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2022-05-03 19:38:23

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診療マル秘裏話  号外Vol.2156 令和3年7月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)大腸ガンリスク因子のコリバクチンの全構造解析に,成功
2)メルクが武漢熱治療薬モルヌピラビル米政府供給で合意

 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 大腸ガンリスク因子のコリバクチンの全構造解析に,成功

 
 
 
 
 
 
 静岡県立大学の渡辺賢二教授、
日本獣医生命科学大学の吉川悠
子講師らの研究グループは、静
岡県立大学発バイオベンチャー
のアデノプリベント(名古屋市
千種区)と共同で大腸ガンリス
ク因子であるコリバクチンの全
構造解析に成功しました。発ガ
ン作用機序の解明やバイオマー
カーとしての活用が期待されま
す。

 大腸ガンのリスク因子として、
一部の大腸菌と動物細胞の接触
によるDNA二重鎖の切断や遺
伝子変化の可能性が指摘されて
います。大腸菌が生合成するコ
リバクチンは遺伝毒性物質の本
体だと考えられていますが、コ
リバクチン自体の検出や解析は
できていませんでした。

 研究グループはコリバクチン
高生産株を分離し、化学構造を
同定しました。活性ベースの蛍
光プローブを使用し、複数の構
造と完全な形態として提案され
ていたコリバクチン770を発
見しました。コリバクチンは極
めて反応性が高く、溶媒と反応
し複数の化合物へと分解するた
め、これまで検出できなかった
とされてきました。ミリグラム
スケールでの析出にも成功して
います。今後、作用機序の解明
や予防マーカーへの活用が期待
されます。

 ガンのリスクを確実に上げる

食物関連の要因について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 携帯の形態を考える。  笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 メルクが武漢熱治療薬モルヌピラビル米政府供給で合意

 
 
 
 
 
 
 米製薬大手メルクは6月9日、
開発中の新型コロナ(武漢熱)
ウイルス治療薬「モルヌピラビ
ル」について、米政府への供給
で合意したと発表しました。当
局の緊急使用許可を前提に、米
政府に170 万回分を12億ドル(
約1300億円)で販売します。米
国以外の国とも、当局の使用許
可が出る前の販売契約について
交渉しているということです。

 モルヌピラビルは、ウイルス
の増殖を防ぐとされる飲み薬で
す。米国などで最終段階の臨床
試験(治験)が行われており、
有効性などが確認できれば今年
後半にも米当局に緊急使用許可
を申請する可能性があるという
ことです。武漢熱の感染者と接
触した後に、感染の予防薬とし
てモルヌピラビルを飲んだ場合
の効果を調べる試験も今年後半
に始める予定ということです。
メルクは今年1月、有効性を十
分に確認できずに新型コロナワ
クチンの開発を断念しました。
現在は治療薬の開発に注力して
います。

 モルヌピラビルについて解説

している動画です。

 
 


 
 
 今年後半に、紅斑が出現する。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 静岡県立大学の渡辺賢二教授、
日本獣医生命科学大学の吉川悠
子講師らの研究グループが、静
岡県立大学発バイオベンチャー
のアデノプリベント(名古屋市
千種区)と共同で大腸ガンリス
ク因子であるコリバクチンの全
構造解析に成功したのは、素晴
らしい業績です。今後の研究で、
発ガン作用機序の解明やバイオ
マーカーとしての活用を期待し
たいと思います。それだけの、
発展性のあるリスク因子である
と考えられます。
 米製薬大手メルクが6月9日、
開発中の新型コロナ(武漢熱)
ウイルス治療薬「モルヌピラビ
ル」について、米政府への供給
で合意したと発表したのは、喜
ばしいことです。モルヌピラビ
ルは、ウイルスの増殖を防ぐと
される飲み薬の薬剤です。有用
性、安全性についての臨床試験
の結果が良いことを期待したい
と思います。米政府が購入する
ということですから、見掛け倒
し(薬効が少ない)という薬剤
ではないと思われます。

 八俵の米俵が賞品であること
を発表する。       笑

 
 
 
 
 
 
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