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2022-07-26 17:09:34

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診療マル秘裏話  号外Vol.2228 令和3年9月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)TAMの働きを阻害する薬剤で,骨肉腫拡大を抑制
2)空港検疫で武漢熱の変異ミュー株が検出と発表

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 TAMの働きを阻害する薬剤で,骨肉腫拡大を抑制

 
 
 
 
 
 
 骨のガンと呼ばれる骨肉腫を
研究する岡山大病院の藤原智洋
助教(骨軟部腫瘍)らのグルー
プは、ガン組織内にある「腫瘍
随伴マクロファージ(TAM)」
の働きを阻害する薬剤を投与す
ると、骨肉腫の拡大を抑制する
効果があることをマウス実験で
突き止めました。この薬剤は既
に米国で良性腫瘍の治療に使用
されており、40年近く効果的な
新薬が登場していない骨肉腫の
新たな治療法確立が期待できる
成果ということです。グループ
は2年後の臨床試験着手を目指
します。

 藤原助教らによると、国内で
の骨肉腫の新規発症患者さんは
年間約200人です。15万人以
上の大腸ガンなどに比べ、治療
法の開発が遅れているというこ
とです。グループは、近年の研
究でヒトの免疫を抑制し、ガン
細胞の増殖を助ける機能を持つ
ことが分かったTAMに着目し
ました。骨肉腫治療への応用を
考えました。

 骨肉腫にしたマウス10匹を、
薬剤を投与する群(5匹)とし
ない群(同)に分けて実験しま
した。投与群には1週間に1回、
体重1キロ当たり10ミリグラム
を患部に注射しました。3週間
後、骨肉腫の大きさを比べたと
ころ、投与しない群は平均で約
10倍でしたが、投与群は3倍程
度にとどまっていたということ
です。

 いったん腫瘍が拡大した後、
縮小した投与群のマウスの腫瘍
内を詳細に分析した結果、ガン
細胞を攻撃する「キラーT細胞」
の数が約2倍に増加していまし
た。グループは「TAMが減っ
た場所にキラーT細胞が入り込
んだ可能性がある」と推測して
います。藤原助教は「薬剤の効
果的な投与法などを探り、早期
の実用化につなげたい」と話し
ています。研究成果は6月、米
科学誌に掲載されました。

 骨肉腫について解説している

動画です。

 
 


 
 
 商才の有無を詳細に検討する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 空港検疫で武漢熱の変異ミュー株が検出と発表

 
 
 
 
 
 
 
 厚生労働省は9月1日、空港検
疫で6月と7月に新型コロナ(
武漢熱)ウイルス感染が判明し
た女性2人から、変異した「ミ
ュー株」が検出されたと発表し
ました。国内での感染確認は初
めてということです。
 ミュー株はコロンビアで1月
に初めて報告され、世界保健機
関(WHO)が8月末に「注目
すべき変異株」に分類しました。
厚労省は感染力の強さなどを詳
しく調べる予定です。
 同省によると、2人のうち、
40代女性は6月26日に成田空港
に到着し、アラブ首長国連邦に
滞在歴がありました。もう1人
は50代で7月5日に羽田空港に
到着、英国に滞在歴がありまし
た。2人とも無症状でした。

 ミュー株について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 キャンプの班名が、判明した。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 骨のガンと呼ばれる骨肉腫を
研究する岡山大病院の藤原智洋
助教(骨軟部腫瘍)らのグルー
プが、ガン組織内にある「腫瘍
随伴マクロファージ(TAM)」
の働きを阻害する薬剤を投与す
ると、骨肉腫の拡大を抑制する
効果があることをマウス実験で
突き止めたのは素晴らしい業績
です。ガン微小環境の最たるも
のであるTAMの働きを阻害す
る薬を投与することで、骨肉腫
の増殖を抑制するというのは、
今までなかった試みだと思いま
す。ただ、骨肉腫を完治させる
ものではないので、そこが残念
な所です。TAMだけではなく、
他のガン微小環境に働きかける
薬剤をドラッグリポジショニン
グで発見して頂きたいものです。
 厚生労働省が9月1日、空港検
疫で6月と7月に新型コロナ(
武漢熱)ウイルス感染が判明し
た女性2人から、変異した「ミ
ュー株」が検出されたと発表し
たのは由々しき問題です。空港
検疫で見つかったことから外国
から輸入されようとしていたと
いうことだと思います。デルタ
プラス株、カッパー株、ラムダ
株など新しい変異の武漢熱の株
が相次いで発見されているので、
本当に残念なことです。できる
だけ早く、こうした新しい変異
株の感染力や重症化のリスクに
ついての調査が行われることを
期待したいと思います。

 空港検疫に関する権益を考え
る。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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