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2022-12-15 11:37:57

カテゴリー:ブログ



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診療マル秘裏話  号外Vol.2349 令和4年2月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)日医工がベバシズマブバイオシミラー製造販売承認取得
2)島根大が、強度を増した人工の新骨ネジを開発

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 日医工がベバシズマブバイオシミラー製造販売承認取得

 
 
 
 
 
 
 日医工は1月20日、大腸ガン
などの治療に使われるバイオシ
ミラー(バイオ後続品)の「ベ
バシズマブ」の製造販売承認を
同日付で取得したと発表しまし
た。薬価収載され次第、発売し
ます。同社が承認を取得したバ
イオ後続品は3成分目となりま
す。

 日医工はスペインのバイオテ
クノロジー企業、マブサイエン
ス社と、日本におけるベバシズ
マブの独占販売契約を結んでい
ます。マブサイエンス社が海外
で行った治験や日医工が実施し
た試験のデータを基に、2020年
に承認を申請していました。

 ベバシズマブは、ヒト血管内
皮増殖因子(VEGF)に対する遺
伝子組換え型ヒト化モノクロー
ナル抗体です。VEGFは、血管内
皮細胞の細胞分裂促進・生存を
制御するとともに血管透過性の
亢進に関与するサイトカインで
あり、種々のガン細胞において
発現が亢進しています。ベバシ
ズマブは、ヒトVEGFと特異的に
結合することにより、VEGFと血
管内皮細胞上に発現しているVE
GF受容体との結合を阻害します。
ベバシズマブはVEGFの生物活性
を阻止することにより、腫瘍組
織での血管新生を抑制し、腫瘍
の増殖を阻害します。また、VE
GFにより亢進した血管透過性を
低下させ、腫瘍組織で亢進した
間質圧を低減します。

 バイオシミラーについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 
 環境負荷を低減する提言をし
た。           笑

 
 
 
 
 
 
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2】 島根大が、強度を増した人工の新骨ネジを開発

 
 
 
 
 
 
 折れた骨を固定するための「
骨ネジ」の開発を進めている島
根大学医学部などが参加する産
学官連携のグループが、強度を
増した人工の新しい骨ネジを開
発し、手術後の患者さんの負担
軽減につながることが期待され
ています。

 新しい「人工骨ネジ」を開発
したのは、島根大学医学部、県
産業技術センター、帝人メディ
カルテクノロジーが加わる産学
官連携の研究グループです。こ
の研究グループでは骨折の治療
のために、体の別の部分から取
り出した骨をネジにする技術を
確立していました。

 骨でできたネジは金属製のも
のと異なり、一定の時間が過ぎ
れば周りの骨と同化するため再
び手術で取り除く必要がないと
いうメリットがありますが、強
度などに課題がありました。そ
こで、研究グループでは骨に近
い成分を使い、形状やネジ山の
高さを改良して強度を増した「
人工骨ネジ」を新たに開発しま
した。

 この「人工骨ネジ」を使った
手術は先月までに島根大学医学
部の附属病院で7例行われてい
て、患者の負担も少なくすむこ
とから研究グループは今後、さ
らに活用を進めていきたいとし
ています。

 4年前のこのニュースのニュ

ース動画です。

 
 


 
 
 匈奴が軍隊の強度を強化した。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 日医工が1月20日、大腸ガン
などの治療に使われるバイオシ
ミラー(バイオ後続品)の「ベ
バシズマブ」の製造販売承認を
同日付で取得したと発表したの
は、喜ばしいことです。昨年の
不祥事以来の久々の大仕事と言
えるでしょう。バイオシミラー
の製造販売承認は、通常の後発
薬品のものとはレベルが違って
非常に厳しいものになっている
ようです。新たに製品の安全性
と効果を確かめる臨床試験も必
要になります。先発品の商品名
は、アバスチンです。血管新生
の阻害薬として有名ですが、先
発品では、副作用が多く使用で
きる施設が限られていました。
 折れた骨を固定するための「
骨ネジ」の開発を進めている島
根大学医学部などが参加する産
学官連携のグループが、強度を
増した人工の新しい骨ネジを開
発し、手術後の患者の負担軽減
につながることが期待されてい
るのは喜ばしいことです。骨で
できたネジは金属製のものと異
なり、一定の時間が過ぎれば周
りの骨と同化するため再び手術
で取り除く必要がないというメ
リットがあるのは、医療関係者
なら周知の事実です。しかし、
強度が不足するという欠点があ
り、この欠点を補う骨に近い成
分で強度の高いものを作り上げ
たのは慧眼と言えるでしょう。

 不測の事態に物資が不足する。


 
 
 
 
 
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