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2021-12-21 22:18:14

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診療マル秘裏話  号外Vol.2042 令和3年2月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)福島県立医大が、シンガポール国立大と協定を締結
2)記憶障害軽減する新たな手法を開発したと発表

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 福島県立医大が、シンガポール国立大と協定を締結

 
 
 
 
 
 福島県立医科大学(福島市)
はシンガポール国立大学と協定
を結びました。教員、研究者、
学生らの交流を通じ、医学研究
や機器開発を促進します。学生
の交換留学も検討します。1月
21日、両大学幹部がオンライン
で締結式に臨みました。

 両大学は2014年から胃ガンの
免疫療法などに関する15件の論
文を共同発表しました。胃ガン
切除後の腹腔(ふくくう)内洗
浄に関し、韓国、香港、マレー
シアを含む5カ国・地域にまた
がる共同臨床試験も実施してい
ます。

 ガンの免疫療法について解説

している動画です。

 
 


 
 
 戦場で銃創を洗浄する。 笑

 
 
 
 
 
 
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2】 記憶障害軽減する新たな手法を開発したと発表

 
 
 
 
 
 
 
 東京医科歯科大学の位高啓史
教授らは1月28日、脳梗塞など
で起こる記憶障害を軽減する新
たな手法を開発したと発表しま
した。脳内の血の流れが滞って
起こる神経細胞の死滅を、メッセン
ジャーRNA(mRNA) という遺伝物
質を使って抑えます。ラットの
実験で効果を確かめました。今
後、臨床研究などを進め、早期
の実用化を目指します。

 脳梗塞が起こると、手足のま
ひや記憶力低下などの後遺症が
出やすいとされています。脳の
血流が低下し、記憶などをつか
さどる部分の神経細胞が死滅す
ることなどが原因です。神経細
胞を保護する薬はあるものの十
分ではないということです。

 研究チームは神経細胞を保護
する作用を持つ蛋白質に注目し
ました。蛋白質を直接投与する
のではなく、蛋白質作りに関わ
るmRNAを合成し、微粒子で包む
手法を用いました。これを脳内
に投与すると蛋白質が作られま
す。

 実験で脳の血流を低下させた
ラットの脳内に投与すると、神
経細胞の死滅を抑制できました。
血流低下から約20日後に調べる
と、投与しないラットより記憶
力低下が抑えられていました。

 mRNAを医薬品に応用する研究
は近年注目されています。米フ
ァイザーや米モデルナが開発し
た武漢熱ウイルスのワクチンも
mRNAを用いています。

 脳梗塞の後遺症について解説

している動画です。

 
 


 
 
 早期の実用化を想起する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 福島県立医科大学(福島市)
がシンガポール国立大学と協定
を結びました。教員、研究者、
学生らの交流を通じ、医学研究
や機器開発を促進することは、
素晴らしい試みだと思います。
これからは、医療の国際化が進
み、素晴らしいエビデンスが多
数蓄積されることを期待したい
と思います。日本の医療は最先
端にあると言っても、世界では、
まだまだ知識共有化が進んでい
ない状況です。国際的な交流を
通じて、知識共有化がなされ、
日本や東南アジア諸国の間で、
素晴らしい医療が展開されるこ
とを切に願って止みません。
 東京医科歯科大学の位高啓史
教授らは1月28日、脳梗塞など
で起こる記憶障害を軽減する新
たな手法を開発したと発表した
のは素晴らしい業績です。現在、
脳梗塞の治療では、昔と較べて
死亡することが、少なくなった
半面、半身の麻痺を抱えてリハ
ビリに励まなくてはならない姿
は、本当に悲劇だと思います。
そうした麻痺などを抱えていて
も、記憶障害が軽減できれば、
以前の日常をある程度、回復で
きると私は、推測しています。
こうした手法を臨床で使えるよ
うにして頂きたいと切に、願う
次第です。

 障害を抱えていても、生涯腐
ることなく前向きになろう。笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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