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2022-12-24 09:54:33

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診療マル秘裏話  号外Vol.2357 令和4年2月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)前立腺ガンの患者,アパルタミド投与後AEの発現状況
2)オミクロン変異株に,イベルメクチン抗ウイルス効果を確認する

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 前立腺ガンの患者,アパルタミド投与後AEの発現状況

 
 
 
 
 
 
 前立腺ガン患者さん303例 (
臨床試験被験者180例) を対象
に、アパルタミド投与後の皮膚
有害事象(AE)の発現状況を検
討しました。その結果、投与開
始後中央値77日で患者さんの23
.4%に皮膚AEが発現しました。
頻度の高い皮膚AEは、斑状丘疹
状皮疹(33.8%)と乾皮症(32
.4%)でした。

 治療したグレード1-2の皮膚A
E(40.8%)の多くにステロイド
外用薬(19.7%)を使用し、ス
テロイド経口薬(4.2%、経口抗
ヒスタミン薬との併用含む)使
用例は少数でした。

 グレード3の皮膚AE(11.3%)
ほとんどがステロイド経口薬ま
たは外用薬(7.0%)を要し、ス
テロイド外用薬(4.2%、経口抗
ヒスタミン薬併用含む)による
治療はほとんどありませんでし
た。臨床試験の患者さんは臨床
試験以外の患者さんより皮膚AE
の報告の確率が高いという結果
が出ました (オッズ比5.1、95
%CI 2.55-10.12、P<0.001)。

 前立腺ガンの治療法につい

て解説している動画です。

 
 


 
 
 
 経済状況を考えて、上京する。


 
 
 
 
 
 
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2】 オミクロン変異株に,イベルメクチン抗ウイルス効果を確認する

 
 
 
 
 
 
 医薬品メーカーの興和(名古
屋市)は1月31日、武漢熱治療
薬として臨床試験(治験)を進
めている抗寄生虫薬「イベルメ
クチン」について、変異株「オ
ミクロン株」への抗ウイルス効
果を確認したと発表しました。
今後治療薬としての有効性と安
全性を確認し、実用化を目指し
ます。

 興和は1000人を対象とし
た治験を進めています。イベル
メクチンは、ノーベル医学生理
学賞を受賞した大村智北里大特
別栄誉教授が開発に貢献した薬
剤です。抗寄生虫薬として世界
中で使われ、30年以上の実績が
あります。

 このニュースのニュース動

画です。

 
 


 
 
 後見人として、世の中に貢献
した。          笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 前立腺ガン患者さん303例 (
臨床試験被験者180例) を対象
に、アパルタミド投与後の皮膚
有害事象(AE)の発現状況を検
討したのは素晴らしい業績です。
抗ガン作用のある薬剤の副作用
については、充分な考慮が必要
だと思いますが、実際には考慮
されていないことが多いと思い
ます。皮膚の副作用と言えども
軽視することなく、充分な対策
を施した上で、患者さんに使う
というのでなければ、患者さん
との信頼関係にひびが入る可能
性が高くなると思われます。自
分がその治療を受けたつもりで
考えないといけないということ
だと思います。
 医薬品メーカーの興和(名古
屋市)が1月31日、武漢熱治療
薬として臨床試験(治験)を進
めている抗寄生虫薬「イベルメ
クチン」について、変異株「オ
ミクロン株」への抗ウイルス効
果を確認したと発表したのは、
素晴らしい業績です。海外では、
イベルメクチンの効果について
語られることが多いのに対し、
日本では、効果がはっきりしな
いなどの曖昧な表現しかなされ
ないのは、残念なことだと思っ
ていました。製造元のメルクが
新薬を販売するのに妨げになる
として、臨床試験への薬剤の供
給を積極的にしなかったのも、
評価に現れていたのかも知れま
せん。

 清造さんが、聖像を製造した。


 
 
 
 
 
 
 
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