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2022-08-03 21:46:34

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診療マル秘裏話  号外Vol.2234 令和3年10月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)医薬品第二部会アステラス製薬のADCの承認等を了承
2)武漢熱ミュー株は,抗体が他変異株より効きにくい

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 医薬品第二部会アステラス製薬のADCの承認等を了承

 
 
 
 
 
 
 厚生労働省の薬事・食品衛生
審議会の医薬品第二部会は9月6
日、アステラス製薬の抗体薬物
複合体(ADC)「パドセブ」
の承認などを了承しました。パ
ドセブは化学療法後に増悪した
根治切除不能な尿路上皮ガンが
効能・効果で、優先審査の対象
となっています。また、中外製
薬の血友病A治療薬「ヘムライ
ブラ」などの希少疾病用医薬品
への指定、生物学的製剤基準や
放射性医薬品基準の一部改正も
了承しました。

 承認了承を得たのは、ファイ
ザーのアトピー性皮膚炎治療薬
「サイバインコ」などです。全
薬工業の抗体医薬品「リツキサ
ン」、小野薬品工業の抗ガン剤
「オプジーボ」などの適応追加
も議論し、いずれも了承となり
ました。

 膀胱ガンについて解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 快晴の日に、法律が改正され
た。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 武漢熱ミュー株は,抗体が他変異株より効きにくい

 
 
 
 
 
 
 
 南米・コロンビア由来の変異
した新型コロナウイルス「ミュ
ー株」は、ワクチンなどででき
た抗体が他の変異株よりも効き
にくいとする結果を、東京大や
東海大などの研究チームがまと
めました。

 ミュー株は世界保健機関(W
HO)が8月、警戒度が2番目
に高い変異株に位置づけました。
国内では6~7月に空港検疫で
2例確認されています。

 チームは米ファイザー製ワク
チン接種者や従来株に感染経験
のある人の血液を使い、様々な
変異株に対する抗体の効果を調
べました。その結果、ミュー株
に対しては、ワクチン接種者の
抗体の効果が従来株より7分の1
以下に低下しました。インド由
来のデルタ株や南アフリカ由来
のベータ株より効果の低下が大
きかったということです。

 チームの佐藤佳・東大准教授
(ウイルス学)は「現在、デル
タ株が世界で蔓延しているが、
ミュー株に対する監視も重要だ」
と話しています。

 変異株とワクチンについて

解説している動画です。

 
 


 
 
 鉗子の使い方を監視する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 厚生労働省の薬事・食品衛生
審議会の医薬品第二部会は9月6
日、アステラス製薬の抗体薬物
複合体(ADC)「パドセブ」
の承認などを了承したのは喜ば
しいことです。問題は、ADC
の使用法についてです。先行す
る第一三共のエンハーツでは、
使用が、三次使用に限られてお
り、ファーストチョイスで使用
されていません。ADCは抗体
に、リンカーを介して既存の抗
ガン剤が結び付けられたもので
ファーストチョイスおよび二次
使用で使われる抗ガン剤治療薬
(工夫のない化学療法薬)と較
べて、ガン細胞にだけ作用する
ように設計されており、副作用
が格段に少なくなっているので、
ファーストチョイスで使われる
べき薬剤であると考えています。
 南米・コロンビア由来の変異
した新型コロナウイルス「ミュ
ー株」は、ワクチンなどででき
た抗体が他の変異株よりも効き
にくいとする結果を、東京大や
東海大などの研究チームがまと
めたということは、本当に由々
しきことです。デルタ株の流行
が収まっても、またミュー株の
流行に悩まされるのかと思うと
本当にやるせない思いで一杯で
す。ミュー株は世界保健機関(
WHO)が8月、警戒度が2番
目に高い変異株に位置づけたと
いうことですから、日本でもデ
ルタ株の感染者数が減ったとい
って手放しで喜べない事態だと
思います。何とか水際で、外国
からのウイルスの持ち込みを防
いで頂きたいものです。

 感染が見逃せないということ
自体、深刻な事態です。  笑

 
 
 
 
 
 
 
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