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2022-11-27 13:18:54

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診療マル秘裏話  号外Vol.2334 令和4年1月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)PSA健診改訂前後でPSA検診の平均受診率は増加
2)人工授精の内容を正確に理解している人約3割

 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 PSA健診改訂前後でPSA検診の平均受診率は増加

 
 
 
 
 
 
 米国予防医学専門委員会(US
PSTF)の前立腺特異抗原(PSA)
検診に関する2012年勧告改訂(
55-69歳のPSA検診の再度推奨)
によるPSA 検査受診率への影響
を調査しました。改訂前後(20
16年と2019年)のPSA 検診率を
比較し、改訂草案公開時(2017
年4月)および改訂発表時(201
8年5月)のPSA 検診率を評価し
ました。米民間保険Blue Cross
Blue Shieldのデータ (40-89
歳の男性、各隔月期間の適格受
給者数中央値は808万7565人)
を調査対象としました。

 その結果、改訂前後で、PSA
検診の平均受診率は100 人年当
たり32.5件から36.5件へ増加し
ました(相対的増加12.5%、95
%CI 1.1-24.4)。40-54歳では
100人年当たり20.6件から22.7
件(同10.1%、-2.8-23.7)、
55-69歳では,同49.8件から55.8
件(同12.1%、-0.2-25.2)、
70-89歳では同38.0 件から44.2
件(同16.2%、4.2-29.0)へ増
加しました。分割時系列分析で、
2017年4月以降に全受給者でPSA
検診の有意な増加傾向が示され
ました(各隔月期間100 人年当
たり0.30件、P<0.001)。

 前立腺ガンの早期発見にPSA

検査が大きな役割を果たしてい

るという動画です。

 
 


 
 
 文責の人の仕事を分析する。


 
 
 
 
 
 
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2】 人工授精の内容を正確に理解している人約3割

 
 
 
 
 
 
 人工授精の内容を正確に理解
している人は約3割。2022年4月
から公的医療保険の適用拡大が
決まった不妊治療について、知
識が十分に浸透していないこと
が国立成育医療研究センター(
東京)などの調査で分かりまし
た。効果的な情報提供の在り方
が課題となりそうです。

 調査は女性向け体調管理アプ
リ「ルナルナ」の運営会社と共
同で実施しました。妊娠を希望
するアプリ利用者約4千人に尋
ねました。

 女性の子宮内に人工的に精子
を注入する「人工授精」の治療
内容を正しく理解していたのは
36%でした。「体外受精」(卵
子を体外に取り出して精子と受
精させ、受精卵を子宮内に移植
する方法)と混同している人が
多かったようです。

 人工授精と体外受精の違いに

ついて解説している動画です。

 
 


 
 
 退庁した隊長の体調管理を任
される。         笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 米国予防医学専門委員会(US
PSTF)の前立腺特異抗原(PSA)
検診に関する2012年勧告改訂(
55-69歳のPSA検診の再度推奨)
によるPSA 検査受診率への影響
を調査したのは、喜ばしいこと
です。検診の勧告改訂をするだ
けで、検診の受診率が上がった
ということですから、前立腺ガ
ンの検診のあり方が問われるこ
とになりそうです。日本でも、
こうした取り組みを進めて前立
腺ガンの早期発見・早期治療に
貢献するべきだと思いました。
 人工授精の内容を正確に理解
している人は約3割というのは、
非常に残念な結果と言えるでし
ょう。晩婚化はどんどん進み、
不妊症に悩むカップルが増えて
いるのに、この体たらくという
ことですから、啓蒙活動が必要
ということは明らかです。その
他の不妊症の治療についても、
この分だと正確な知識を持って
いないことが予想されるため、
しっかりとした、説明をするこ
とで一つ一つの不妊症治療につ
いての知識を再認識して頂き、
人口減少に歯止めがかかること
を期待したいと思います。

 性格を正確に把握する。 笑

 
 
 
 
 
 
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