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2022-10-27 20:43:17

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診療マル秘裏話  号外Vol.2307 令和3年12月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)EGFRの量を調節する働きの蛋白質の存在を解明
2)欧州疾病対策センターオミクロン株,デルタ株に代替と予測

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 EGFRの量を調節する働きの蛋白質の存在を解明

 
 
 
 
 
 
 福島医大解剖・組織学講座の
植村武文准教授(41)や和栗(
わぐり)聡教授(57)らの研究
チームが、ガンの原因遺伝子と
して知られる蛋白質「上皮成長
因子受容体(EGFR)」の量を調
節する働きがある蛋白質の存在
を突き止め、ガン専門の英科学
雑誌オンコジェネシスに発表し
ました。ガン細胞の増殖メカニ
ズムの一端が明らかになり、研
究チームは「将来的な抗ガン剤
開発に貢献できる」としていま
す。

 福島医大が12月2日発表しま
した。研究チームによると、EG
FRは細胞膜上にあり、正常な細
胞が増殖する際に重要な役割を
果たしますが、ガンの増殖にも
関わります。研究チームは過去
に、蛋白質「GGA2(ギガツー)」
が少なくなるとEGFRは細胞内の
「リソソーム」と呼ばれる場所
に運ばれて分解されやすくなる
ことを発表していました。

 今回、新たに「AP-1」と呼ば
れる蛋白質がGGA2と共にEGFRに
作用し、細胞内の「エンドソー
ム」と呼ばれる場所に来たEGFR
を再び細胞膜に戻し、分解され
ないようにしていることを突き
止めました。

 さらに、肺ガン、肝細胞ガン、
大腸ガンの一部で、エンドソー
ムにあるAP-1の量が多いことを
確認しました。

 AP-1やGGA2の量が低下すると、
EGFRは分解されて量が少なくな
り、ガン細胞の増殖が抑えられ
ます。AP-1などの量に作用する
物質が見つかれば、抗ガン剤開
発につながることが期待されま
す。植村准教授は「ガン細胞増
殖のメカニズムの解明にさらに
取り組みたい」と話しています。

 上皮成長因子受容体について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
 分会で派閥が分解した。 笑

 
 
 
 
 
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2】 欧州疾病対策センターオミクロン株,デルタ株に代替と予測

 
 
 
 
 
 
 欧州連合(EU)の専門機関、
欧州疾病対策センター(ECD
C)は12月2日、武漢熱の新た
な変異株「オミクロン株」が、
数か月以内に欧州での感染の半
数以上の原因になるとの予測を
明らかにしました。各国で続く
新型コロナ禍で今後、オミクロ
ン株が、これまで猛威を振るっ
てきた「デルタ株」にとってか
わるとの見通しが強まってきま
した。

 ECDCは、世界で最初にオ
ミクロン株を検出した南アフリ
カのデータに基づくと、「デル
タ株よりも増殖優位性がある可
能性を示唆している」との見解
も示しました。欧州では12月1
日夕時点で、約70の感染例が確
認されていました。現時点で症
状に関する情報がある感染者は
全てが無症状か軽症で、重症者
や死者はいないということです。

 フランス政府に新型コロナ対
策を助言する専門家の評議会の
ジャンフランソワ・デルフレシ
議長は12月2日、仏テレビに、
国内では来年1月末頃に、オミ
クロン株が主流になる可能性が
あるとの見方を示しました。仏
国内では12月1日、1日当たり
の新規感染者は約5万人と、デ
ルタ株が中心の感染拡大が続い
ています。デルフレシ氏は「オ
ミクロン株は我々が恐れていた
変異株だ。欧州に定着するまで
には少し時間がかかるので、準
備の時間はある」と述べました。

 一方、南アフリカ国立伝染病
研究所の研究者らは12月2日、
オミクロン株が従来の変異株と
比べ、抗体を持っている人を再
感染させるリスクが高いとの分
析結果を公表しました。南アで
最近確認されている再感染の増
加と「オミクロン株の出現のタ
イミングが一致している」と指
摘し、「過去の感染による免疫
を回避する実質的な能力がある
ことを示唆している」と結論づ
けました。

 オランダ公共放送NOSなど
は12月2日、11月末に南アフリ
カから空路でアムステルダムに
到着し、武漢熱感染が確認され
ていた61人の9割以上がワクチ
ン接種済みだったと伝えました。
うち14人はオミクロン株の感染
が確認されていました。

 米疾病対策センター(CDC)
は12月2日、ミネソタ州在住の
成人男性の感染確認を発表しま
した。男性は、11月19~21日に
ニューヨーク市マンハッタンの
大型展示場で計約5万3000人が
参加した、アニメなど日本のポ
ップカルチャーを紹介するイベ
ントを訪れていました。ミネソ
タ州の保健当局によると、6か
月以上前にワクチン接種を完了
し、11月に追加接種も受けてい
たということです。

 ビル・デブラシオ市長は、「
市内でオミクロン株が拡大して
いると想定すべきだ」として、
イベント参加者らに直ちに検査
を受けるよう呼びかけています。
デブラシオ市長とニューヨーク
州のキャシー・ホークル知事は
12月2日夜に合同で記者会見し、
州内でもすでに、5人の感染が
確認されたと発表しました。う
ち1人は、南アから帰国した女
性だったということです。

 ロイター通信によると、デル
タ株の由来となったインドでも
12月2日、同国初となる2人の
感染が確認されました。

 10ヶ月前のこのニュースのニ

ュース動画です。

 
 


 
 
 市長が選挙用プロモーション
ビデオを視聴する。    笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 福島医大解剖・組織学講座の
植村武文准教授(41)や和栗(
わぐり)聡教授(57)らの研究
チームが、ガンの原因遺伝子と
して知られる蛋白質「上皮成長
因子受容体(EGFR)」の量を調
節する働きがある蛋白質の存在
を突き止め、ガン専門の英科学
雑誌オンコジェネシスに発表し
たのは、素晴らしい業績です。
AP-1やGGA2の量が低下すると、
EGFRは分解されて量が少なくな
り、ガン細胞の増殖が抑えられ
るというメカニズムは、非常に
分かりやすいのですが、このメ
カニズムだけでガンの増殖が成
り立っているのか?あるいは、
すべての悪性腫瘍でこのメカニ
ズムが成り立つのか?という疑
問が湧いてきます。こうした疑
問に回答して頂けると幸いです。
 欧州連合(EU)の専門機関、
欧州疾病対策センター(ECD
C)が12月2日、武漢熱の新た
な変異株「オミクロン株」が、
数か月以内に欧州での感染の半
数以上の原因になるとの予測を
明らかにしたのは、由々しきこ
とです。水面下で感染が拡大し
ているとすれば、日本でも同じ
ことが予測される可能性はある
と思います。一方、南アフリカ
国立伝染病研究所の研究者らが
12月2日、オミクロン株が従来
の変異株と比べ、抗体を持って
いる人を再感染させるリスクが
高いとの分析結果を公表してい
るのも不気味な話だと思います。
兎に角、日本における武漢熱の
第6波の襲来だけは、回避して
頂くことを切に祈念させて頂き
たいと思います。

 健康の秘訣を公表したのは、
好評だった。       笑

 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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