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2022-04-03 18:20:07

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診療マル秘裏話  号外Vol.2130 令和3年6月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)ガン微小環境改善薬「DFP-17729」 の治験開始
2)自分の顔を鏡や写真で見るとやる気がアップする

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 ガン微小環境改善薬「DFP-17729」 の治験開始

 
 
 
 
 
 
 Delta-Fly Pharmaは4月22日、
膵臓ガン患者さんを対象とした
第2相試験で、ガン微小環境改
善薬「DFP-17729」 を最初の患
者さんに対し投薬を開始したこ
とを発表しました。

 今回投薬が開始された第2相
試験は,「DFP-17729+TS-1また
はゲムシタビン(製品名:ジェ
ムザール)」併用療法とTS-1ま
たはゲムシタビン単剤療法を比
較した試験です。 第1/2相試験
として行われていましたが、第
1相試験部分の安全性が確認さ
れたため、間隔をあけず第2相
に移行されました。

 DFP-17729は、活性代謝物であ
る炭酸水素イオン(アルカリ性)
の血中濃度を上昇させ、酸性に
傾いたガン微小環境を中和しま
す。中和することで、ガンに対
する治療効果高めることが期待
される薬剤です。

 ガン微小環境バリアーの治療

抵抗性の改善についての講演動

画です。

 
 


 
 
 努力の間隔を空けない感覚を
磨く。          笑

 
 
 
 
 
 
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2】 自分の顔を鏡や写真で見るとやる気がアップする

 
 
 
 
 
 
 自分の顔を鏡や写真で見ると、
仕事や勉強に対して、やる気が
アップするかも。大阪大学の中
野珠実准教授らが、こんな発見
を脳神経科学の専門誌に発表し
た。

 中野さんらが顔に注目したの
は、人間は表情や目の動きをも
とに複雑なコミュニケーション
を実現しているからです。他人
の顔が示す情報から、相手の考
え、時にはウソを読み取ること
もあります。そのため、人間が
他人の顔を認識する脳の領域は、
他の動物に比べて発達していま
す。だが近年、自分の顔につい
ての認識力も優れている可能性
が指摘されています。

 自分の顔を認識するのはなぜ
でしょうか。中野さんは詳しい
仕組みを探ろうと、脳内の活動
を可視化する「機能的磁気共鳴
画像法(fMRI)」を活用しまし
た。20代の女性22人に装置の中
に入ってもらい、自分と、他の
女性10人の顔写真を次々に表示
しました。見ていることが認識
できない0・025秒間という短時
間(サブリミナル)に写真を表
示した場合、脳がどう反応する
か調べました。

 その結果、自分の顔が表示さ
れた時には、脳の奥にある「腹
側被蓋野(ふくそくひがいや)」
と呼ばれる部位が強く活動して
いました。神経伝達物質ドーパ
ミンを放出する部位で、やる気
と結びつくことが知られていま
す。中野さんによるとこれは、
無意識でも自分の顔を認識する
と、情報をさらに読み取ろうと
脳の活動が高まる働きを示すと
考えられるということです。

 一方、他人の顔写真を見た時
には腹側被蓋野の反応は弱く、
恐怖などに関わる「扁桃(へん
とう)体」という部位が強く反
応しました。無意識に自分と他
人の顔を見分けていることも分
かりました。中野さんは「自分
の顔は、他人に自分がどう見え
ているかを教えてくれる重要な
情報。鏡や写真を見た経験をも
とに、無意識に注意がむくよう
になっていると考えられます。
オンライン会議システムの画面
に自分の顔が表示されればチラ
チラ気になりますよね」。パソ
コンの画面に短時間、自分の顔
を表示させるなど、やる気を自
然に引き出す活用法が考えられ
るということです。

 中脳の解剖生理学について解

説している動画です。

 
 


 
 
 中野さんが仲の良い所を見せ
つける。         笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 Delta-Fly Pharmaが4月22日、
膵臓ガン患者さんを対象とした
第2相試験で、ガン微小環境改
善薬「DFP-17729」 を最初の患
者さんに対し投薬を開始したこ
とを発表したのは、素晴らしい
一歩ということが出来ましょう。
ガン微小環境を酸性からアルカ
リ性に変えるだけなら、重曹の
投与がコストパフォーマンスが
高いと思います。ただガン微小
環境改善薬「DFP-17729」 に何
か付加価値があるなら、コスト
パフォーマンスだけの話ではな
くなるので、重曹の優位性は、
失われると思います。
 自分の顔が表示された時には、
脳の奥にある「腹側被蓋野(ふ
くそくひがいや)」と呼ばれる
部位が強く活動しており、この
部位は、神経伝達物質ドーパミ
ンを放出する部位で、やる気と
結びつくことが知られていると
いうことです。それゆえに自分
の顔を鏡や写真で見ると、仕事
や勉強に対して、やる気がアッ
プすると予想される訳です。パ
ソコンの画面に短時間、自分の
顔を表示させるなど、やる気を
自然に引き出す活用法は、夢が
あっていいなと思いました。

 ガン微小環境を変えることに
成功して、微笑する。   笑

 
 
 
 
 
 
 
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