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2022-07-01 18:08:29

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診療マル秘裏話  号外Vol.2206 令和3年8月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)光照射細胞のみの遺伝子発現超高解像度で解析
2)デルタ株感染者でデルタ亜系統株市中感染事例確認

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 光照射細胞のみの遺伝子発現超高解像度で解析

 
 
 
 
 
 
 京都大学は7月27日、光単離
化学(PIC) という技術を開発
し、光を照射した細胞のみの遺
伝子発現を、超高解像度で調べ
る解析技術を開発したことを発
表しました。同大大学院医学研
究科の沖 真弥 特定准教授らの
研究グループによるものです。

 人間を含む多細胞生物は、少
なくとも100 種類以上の細胞で
構成された機能や特性を持つこ
とが知られています。これらの
細胞の特性を調べるには、臓器
や組織から取り出すと本来の特
性を失うため、組織を破壊する
ことなく特定の細胞のみを解析
する必要がありますが、従来の
手法では不可能とされてきまし
た。

 研究グループは今回、半導体
製造技術をヒントに、光を照射
したエリアからのみ遺伝子の発
現情報を取り出す技術 「PIC」
を開発しました。これにより、
脳のさまざまな領域に光を照射
して、領域ごとに働きが異なる
遺伝子のみを検出することや、
マウスの非常に小さな細胞集団
や光学顕微鏡でも判別できない
くらい細かな構造からも、遺伝
子を網羅的に検出することが可
能になりました。

 また、このような技術は「空
間オミクス」と呼ばれ、多くは
利用するのが高額ですが,PICは
既存の遺伝子解析手法に、たっ
た数百円追加するだけで実施で
きる日本独自の技術であり、今
後普及が見込まれます。

 ガン患者さんの診断では、組
織標本を染色して悪性度の判定
や治療方針が検討されますが、
ガン組織には正常と異常な細胞
が入り混じっているため、それ
らを分離して遺伝子を解析する
のは困難です。PIC を活用する
ことで、異常な細胞の性質を深
く調べ上げことができ、より正
確な診断や効果的な治療選択の
検討に役立つことが期待されま
す。

 光で操る化学について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 後学のために工学を利用した
製品を高額を払い調査した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 デルタ株感染者でデルタ亜系統株市中感染事例確認

 
 
 
 
 
 
 
 東京医科歯科大学の研究グル
ープは8月5日,2021年5月上旬~
7月上旬に,同学病院に入院また
は通院歴のある新型コロナウイ
ルス感染症(武漢熱)患者さん
からインド変異型(デルタ株)
の市中感染例の増加に加え、デ
ルタ株に感染した複数の患者さ
んからデルタ亜系統株 (AY.3
系統)の市中感染事例を確認し
たと発表しました。

 デルタ亜系統株の主要流行国
は現時点では米国と英国とされ
ています。感染・伝播性および
ワクチンなどへの影響に関する
知見は得られていませんが、世
界保健機関(WHO) および国立
感染症研究所では「懸念される
変異株(VOCs)」に分類してい
ます。日本ではこれまでに空港
検疫で1件確認されていました
が、市中感染事例は確認されて
いませんでした。以前のメルマ
ガでお伝えしたデルタプラス株
は,(正式名AY.1)」でAY.3 系
統とは、違うようです。

 デルタ株について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 検疫の権益について調査する。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 京都大学が7月27日、光単離
化学(PIC) という技術を開発
し、光を照射した細胞のみの遺
伝子発現を、超高解像度で調べ
る解析技術を開発したことを発
表したのは素晴らしい業績です。
このような技術は「空間オミク
ス」と呼ばれ、多くは利用する
のが高額ですが,PICは既存の遺
伝子解析手法に、たった数百円
追加するだけで実施できる日本
独自の技術ということですので、
コスト的にも優れた技術という
ことができるでしょう。PIC を
活用することで、異常な細胞の
性質を深く調べ上げことができ、
より正確な診断や効果的な治療
選択の検討に役立つことを期待
したいと思います。
 東京医科歯科大学の研究グル
ープが8月5日,2021年5月上旬~
7月上旬に,同学病院に入院また
は通院歴のある新型コロナウイ
ルス感染症(武漢熱)患者さん
からインド変異型(デルタ株)
の市中感染例の増加に加え、デ
ルタ株に感染した複数の患者さ
んからデルタ亜系統株 (AY.3
系統)の市中感染事例を確認し
たと発表したのは、由々しきこ
とです。デルタ亜系統株の主要
流行国は現時点では米国と英国
とされていて、感染・伝播性お
よびワクチンなどへの影響に関
する知見は得られていないとい
うことですが、早急に感染・伝
播性およびワクチンなどへの影
響に関する知見を調査して欲し
いものです。

 治験で得られた知見を披露す
る。           笑

 
 
 
 
 
 
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