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2022-12-02 15:24:11

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診療マル秘裏話  号外Vol.2338 令和4年1月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)医療費一部で保険適用ガン粒子線治療の有用性
2)FDAが,ドパミン受容体部分作動薬の効能追加認可

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 医療費一部で保険適用ガン粒子線治療の有用性

 
 
 
 
 
 
 厚生労働省の先進医療会議は
1月6日、医療費の一部で保険適
用が認められるガン粒子線治療
について、切除できない肝内胆
管ガンや大型の肝細胞ガンなど
での使用は、従来療法より生存
率の改善が明確に示されるなど
「十分な科学的根拠がある」と
の見解をまとめました。

 見解をもとに中央社会保険医
療協議会(中医協)が全額保険
適用への移行を議論し、認めら
れれば4月から適用となります。
国内ではこれまでに前立腺ガン
や小児ガンなどで全額適用にな
っています。

 十分な根拠があるとされたの
は他に、局所進行膵ガン、局所
進行子宮頸部腺ガン、手術後に
局所再発した大腸ガンで、いず
れも切除できないケースに限り
ます。

 重粒子線治療について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 今春以降に、国民の意向を汲
んで、全額保険適応に移行する。


 
 
 
 
 
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2】 FDAが,ドパミン受容体部分作動薬の効能追加認可

 
 
 
 
 
 
 大塚製薬およびデンマーク・
H.ルンドベックA/S(ルンドベ
ック)は本日(1月7日)、米国
において優先審査の指定を受け
ていた「13歳から17歳の小児に
おける統合失調症の治療」に対
するドパミン受容体部分作動薬
ブレクスピプラゾール(商品名
レキサルティ)の効能追加につ
いて,米食品医薬品局(FDA)か
ら承認を取得したと発表しまし
た。

 同薬は、大塚製薬が創製した
独自の薬理作用を有する新規化
合物で、ルンドベックと共同開
発しました。2015年に米国で「
成人の大うつ病補助療法」およ
び「成人の統合失調症」の二つ
の効能で同時承認され、現在、
統合失調症治療薬として、約60
カ国で展開しています。また、
アルツハイマー型認知症に伴う
行動障害や心的外傷後ストレス
障害(PTSD)の適応などについ
ても臨床開発を進めているとい
うことです。

 統合失調症の治療薬について

解説している動画です。

 
 


 
 
 会社創成期に発売する製品を
創製する。        笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 厚生労働省の先進医療会議が
1月6日、医療費の一部で保険適
用が認められるガン粒子線治療
について、切除できない肝内胆
管ガンや大型の肝細胞ガンなど
での使用は、従来療法より生存
率の改善が明確に示されるなど
「十分な科学的根拠がある」と
の見解をまとめたのは、喜ばし
いことです。今までの保険適応
が認められた前立腺ガンなどの
場合は、患者さんが殺到し放射
線科の医師がてんてこ舞いした
ことから、段階的に適応を拡大
しないと同じことが起こり、施
設のキャパシティーオーバーが
確実となると考えられます。
 大塚製薬およびデンマーク・
H.ルンドベックA/S(ルンドベ
ック)が本日(1月7日)、米国
において優先審査の指定を受け
ていた「13歳から17歳の小児に
おける統合失調症の治療」に対
するドパミン受容体部分作動薬
ブレクスピプラゾール(商品名
レキサルティ)の効能追加につ
いて,米食品医薬品局(FDA)か
ら承認を取得したと発表したの
は、喜ばしいことです。統合失
調症の治療は、困難を極めるた
め、選択肢が増えることが患者
さんにとっては大きな福音とな
ることは確実だと思います。ア
ルツハイマー型認知症に伴う行
動障害や心的外傷後ストレス障
害(PTSD)の適応などについて
も臨床開発を進めているといる
のは、幅広い用途と言えるでし
ょう。

 料金後納で効能が増えた栄養
ドリンク         笑

 
 
 
 
 
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