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2021-12-31 20:51:36

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診療マル秘裏話  号外Vol.2050 令和3年2月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)オンラインで膵臓ガンリスクを調べ,相談応じる新取組み
2)脊椎関連疾患新規治療法共同研究を開始と発表

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 オンラインで膵臓ガンリスクを調べ,相談応じる新取組み

 
 
 
 
 
 川崎医科大(倉敷市松島)の
吉田浩司特任教授は、オンライ
ンで膵臓ガンのリスクを調べ、
相談にも応じる新たな取り組み
を始めました。新型コロナウイ
ルスの感染拡大で、ガン検診の
受診控えが顕在化する中、病気
の早期発見につなげます。

 利用者は、専用サイトにアク
セスします。「最近2年以内に
糖尿病を発症」「急性膵炎(す
いえん)の経験がある」「胆石
がある」など23項目の質問に答
えると、膵臓ガンリスクが「高
い」「やや高め」「低い」の判
断が下される仕組みです。

 「やや高め、高いが出た場合、
診察を受けてほしい」と吉田特
任教授は言っています。相談は
サイトにある専用フォームから
でき、専門医が回答します。サ
イト利用は無料ですが、相談は
1回300円です。

 ITを活用した膵臓ガンの早期
発見を目指し、数年前から開発
をスタートしました。昨年12月
から利用できるようにしました。
開発費は約200 万円で、企業な
どからの寄付金を充てました。

 吉田特任教授は「症状が出に
くい膵臓ガンの発見は遅れがち。
まずは自身のリスクを知ってほ
しい」と話しています。

 膵臓ガンについて解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 理容店を利用した。   笑

 
 
 
 
 
 
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2】 脊椎関連疾患新規治療法共同研究を開始と発表

 
 
 
 
 
 
 持田製薬は、島根大学発ベン
チャーのピュレック(島根県出
雲市)および北海道大学と共同
で、脊椎関連疾患の新規治療法
に向けた共同研究を始めると発
表しました。生体組織の修復材
として臨床試験を進めているア
ルギン酸ナトリウムと、ピュレ
ックが得意とする間葉系幹細胞
(MSC)を組み合わせ、椎間
板損傷などの治療に役立てます。

 ピュレックは、組織再生能力
の高いMSCをヒト骨髄液から
高純度に精製分離する技術が強
みです。持田製薬もアルギン酸
ナトリウムによる軟骨再生に取
り組んできました。北海道大学
が非臨床試験を担当し、脊椎関
連疾患を対象にした新しい治療
法開発を目指します。持田製薬
とピュレックは関節疾患を対象
にした共同研究も昨年7月に始
めています。

 間葉系幹細胞について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
 間葉系幹細胞の研究に寛容な
会社。          笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 川崎医科大(倉敷市松島)の
吉田浩司特任教授が、オンライ
ンで膵臓ガンのリスクを調べ、
相談にも応じる新たな取り組み
を始めたのは、画期的なことで
す。膵臓ガンは、身体の中心部
に生まれるため、発見しにくい
ことが知られています。しかし、
「最近2年以内に糖尿病を発症」
「急性膵炎(すいえん)の経験
がある」「胆石がある」など23
項目の質問に答えるだけでリス
クが判定されるなど前代未聞の
試みだと思います。リスクが高
い人を発掘しながら、専門医が
相談に乗るなど診療につなげる
工夫も素晴らしいと思いました。
 持田製薬が、島根大学発ベン
チャーのピュレック(島根県出
雲市)および北海道大学と共同
で、脊椎関連疾患の新規治療法
に向けた共同研究を始めると発
表したのは、素晴らしい企画で
す。持田製薬が生体組織の修復
材として臨床試験を進めている
アルギン酸ナトリウムと、ピュ
レックが得意とする間葉系幹細
胞(MSC)を組み合わせ、椎
間板損傷などの治療に役立てる
という壮大な目標を掲げて共同
研究に邁進して頂きたいと思い
ます。北海道大学が非臨床試験
を担当し、脊椎関連疾患を対象
にした新しい治療法開発を目指
すというのも役割分担が的確で
素晴らしいと思いました。

 特異な臨床試験を得意とする
医師。          笑

 
 
 
 
 
 
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