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2021-11-20 21:17:37

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診療マル秘裏話  号外Vol.2015 令和3年1月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)アテゾリズマブ単剤療法が用法・用量追加承認取得
2)経口JAK阻害薬アトピー性皮膚炎治療薬の適応追加

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 アテゾリズマブ単剤療法が用法・用量追加承認取得

 
 
 
 
 中外製薬は、本日(12月25日)、
抗PD-L1 抗体アテゾリズマブ単
剤療法が、化学療法未治療でPD
-L1 陽性の切除不能進行・再発
非小細胞肺ガン(NSCLC) に対
する用法・用量の追加の承認を
取得したことを発表しました。
未治療の進行NSCLC に対するア
テゾリズマブについては、すで
に3つの化学療法(1カルボプ
ラチン+パクリタキセル+ベバ
シズマブ2カルボプラチン/シ
スプラチン+ペメトレキセド3
カルボプラチン ++nab-パクリ
タキセル)との併用療法が承認
されていますが、今回は4つ目
となる新たな治療法であり、単
剤としては初の治療法です。

 PD-L1 発現状況の確認は、ロ
シュ・ダイアグノスティックス
の病理検査用キット「ベンタナ
OptiView PD-L1(SP142)」に
よって行います。ベンタナ Opt
iView PD-L1(SP142)は、アテ
ゾリズマブのPD-L1陽性のNSCLC
の適応判定を補助するコンパニ
オン診断薬として、2020年12月
15日に適応拡大の承認を取得し
ています。

非小細胞肺ガンの薬物療法につ

いて解説している動画です。

免疫チェックポイント阻害剤の

中でアテゾリズマブについても

解説されています。

 
 


 
 
 各題の拡大解釈をする。 笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 経口JAK阻害薬アトピー性皮膚炎治療薬の適応追加

 
 
 
 
 
 
 
 日本イーライリリーとインサ
イト・バイオサイエンシズ・ジ
ャパン合同会社は本日(12月25
日)、経口ヤヌスキナーゼ(JA
K) 阻害薬のバリシチニブ(商
品名オルミエント錠4mg、同2mg)
について、既存治療で効果不十
分なアトピー性皮膚炎に対する
治療薬として適応追加の承認を
取得したと発表しました。

 現在、全世界では成人人口の
約1~3%がアトピー性皮膚炎に
罹患していると報告されていま
す。日本での患者数は51万3,00
0人とされ,その数は増加傾向に
あります。

 中等症~重症のアトピー性皮
膚炎は強い痒みを特徴とし、明
らかな皮膚損傷を引き起こしま
す。また、症状の増悪日数は平
均136日/年で、重症度が高いほ
どQOL が低下することが分かっ
ています。

アトピー性皮膚炎は免疫の関
与が指摘され、免疫細胞と炎症
性サイトカインが相互に複雑に
作用しています。

 バリシチニブは、既存治療で
効果不十分なアトピー性皮膚炎
の治療薬としては日本初となる
1日1回投与の経口JAK 阻害薬で
す。病態形成に関わる代表的な
サイトカインのシグナル伝達に
関与するJAK1/JAK2を阻害する
ことで炎症を抑えます。同薬の
アトピー性皮膚炎に対する有効
性および安全性は、国内外で行
われた中等症~重症のアトピー
性皮膚炎成人患者さんを対象と
した第3相臨床試験(単剤また
は外用ステロイド薬との併用試
験)で確認されています。

慢性関節リウマチで、オルミネ

ントを内服した体験談の動画で

す。サポートが優れているよう

です。

 
 


 
 
 
 重商政策で経済が重症となる。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 中外製薬が、本日(12月25日)、
抗PD-L1 抗体アテゾリズマブ単
剤療法が、化学療法未治療でPD
-L1 陽性の切除不能進行・再発
非小細胞肺ガン(NSCLC) に対
する用法・用量の追加の承認を
取得したことを発表したのは、
喜ばしいことです。PD-L1 発現
状況の確認は、ロシュ・ダイア
グノスティックスの病理検査用
キット「ベンタナOptiView PD-
L1(SP142)」 によって行われ
たとのことですのでアテゾリズ
マブが効くかどうか分かってい
るという状況で非小細胞肺ガン
(NSCLC) に対する用法・用量
の追加の承認を取得したという
ことでしょう。患者さんにとっ
て成績の良い治療を供給できる
のは、願ったり、叶ったりだと
思います。
 日本イーライリリーとインサ
イト・バイオサイエンシズ・ジ
ャパン合同会社が本日(12月25
日)、経口ヤヌスキナーゼ(JA
K) 阻害薬のバリシチニブ(商
品名オルミエント錠4mg、同2mg)
について、既存治療で効果不十
分なアトピー性皮膚炎に対する
治療薬として適応追加の承認を
取得したと発表したのは、喜ば
しいことです。現在、全世界で
は成人人口の約1~3%がアトピ
ー性皮膚炎に罹患していると報
告されていて、日本での患者数
は51万3,000人とされ,その数は
増加傾向にあることから需要は
大いにあると考えられます。ア
トピー性皮膚炎に対する有効性
および安全性は、国内外で行わ
れた中等症~重症のアトピー性
皮膚炎成人患者さんを対象とし
た第3相臨床試験(単剤または
外用ステロイド薬との併用試験)
で確認されているので将来有望
な治療法と推定されます。

 外用ステロイド剤の概要を説
明する。         笑

 
 
 
 
 
 
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