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診療マル秘裏話  Vol.853 令和2年4月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)高血圧と肥満が、寿命を縮める最大要因と判明
2)既存関節リウマチ治療薬,新型コロナ重症肺炎治験開始

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 高血圧と肥満が、寿命を縮める最大要因と判明

 
 
 
 
 
 血液や尿の検査結果、体重な
どの健康状態を示す33種類の指
標と病気のリスクに影響する遺
伝子変異の網羅的なデータ、死
亡年齢の関係を日本と欧州の計
約68万人について調べたところ、
高血圧と肥満が寿命を縮める最
大要因であることが裏付けられ
ました。
 大阪大大学院医学系研究科の
岡田随象教授や坂上沙央里大学
院生らの国際研究チームが3月
24日、米医学誌ネイチャー・メ
ディシン電子版に発表しました。
高血圧の場合は糖尿病や脳梗
塞、脂質異常症、肥満の場合は
心筋梗塞の前段階である不安定
狭心症が合わさると、さらに死
亡が早まりました。
 分析対象は日本が約18万人、
英国が約36万人、フィンランド
が約14万人です。DNAデータ
や臨床情報などが蓄積されてい
る各国のバイオバンクを利用し
ました。今回開発した分析手法
は、個人ごとに遺伝的な体質を
踏まえて重視すべき検査項目を
定め、かかりやすい病気の予防、
治療に役立てる医療の実現につ
ながるということです。

 寿命を縮めてしまう悪い習慣

について解説している動画です。

 
 


 
 
 獣脂の使い方を重視する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 既存関節リウマチ治療薬,新型コロナ重症肺炎治験開始

 
 
 
 
 
 
 中外製薬は3月19日、親会社
であるスイス・ロシュが関節リ
ウマチ治療薬・アクテムラ(一
般名:トシリズマブ(遺伝子組
換え))について、新型コロナ
ウイルス感染症による重症肺炎
を対象に臨床第3相試験を開始
すると発表しました。米国を含
むグローバル試験として、全世
界で330 人の患者を登録し、安
全性・有効性を検討します。4
月上旬にも患者登録を開始する
計画です。同剤は、中外製薬が
大阪大学と共同で研究し、創成
した日本発の医薬品です。同社
は国内での臨床試験の実施は、
「検討中」としています。

 臨床第3相試験「COVACTA」は、
新型コロナウイルスによる重症
肺炎患者330 人に標準療法を実
施したうえで、プラセボを対照
に同剤の安全性・有効性を検討
します。主要・副次評価項目に
は、臨床状態、死亡率、機械的
人工換気、集中治療室(ICU )
での治療などを置きます。ラン
ダム化から60日間をフォローし、
早期に中間解析で有効性を検討
する予定ということです。同剤
は、炎症サイトカインであるIL
-6の受容体を遮断することで効
果を発揮します。 CAR-T 細胞
療法の副作用であるサイトカイ
ン放出症候群(CRS )の適応を
有するなど、一部の過剰な免疫
反応に対して効果があることが
知られています。このため、新
型コロナウイルスへの有効性も
期待されています。

 中国などでは医師主導臨床試
験が実施されており、有効性に
関連する症例報告も複数ありま
す。こうした状況を踏まえ、中
国では3月から同剤の新型コロ
ナウイルスへの投与を認可して
います。

 厚生労働省が最近薬事承認し

たというニュース動画です。

 
 


 
 
 友好歓迎ムードが有効な期間。


 
 
 
 
 
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編集後記

 血液や尿の検査結果、体重な
どの健康状態を示す33種類の指
標と病気のリスクに影響する遺
伝子変異の網羅的なデータ、死
亡年齢の関係を日本と欧州の計
約68万人について調べたところ、
高血圧と肥満が寿命を縮める最
大要因であることが裏付けられ
たというのは、素晴らしい業績
です。長生きしたい人は、血圧
と肥満に注意すべしということ
でしょう。高血圧は、一日9~
10万回拍動する心臓に負担をか
け、肥満は、動脈硬化性疾患や
悪性腫瘍を作るためと考えられ
ます。
 中外製薬は3月19日、親会社
であるスイス・ロシュが関節リ
ウマチ治療薬・アクテムラ(一
般名:トシリズマブ(遺伝子組
換え))について、新型コロナ
ウイルス感染症による重症肺炎
を対象に臨床第3相試験を開始
すると発表したのは素晴らしい
企画です。日本から始まらない
のは、残念ですが、親会社のあ
るスイスは、イタリアに接して
おり、そのイタリアは今や欧州
で一番、コロナウイルスで死ん
でいるという、事情があり、ス
イスも感染者と死者ともに増加
傾向にあるという事情があるか
らだと考えられます。

 規格を企画に合わせる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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