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2022-11-15 17:35:30

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診療マル秘裏話  号外Vol.2324 令和4年1月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)国立ガンセンター,難治ガンリキッドバイオプシーで共同研究
2)FDAが,武漢熱治療薬 パクスロビドに緊急使用許可

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 国立ガンセンター,難治ガンリキッドバイオプシーで共同研究

 
 
 
 
 
 
 国立ガン研究センター中央病
院は本日(12月23日)、アジア
の子宮頸ガン、卵巣ガン、上咽
頭ガン、子宮体ガン、乳ガン患
者さんを対象に、血液を用いる
リキッドバイオプシーで網羅的
に遺伝子異常を調べ、治療の詳
細や予後などの臨床情報と合わ
せたデータベースを構築・解析
し、治療標的となりうる遺伝子
異常の特定や治験の実施につな
げるアジア多施設共同前向き研
究A-TRAIN (エー・トレイン)
を韓国、マレーシア、フィリピ
ン、シンガポール、台湾、タイ、
ベトナムのアジア7か国の施設
と協力して実施すると発表しま
した。

 これらのガンは、アジアでの
発生頻度が高く、また難治ガン
であることから新規治療開発が
強く望まれています。しかし、
欧米主導では研究開発が進みに
くいため、アジア地域で連携し
て主導的に研究開発を進めてい
くことが欠かせません。アジア
では臨床検査品質の標準化が十
分でない等の課題と、また世界
的にも腫瘍組織の採取が難しい
ガンの臨床検査開発の課題があ
り、本研究では、より簡便な血
液を用いた遺伝子解析で実施し、
これらの課題解決にも取り組み
ます。検査機器開発企業や国立
ガン研究センター研究所と協力
し、ガン種ごとに特徴的な遺伝
子異常などを選出した血液用の
遺伝子パネル検査を用いてガン
に関連する遺伝子を解析し、各
ガンの遺伝子異常の情報につい
て患者さん情報との統合解析を
実施します。

 また、転移性および/または
再発の病変を有する6ガン種の
患者さん約500 例を対象に血液
中の循環腫瘍DNA(ctDNA)を網
羅的に解析し、同時に臨床情報
を収集しデータベースを構築・
解析、治療標的となりうる遺伝
子異常の特定や治験の実施を目
指します。また、腫瘍組織を用
いたパネル検査も実施し、血液
による解析との一致度も解析す
るということです。

 リキッドバイオプシーについ

て解説している動画です。

 
 


 
 
 怪傑ゾロが課題解決する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 FDAが,武漢熱治療薬 パクスロビドに緊急使用許可

 
 
 
 
 
 
 米食品医薬品局(FDA)は
12月22日、米製薬大手ファイザ
ー製の武漢熱の経口薬(飲み薬)
「パクスロビド」に緊急使用許
可を出したと発表しました。米
国で武漢熱の飲み薬の承認は初
めてです。変異株「オミクロン
株」の感染が急拡大する中、新
たな治療法として期待されてい
ます。

 同薬は、軽度~中程度の武漢
熱患者さんで、既往症などがあ
り重症化リスクの高い12歳以上
が対象となります。医師の処方
が必要で、発症してから5日以
内の服用を求めています。

 ファイザーが重症化しやすい
成人患者ら約2200人を対象に行
った臨床試験の最終結果では、
飲み薬の服用で入院や死亡のリ
スクが9割減ったということで
す。同社は初期段階の研究デー
タから、飲み薬がオミクロン株
にも有効である可能性が高いと
の見方を示しています。

 米政府は1000万回分の供
給契約をファイザーと結び、日
本も200万回分の供給を受け
ることで基本合意しています。

 FDAは今回の承認は「パン
デミック(世界的な大流行)と
の闘いで大きな前進となる」と
強調しました。一方、「ワクチ
ンに代わるものではない」とも
指摘し、ワクチン接種や追加接
種の重要性を改めて訴えました。

 一方、米メルク社の飲み薬モ
ルヌピラビルは、FDAの諮問
委員会が先月30日に緊急使用を
認める勧告を出しましたが、F
DAはまだ承認の可否の判断を
下していません。メルクは当初、
重症化しやすい軽度~中程度の
患者さんの臨床試験で、入院・
死亡するリスクが半減したと説
明していましたが、その後の分
析で効果は約3割だったと下方
修正しました。FDAは有効性
を慎重に検証しているとみられ
ます。

 9か月前のコロナ内服薬の

ニュース動画です。

 
 


 
 
 身長を慎重に測定する。 笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 国立ガン研究センター中央病
院は本日(12月23日)、アジア
の子宮頸ガン、卵巣ガン、上咽
頭ガン、子宮体ガン、乳ガン患
者さんを対象に、血液を用いる
リキッドバイオプシーで網羅的
に遺伝子異常を調べ、治療の詳
細や予後などの臨床情報と合わ
せたデータベースを構築・解析
し、治療標的となりうる遺伝子
異常の特定や治験の実施につな
げるアジア多施設共同前向き研
究A-TRAIN (エー・トレイン)
を韓国、マレーシア、フィリピ
ン、シンガポール、台湾、タイ、
ベトナムのアジア7か国の施設
と協力して実施すると発表した
のは、素晴らしい企画です。リ
キッドバイオプシーを用いて、
患者さんの負担軽減に配慮して
いることも評価できます。
 米食品医薬品局(FDA)が
12月22日、米製薬大手ファイザ
ー製の武漢熱の経口薬(飲み薬)
「パクスロビド」に緊急使用許
可を出したと発表したのは喜ば
しいことです。厚生労働省もこ
れに続いて、早期認可をして使
えるようにして頂きたいと思い
ます。オミクロン株は、ブレイ
クスルー感染が特徴ということ
ですが、ワクチン接種3回で防
げると言われています。しかし、
3回目のワクチン接種の通知が
来ないので、こうした傾向の薬
が活用される場面が来る可能性
が高いと思われます。そうした
場面で、躊躇なく使えるように
厚生労働省も備えて頂きたいと
私は考えています。

 経口摂取の傾向と対策を考え
る。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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