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2022-08-26 14:05:12

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診療マル秘裏話  号外Vol.2254 令和3年10月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)子宮頸ガンの乳頭腫ウイルスのワクチン,積極的勧奨再開
2)コロナ全般に効く、ユニバーサルワクチンの実用化を目指す

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 子宮頸ガンの乳頭腫ウイルスのワクチン,積極的勧奨再開

 
 
 
 
 
 
 
 子宮頸(けい)ガンの原因と
なるヒトパピローマウイルス(
HPV) の感染を防ぐワクチンの
接種について、「積極的勧奨」
が再開される方向になりました。
10月1日に開かれた厚生労働省
の検討部会が安全性や効果など
を検討し、「勧奨を妨げる要素
はない」と確認しました。今後、
厚労省は再開に向け、接種後に
症状が出た場合の診療体制や情
報提供のあり方などを議論して
いきます。

 ワクチンは2009年に承認され、
2013年4月に原則無料の定期接
種となりました。しかし、その
前後に、接種後に体の広範囲が
痛むなどの「多様な症状」の訴
えが相次ぎました。厚労省は同
年6月、定期接種の位置づけは
維持する一方、対象者に個別に
接種を呼びかける積極的勧奨を
中止しました。

 専門家による検討部会はこの
日、多様な症状とワクチン接種
との関連性は明らかになってい
ない・海外の大規模調査で子宮
頸ガンの予防効果が示されてき
ているなどと評価しました。勧
奨が中止されていた間、接種対
象だったのに接種機会を逃した
人への機会の確保なども今後、
検討します。

 子宮頸ガンは子宮の入り口に
できるガンです。生涯のうち1.
3%の女性が診断されます。20~
30代の女性では、2019年は人口
10万人あたり1.32人亡くなり、
乳ガンの1.92人に次いで多いと
されています。ワクチンは小学
6年から高校1年相当の女子が対
象で、現在も接種を希望すれば
原則無料で受けられます。

 このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
 積極的勧奨の方針に干渉する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 コロナ全般に効く、ユニバーサルワクチンの実用化を目指す

 
 
 
 
 
 
 
 大阪大学発のベンチャーKO
TAIバイオテクノロジーズ(
大阪府吹田市)は9月29日、塩
野義製薬とコロナウイルスワク
チンの抗原デザインに関する共
同研究契約を締結したと発表し
ました。重症急性呼吸器症候群
(SARS)などコロナウイル
ス全般に有効な抗原を使ったユ
ニバーサルワクチンの実用化を
目指します。

 両社は昨年5月から武漢熱患
者さんから採取した免疫細胞を
解析する共同研究を行ってきま
した。この研究で得た知見を応
用して新たなコロナワクチンの
開発に挑戦します。SARSや
今回の武漢熱、今後出てくる変
異株や新たなコロナウイルスな
どにも有効なユニバーサルワク
チンを狙っています。

 まずKOTAIがワクチンの
抗原を設計し、抗原により誘導
される免疫応答を解析します。
この抗原情報を基に塩野義がワ
クチン抗原を作製し、中和活性
などを評価します。KOTAI
の研究費は塩野義が負担します。
製品化など開発の進捗に応じた
成功報酬、実施料もKOTAI
に支払われます。KOTAIは
大阪大学免疫学フロンティア研
究センターでの研究成果を基に、
2016年に設立したベンチャーで
す。

 塩野義製薬のワクチンの臨床

試験について解説している動画

です。

 
 


 
 
 精巧な機械を設計し成功報酬
を得る。         笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 子宮頸(けい)ガンの原因と
なるヒトパピローマウイルス(
HPV) の感染を防ぐワクチンの
接種について、「積極的勧奨」
が再開される方向になったのは
喜ばしいことです。ワクチン接
種後の副反応は、因果関係が証
明されなかったことが大きいの
ではないかと考えています。積
極的勧奨を中止している間に、
北欧などの国では、予防接種が
普及し、今や子宮頸ガンは予防
できるガンという考えが定着し
ているのです。日本だけ、接種
が立ち遅れた結果、未だに子宮
頸ガンが増えているという現象
に厚労省が危機感を覚えたので
はないでしょうか?
 大阪大学発のベンチャーKO
TAIバイオテクノロジーズ(
大阪府吹田市)が9月29日、塩
野義製薬とコロナウイルスワク
チンの抗原デザインに関する共
同研究契約を締結したと発表し
たのは、喜ばしいことです。特
にコロナウイルス全般に効果が
あるとされるユニバーサルワク
チンの実用化を目指すというこ
とですから、今後、いかなる変
異株が出現しても、ワクチンの
効果が落ちることはないという
のは、魅力的であると思いまし
た。ファイザー社などが研究し
ているとされる、デルタ株に効
果が高いワクチンに対し、その
上を行くワクチンであることは
明白と言えましょう。

 貞潔を守る契約条項を締結し
た。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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