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2022-07-24 21:21:27

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診療マル秘裏話  号外Vol.2226 令和3年9月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)HTLV-1感染細胞が,ATL細胞に進化する過程解明
2)武漢熱の点滴薬剤が皮下注射等で予防投与検討

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 HTLV-1感染細胞が,ATL細胞に進化する過程解明

 
 
 
 
 
 
 東京大学の山岸誠特任講師、
内丸薫教授らの研究グループは、
白血病ウイルスに感染した細胞
がどのようにリンパ腫細胞へと
進化するかの過程を捉えたと発
表しました。1細胞レベルで遺
伝子の発現やDNAの解析を行
うシングルセル解析技術により、
特定のDNAを持った、悪性度
が高い腫瘍細胞が出現、選択、
発症するまでを検出しました。
遺伝子変異がリンパ腫の性質を
大きく変化させることから、変
異に対応した治療法の開発が重
要であるとも提言しました。ガ
ン研究や感染症研究発展への貢
献が見込まれます。

 研究グループは、ヒトT細胞
白血病ウイルス1型(HTLV
-1)の感染細胞が、悪性度の
高い成人T細胞白血病リンパ腫
(ATL)へ進化する過程を解
析しました。感染細胞は性質の
異なる多様な状態で存在し、そ
の一部が増殖に有利な、悪性度
が高い腫瘍細胞に変異すること
で、周囲の細胞にも選択され、
増殖し発症にいたります。さま
ざまな遺伝子変異を有する感染
細胞が、競合しながら悪性度を
高めていくことが明らかになり
ました。

 国内のHTLV-1感染者は
約100万人以上と推定され、
そのうちの3~5%がATLを
発症するとされています。変異
する遺伝子によって、性質が変
わることから、特性を理解した
治療法の開発が必要とされてい
ます。

 成人T細胞白血病・悪性リ

ンパ腫について解説している

動画です。

 
 


 
 
 強豪校が試合で競合する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 武漢熱の点滴薬剤が皮下注射等で予防投与検討

 
 
 
 
 
 
 
 中外製薬の奥田修社長は8月
26日、同社が開いた新型コロナ
ウイルス(武漢熱)感染症薬「
ロナプリーブ」説明会で、同薬
の予防投与、皮下注射に関して
も「検討していく」との考えを
表明しました。予防にも効果が
あるとの報告もありますが、今
の日本での承認の対象は治療の
みとなっています。投与方法も
点滴ですが、外来などで使いや
すくするため、医療現場からは
皮下注射を求める声も上がって
います。

 ロナプリーブは、2種類のウ
イルス中和抗体を投与直前に混
ぜ合わせて使うため、「抗体カ
クテル療法」と呼ばれています。
米リジェネロン・ファーマシュ
ーティカルズが創製し、昨年12
月に中外は親会社スイス・ロシ
ュを通じて、日本での権利を獲
得しました。今年7月に日本で
特例承認を取得しました。5月
には日本政府との間で2021年分
のロナプリーブを供給していく
ことで合意しています。

 奥田社長は、これからの課題
として(1)必要供給量の確保
(2)適正流通・適正使用の推
進-を挙げました。国内で感染
者が増えるなか、すべてを輸入
に頼るロナプリーブの供給不足
も懸念されますが、「必要量を
確保していく」と強調しました。
一方、中外による国内生産には
生産で使うタンクの増設や技術
移管に「時間がかかる」とし、
否定的な見解を示しました。

 また、同社が日本で武漢熱薬
として開発中の経口剤「AT-
527」については、今年下期
にも治験結果が出る見通しであ
ることを踏まえ、「2022年の申
請を目指す」としています。同
じく開発を進めているバイオ医
薬品「アクテムラ」は当局と申
請可否について「協議中だ」と
述べました。

 ロナプリーブについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 競技の判定に協議中。  笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 東京大学の山岸誠特任講師、
内丸薫教授らの研究グループが、
白血病ウイルスに感染した細胞
がどのようにリンパ腫細胞へと
進化するかの過程を捉えたと発
表したのは素晴らしい業績です。
感染細胞は性質の異なる多様な
状態で存在し、その一部が増殖
に有利な、悪性度が高い腫瘍細
胞に変異することで、周囲の細
胞にも選択され、増殖し発症に
いたり、さまざまな遺伝子変異
を有する感染細胞が、競合しな
がら悪性度を高めていくことが
明らかになったので、その特性
を理解した治療法の開発に期待
したいと思います。
 中外製薬の奥田修社長は8月
26日、同社が開いた新型コロナ
ウイルス(武漢熱)感染症薬「
ロナプリーブ」説明会で、同薬
の予防投与、皮下注射に関して
も「検討していく」との考えを
表明したのは、素晴らしい企画
だと思います。現状、デルタ株
あるいは、デルタ株プラスに感
染してからでは、若く体力があ
る人でも、重症化のリスクが高
いので、ワクチンでの予防と共
に、皮下注射での予防を、特に
濃厚接触者に対して行うのは、
非常に有効なのではないかと私
は、考えています。

 食べ物に接触することで摂食
行動が加速される。    笑

 
 
 
 
 
 
 
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