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2022-12-18 10:51:15

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診療マル秘裏話  号外Vol.2352 令和4年2月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)再発/難治性多発性骨髄腫CAR-T療法が承認取得
2)選択的セロトニン1F受容体作動薬,国内製造販売承認

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 再発/難治性多発性骨髄腫CAR-T療法が承認取得

 
 
 
 
 
 
 ブリストル・マイヤーズスク
イブは1月20日付で、B細胞成熟
抗原(BCMA)を標的とするキメ
ラ抗原受容体遺伝子改変自家T
細胞療法(CAR-T細胞療法) イ
デカブタゲン ビクルユーセル
の点滴静注について、再発また
は難治性の多発性骨髄腫を対象
とした再生医療等製品製造販売
承認を取得したと発表しました。
再発または難治性の多発性骨髄
腫を対象としたCAR-T 療法の承
認取得は国内初となります。

 今回の承認取得は、再発また
は難治性の多発性骨髄腫患者さ
んを対象とした国際共同第2相
試験(実施地域は日本、米国、
欧州、カナダ)、ならびに海外
第1相試験(同、米国)で得ら
れた有効性及び安全性の結果に
基づいたものです。

 CAR-T細胞療法について解

説している動画です。

 
 


 
 
 
 点滴静注ができる医師が常駐
する。          笑

 
 
 
 
 
 
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2】 選択的セロトニン1F受容体作動薬,国内製造販売承認

 
 
 
 
 
 
 日本イーライリリーおよび第
一三共は、選択的セロトニン1F
受容体作動薬ラスミジタンコハ
ク酸塩について、片頭痛の効能
または効果で、国内製造販売承
認を取得したと1月20日付で発
表しました。

 同薬は、イーライリリー・ア
ンド・カンパニーにより片頭痛
発作の急性期治療薬として開発
された、世界初の低分子の選択
的セロトニン 1F 受容体作動薬
です。中枢での疼痛情報の伝達
を抑制し、末梢では三叉神経か
らの神経原性炎症や疼痛伝達に
関わる神経伝達物質の放出を抑
制することで、片頭痛発作に対
する作用を示すことが期待され
ています。米国では、片頭痛の
急性期治療薬として2019年11月
に承認を取得していました。

 ラスミジタンコハク酸塩(商

品名レイボー)について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
 左様な作用は聞いたことがな
い。           笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 ブリストル・マイヤーズスク
イブが1月20日付で、B細胞成熟
抗原(BCMA)を標的とするキメ
ラ抗原受容体遺伝子改変自家T
細胞療法(CAR-T細胞療法) イ
デカブタゲン ビクルユーセル
の点滴静注について、再発また
は難治性の多発性骨髄腫を対象
とした再生医療等製品製造販売
承認を取得したと発表したのは、
喜ばしいことです。再発・難治
性の多発性骨髄腫は、高分化型
腫瘍のため、治療手段が限られ
ています。治療の選択肢が増え
たのは、患者さんにとって大き
な福音と言えましょう。
 日本イーライリリーおよび第
一三共が、選択的セロトニン1F
受容体作動薬ラスミジタンコハ
ク酸塩について、片頭痛の効能
または効果で、国内製造販売承
認を取得したと発表したのは、
喜ばしいことです。しかしなが
ら、最近の片頭痛の新薬は神経
内科の専門医でしか使えない状
況が続いています。例えば、放
出されたCGRPに対する抗体製剤
のエムガルティ、アジョビやCG
RP受容体の抗体製剤のアイモビ
ーグなどです。この薬について
は、そのような縛りがないこと
を期待したいと思います。

 抗体製剤の世代交代が起こっ
た。           笑

 
 
 
 
 
 
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