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2022-11-19 17:13:30

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診療マル秘裏話  号外Vol.2327 令和4年1月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)悪性褐色細胞腫の放射線治療薬治験来春に着手
2)更年期障害患者に対する治療薬候補物質の開発

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 悪性褐色細胞腫の放射線治療薬治験来春に着手

 
 
 
 
 
 
 福島医大は早ければ春にも、
放射性核種(放射性物質)の「
アスタチン」を体内に投与して
ガンの一種「悪性褐色細胞腫」
の細胞を放射線で直接攻撃する
治療薬の治験に着手します。ア
スタチンを使った悪性褐色細胞
腫の治療の治験に着手するのは
世界初です。実際に人に投与し
て薬の安全性や有効性を調べ、
2026年ごろの実用化を目指しま
す。医大が12月23日、明らかに
しました。

 福島医大先端臨床研究センタ
ーは、放射性物質を製造する装
置「サイクロトロン」を使い、
16年からアスタチンを製造して
います。悪性褐色細胞腫は副腎
に発生し、国内の患者数が約30
0 人とされる希少なガンです。
センターは、悪性褐色細胞腫に
取り込まれやすい化合物とアス
タチンを合成して放射性薬剤を
開発しました。体内に投与する
と、ガン細胞に近づき放射線で
攻撃する仕組みで、動物実験な
ど新薬開発のプロセスを進めて
きました。

 悪性褐色細胞腫の治療につい

て解説している動画です。

 
 


 
 
 清三さんが、聖像を製造した。


 
 
 
 
 
 
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2】 更年期障害患者に対する治療薬候補物質の開発

 
 
 
 
 
 
 レナサイエンスは、精神症状
をともなう更年期障害患者に対
する治療薬候補物質「ピリドキ
サミン」の臨床開発に向け、東
京医科歯科大学と共同研究契約
を締結したと発表しました。火
照りや発汗などが起きるホット
フラッシュやうつ症状に対する
ピリドキサミンの安全性や有効
性について同大で臨床研究を行
います。

 同大は、更年期障害のホット
フラッシュやうつ症状の重症度
とビタミンB6の摂取量が逆相
関することや、うつ症状に酸化
ストレスが関与することを発見
しました。レナサイエンスが統
合失調症など複数疾患で開発を
進めるビタミンB6の一種、ピ
リドキサミンについて共同研究
することとなりました。

 ビタミンB6について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 警視総監の仕事量と勤務時間
が相関する。       笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 福島医大が早ければ春にも、
放射性核種(放射性物質)の「
アスタチン」を体内に投与して
ガンの一種「悪性褐色細胞腫」
の細胞を放射線で直接攻撃する
治療薬の治験に着手するという
のは素晴らしい企画です。現在、
両側の副腎にできている、悪性
褐色細胞腫に対しては、手術の
適応はなく、お手上げ状態です。
当クリニックの患者さんにも、
手術はできないから、降圧剤の
内服で様子を見て欲しいという
方がおられます。治験の条件に
合致するなら、来春まで降圧剤
内服で辛抱してもらい、治験に
参加できるようお話してみたい
と思います。
 レナサイエンスが、精神症状
をともなう更年期障害患者に対
する治療薬候補物質「ピリドキ
サミン」の臨床開発に向け、東
京医科歯科大学と共同研究契約
を締結したと発表したのは、喜
ばしいことです。精神症状を伴
う更年期障害には、当クリニッ
クでは、加味逍遥散を処方する
と共に、副腎疲労の治療を平行
して行っています。しかし、ビ
タミンB6のような、ありふれた
物質が更年期障害や統合失調症
に効果があるとは、灯台下暗し
であると思います。ピリドキサ
ミンは,ビタミンB群の中のビタ
ミンB6に分類される化合物の1
つです。体内で補酵素形のピリ
ドキサールリン酸に変換されて
活性を示します。

 形状が変換されて返還された。


 
 
 
 
 
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