は出来るだけ早く行う必要あり

 
 
 
 
 
 
 スポーツを楽しんでいる際や
不意の転倒などで鼻を骨折する
ことがあります。東京慈恵会医
科大学付属病院(東京都港区)
耳鼻咽喉・頭頸部外科の大村和
弘診療医長は「鼻は目や脳に近
く、強くぶつけたときは注意が
必要です。元の形に戻す整復が
必要な場合は、できるだけ早く
行うようにしてください」と話
しています。

 鼻骨は眉間の下に位置し、下
方は軟骨で覆われ、屋根のよう
に飛び出した構造をしています。
酔って転倒したり、ボクシング
や野球などのスポーツでぶつけ
たりするなど、強い外力が加わ
ると骨折しやすいとされていま
す。

 症状は、鼻の痛みや腫れ、鼻
血で、皮膚が青あざのようにな
ることもあります。折れ方によ
っては鼻が曲がったり、軟骨が
損傷して低くなったりして、呼
吸がしづらくなることもありま
す。

 鼻骨骨折だけなら命に別条は
ありませんが、他の部位に骨折
が及んでいる恐れもあります。
大村医師は「目を囲む眼窩(が
んか)底や脳を支える頭蓋底が
骨折することがあります。その
場合、視力障害の他、髄液が鼻
水のように出て頭痛が起こるこ
ともあります」と指摘していま
す。

 そのため診断時は、コンピュ
ーター断層撮影(CT)で鼻以
外に骨折がないかを確認します。
鼻骨がどのように折れているか
が分かるため、整復時にも役立
つということです。

 鼻骨骨折のみであれば、受傷
直後は耳鼻科の外来で整復が可
能です。局所麻酔を行い、鼻か
ら器具を入れて元に戻します。
30分程度で終わります。しかし、
腫れがひどい場合は、腫れが引
くまで1週間程度待たなければ
なりません。「その間、痛み止
めと抗生物質を服用し、鼻の中
の細菌や空気が眼窩内や頭蓋内
に侵入しないよう、鼻はかまな
いようにします」と大村医師は
言っています。

 3週間を超えると骨が固定さ
れてしまうため、形成外科での
処置になります。「全身麻酔で
固定した部分の骨を切り、必要
に応じて軟骨移植を行います。
7日程度の入院が必要です」。
整復の必要性は、呼吸などの機
能面や見た目に問題がある場合
となります。

 大村医師は「鼻骨骨折の整復
は、時間の経過とともに複雑に
なり、費用もかさみます。感染
症のリスクもゼロではありませ
ん。治療の際は、耳鼻科と形成
外科を併設している医療機関を
探して受診するといいでしょう」
とアドバイスしています。

 鼻骨骨折の治療について解説

している動画です。

 
 


 
 
 異色の軟骨移植を行う。 笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 乳ガンや子宮ガンの手術のリ
ンパ節切除などが原因で腕や脚
がむくむ「リンパ浮腫」の治療
に関わる県内の医師らが、「北
信越リンパ浮腫治療研究会」を
設立したのは、喜ばしいことで
す。特に北陸は施設や人材が少
なく遅れていて、知識を結集し、
治療の水準を上げたいというメ
ンバーの発言は、より良い医療
を患者さんに提供したいという
熱い思いからくるものだと感心
しました。ほとんどが手術後遺
症のサルベージ療法とは言え、
患者さんにとっては、QOL の向
上に不可欠な治療となることで
しょう。
 「鼻は目や脳に近く、強くぶ
つけたときは注意が必要です。
元の形に戻す整復が必要な場合
は、できるだけ早く行うように
してください」という東京慈恵
会医科大学付属病院(東京都港
区)耳鼻咽喉・頭頸部外科の大
村和弘診療医長の発言には重み
があると思います。鼻骨骨折の
整復は、時間の経過とともに複
雑になり、費用もかさみます。
感染症のリスクもゼロではない
ということで、症状が軽くても
余り、放置するのは患者さんに
とって負担が大きいことを認識
するべきであると感じました。

 法治国家で貧困が放置される
のは、許されない。    笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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