最近の号外Vol.2300メルマガ

2022-10-18 17:19:03

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 
診療マル秘裏話  号外Vol.2300 令和3年12月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)群馬県女性議員が乳ガン患者への支援等を要望
2)ニューロフィードバック訓練の,適合性予測の手法を開発

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 群馬県女性議員が乳ガン患者への支援等を要望

 
 
 
 
 
 
 群馬県内で活動する女性議員
らが新年度の県の予算編成に向
け、ワクチン手帳の取り扱いや
乳ガン患者への支援などを山本
知事に要望しました。

 山本知事に予算要望を行った
のは、県内を選挙区とする現職
の女性議員ら40人で構成する
「ぐんま女性議員政策会議」で
す。新年度の県の予算編成に向
けて毎年、要望を行っていて、
学校給食の充実やDV対策の強
化など継続のものを含む48の
政策を山本知事に要望しました。

 今年は新たに新型コロナウイ
ルスのワクチン手帳について、
接種できない人にも配慮するこ
とや、渋川市にある小児医療セ
ンターの施設内の充実、乳ガン
患者さんの支援など8つの政策
を盛り込みました。山本知事は、
要望を受け「必要な支援は早急
に考える。」と話していたとい
うことです。

 乳ガンの患者さんに寄り添う

看護について解説している動画

です。

 
 


 
 
 清作さんが政策に必要な物品
を制作する。       笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 ニューロフィードバック訓練の,適合性予測の手法を開発

 
 
 
 
 
 
 広島大学は11月24日、訓練前
に計測した安静時脳活動から、
AI(機械学習)技術を用いて、
ニューロフィードバック訓練の
適合性に関連した脳情報を抽出
して、ニューロフィードバック
訓練の適合性を予測する手法を
開発したと発表しました。この
研究は、同大脳・こころ・感性
科学研究センターの高村真広客
員講師、奈良先端科学技術大学
院大学 先端科学技術研究科情
報科学領域 数理情報学研究室
の吉本潤一郎准教授らの研究グ
ループによるものです。研究成
果は、「Neuroimage」に掲載さ
れています。

 ニューロフィードバックとは、
ある人の脳活動を測定しながら
当人にその脳活動の状態をリア
ルタイムで可視化することによ
って脳活動を特定の状態に導く、
つまり「脳活動を制御する」技
術のことです。薬物や刺激を用
いず非侵襲的に脳の状態を変え
る可能性があることから、精神
疾患の新しい治療法としても注
目されています。例えば、疾患
によってある脳部位の活動が低
下している場合、その脳部位の
活動を高めるニューロフィード
バック訓練を行うことで、症状
を改善できると考えられていま
す。研究グループも過去に、う
つ病で低下した前頭葉の活動を
高めるニューロフィードバック
訓練がうつ病患者さんの症状を
改善させる効果を報告していま
す。

 しかし、ニューロフィードバ
ック訓練は一種の学習訓練であ
ることから、訓練に対する得手・
不得手(訓練への適応性)に個
人差があることが知られていま
す。このニューロフィードバッ
ク訓練への適応性が治療効果を
左右してしまう問題は、治療へ
の実用化に向けた課題となって
いました。

 研究グループはこの問題を解
決するため、簡便に測定できる
安静時の脳fMRIデータから、そ
の人がニューロフィードバック
訓練にどの程度適しているのか
をAI技術を用いて予測する方法
を開発しました。その結果、後
部帯状回や後部島皮質を中心と
した脳の機能的結合からニュー
ロフィードバック訓練に上手く
適応できるか否かを予測できる
ことを発見しました。さらに、
ニューロフィードバック訓練の
標的脳部位によらず予測するこ
とに成功しました。

 「今回の研究成果を応用する
ことで、さまざまな特性をもつ
患者群に対し、負荷の少ない検
査で適切なニューロフィードバ
ック治療を提供する「テーラー
メイド治療」の実現につながる
と考えられる」と研究グループ
は述べています。

 ニューロフィードバックにつ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
 負荷の多い検査は不可とされ
た。           笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 群馬県内で活動する女性議員
らが新年度の県の予算編成に向
け、ワクチン手帳の取り扱いや
乳ガン患者への支援などを山本
知事に要望したのは、喜ばしい
ことです。特に乳ガン患者への
支援については、男性議員では
思いつかない貴重な要望である
と思います。ただ、少ないなが
ら男性の乳ガン患者さんもいる
ので、そこへの配慮もお願いし
対と思います。山本知事が男性
である以上、女性ならではの視
点の要望は、尊重するべきだと
思います。かかあ天下の群馬な
らではの積極的な女性議員さん
の行動力に脱帽です。予算編成
を前に、要望を実現する予算が
つくことを大いに期待したいと
思います。
 広島大学が11月24日、訓練前
に計測した安静時脳活動から、
AI(機械学習)技術を用いて、
ニューロフィードバック訓練の
適合性に関連した脳情報を抽出
して、ニューロフィードバック
訓練の適合性を予測する手法を
開発したと発表したのは、素晴
らしい業績です。ニューロフィ
ードバック訓練への適応性が治
療効果を左右してしまう問題は、
治療への実用化に向けた課題と
なってきていました。今回の研
究成果で、適合性予測が可能と
なり、その成果を応用すること
で、さまざまな特性をもつ患者
群に対し、負荷の少ない検査で
適切なニューロフィードバック
治療を提供する「テーラーメイ
ド治療」の実現につなげて頂き
たいものです。

 主峰の制覇を可能にする手法
を見出す。        笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人社団 永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント