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2022-07-04 21:11:33

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診療マル秘裏話  号外Vol.2209 令和3年9月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)TRK阻害薬内用液,小児や嚥下困難患者向け発売
2)武漢熱ワクチンを短時間で大量に粉末にできる技術

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 TRK阻害薬内用液,小児や嚥下困難患者向け発売

 
 
 
 
 
 
 バイエル薬品は8月6日、経
口トロポミオシン受容体キナー
ゼ(TRK) 阻害薬ヴァイトラッ
クビ(一般名:ラロトレクチニ
ブ硫酸塩)の内用液20mg/mL を
発売しました。同剤は神経栄養
因子チロシンキナーゼ受容体(
NTRK)融合遺伝子陽性の進行・
再発固形ガンを効能・効果とし、
内用液は小児や嚥下困難患者さ
んに適した剤形として開発しま
した。抗ガン剤の内用液は国内
初となっています。適正使用を
推進するため、専用ピペットや
服用量チェックカードなどを含
めたデバイスパックを提供しま
す。

 ヴァイトラックビのカプセル
剤は7月7日に発売し、内用液
は発売準備中となっていました。
同剤は、中外製薬の遺伝子変異
解析プログラム・FoundationOn
e CDx ガンゲノムプロファイル
で、同剤の有効性が期待される
TRK 融合ガンかどうかを調べた
上で使用します。TRK 融合蛋白
質は、体内の発生部位にかかわ
らず、ガン患者さんのガンの広
がりや増殖を促進する発ガン性
ドライバーとして作用します。

 バイエル薬品は、「ガンの種
類や患者さんの年齢にかかわら
ず、NTRK遺伝子融合を有するす
べてのガン患者さんに革新的な
個別化治療を提供するような、
ガン領域におけるアンメット・
メディカル・ニーズに応える努
力を今後も続けていく」として
います。

 内服薬の剤型について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 発声練習で、発生する問題を
解決する。        笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 武漢熱ワクチンを短時間で大量に粉末にできる技術

 
 
 
 
 
 
 新型コロナ(武漢熱)ウイル
スのワクチン液を短時間で大量
に粉末にできる技術の開発に、
医薬品ベンチャーのモリモト医
薬(大阪市)が成功しました。
生産効率が10倍高まるといい、
来年の実用化を目指します。常
温で保管できて扱いやすい粉末
化が進めば、ワクチン接種の促
進につながりそうです。

 同社は、粉末ワクチンを連続
して製造する装置を開発しまし
た。液剤をスプレーし瞬時に凍
らせて粒子状にした後、約1日
乾燥して粉末にします。昨年10
月に特許を取得しました。粉末
ワクチンは生理食塩水などで液
体に戻して接種します。

 これまでは瓶の中に液剤を入
れ、約1週間かけて冷凍乾燥し
ていました。同社の技術を活用
すれば、一つの瓶に従来の5倍、
接種25回分を入れられ、保管や
輸送業務を効率化できます。

 同社は今後、製薬会社からコ
ロナワクチンの提供を受け、粉
末化によって有効性や安全性に
問題が生じないか検証します。
来年、本社内の工場に製造設備
を設置し、年間で接種1億回分、
瓶2000万本分を供給する体制を
整えます。盛本修司社長は「日
本はワクチン競争で後れを取っ
たが、製剤では世界をリードし
たい」と語りました。

 液剤ワクチンは低温での管理
や輸送が難しく、電源プラグ抜
けなどの保管ミスによる廃棄が
相次ぎました。政府は6月に決
定した国産ワクチンに関する強
化戦略で、粉末ワクチンの開発
や製造への支援を盛り込んでい
ます。

 このニュースのニュース動画

です。

 
 


 
 
 低音の声で低音火傷について
解説する。        笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 バイエル薬品が8月6日、経
口トロポミオシン受容体キナー
ゼ(TRK) 阻害薬ヴァイトラッ
クビ(一般名:ラロトレクチニ
ブ硫酸塩)の内用液20mg/mL を
発売したのは喜ばしいことです。
小児や嚥下困難患者さんに適し
た剤形として開発されたとのこ
とですが、こうした配慮がなさ
れるのは、本当に親切な薬剤と
言えるでしょう。ガンの種類や
患者さんの年齢にかかわらず、
NTRK遺伝子融合を有するすべて
のガン患者さんに革新的な個別
化治療を提供するような、ガン
領域におけるアンメット・メデ
ィカル・ニーズに応える努力を
今後も続けていくという姿勢も
称賛に値すると思います。
 新型コロナ(武漢熱)ウイル
スのワクチン液を短時間で大量
に粉末にできる技術の開発に、
医薬品ベンチャーのモリモト医
薬(大阪市)が成功したのは、
画期的な業績と言えるでしょう。
生産効率が10倍高まるといい、
来年の実用化を目指すというこ
とですが、液剤ワクチンは低温
での管理や輸送が難しく、電源
プラグ抜けなどの保管ミスによ
る廃棄が相次いでいることを考
えると一刻も早く実現して欲し
いものです。政府は6月に決定
した国産ワクチンに関する強化
戦略で、粉末ワクチンの開発や
製造への支援を盛り込んでいる
ということですが、なお一層の
後押しをして頂きたいと切に願
う次第です。

 一艘の船になお一層の存続の
支援をお願いする。    笑

 
 
 
 
 
 
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