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2021-09-23 16:50:08

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診療マル秘裏話  号外Vol.1965 令和2年11月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)HER2陽性胃ガンの生物学的製剤承認申請が受理
2)タウ蛋白質蓄積をPET装置で,精度高く画像化が可

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 HER2陽性胃ガンの生物学的製剤承認申請が受理

 
 
 
 
 
 第一三共とアストラゼネカは
10月28日、HER2に対する抗体薬
物複合体であるトラスツズマブ
デルクステカン(DS-8201)に
ついて、HER2陽性胃ガンに係る
生物学的製剤承認申請が米国食
品医薬品局(FDA )にて受理さ
れ、優先審査の指定を受けたこ
とを発表しました。同承認申請
は、トラスツズマブを含む2つ
以上の前治療を受けたHER2陽性
の切除不能な胃腺ガン患者さん
または胃食道接合部腺ガン患者
さんを対象とした第2相臨床試
験(DESTINY-Gastric01,日本お
よび韓国で実施)の結果に基づ
くものです。

胃ガンの化学療法について解説

している動画です。

 
 


 
 
 商人が承認申請した。笑

 
 
 
 
 
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2】 タウ蛋白質蓄積をPET装置で,精度高く画像化が可

 
 
 
 
 
 量子科学技術研究開発機構は
10月30日、アルツハイマー病な
どの認知症を引き起こす脳内の
異常な「タウ」蛋白質の蓄積を、
陽電子放射断層撮影(PET)
装置で精度高く画像化できる薬
剤の開発成果が米科学誌ニュー
ロン電子版に掲載されたと発表
しました。診断薬として承認を
得るための臨床試験が日本や米
国などで進められており、早期
診断や治療薬開発に役立つと期
待されています。
 この薬剤は、脳内のタウに結
合する物質「PBB3」に放射
性同位元素のフッ素18を付けた
ものです。フッ素18から放出さ
れた陽電子が周囲の電子と合わ
さって消滅する際に出るガンマ
線をPET装置で検出すると、
タウが蓄積されている量や場所
を画像化できる仕組みです。

タウ蛋白質について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
 装置の精度を高くして高性能
化を制度化する。     笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 第一三共とアストラゼネカが
10月28日、HER2に対する抗体薬
物複合体であるトラスツズマブ
デルクステカン(DS-8201)に
ついて、HER2陽性胃ガンに係る
生物学的製剤承認申請が米国食
品医薬品局(FDA )にて受理さ
れ、優先審査の指定を受けたこ
とを発表したのは喜ばしいこと
です。抗体薬物複合体の有用性
を米国食品医薬品局(FDA )が
認めたということですから日本
の厚生労働省も負けてはいられ
ません。日本でも申請がなされ
ているようなので、早期に承認
されることを期待したいと思い
ます。
 量子科学技術研究開発機構が
10月30日、アルツハイマー病な
どの認知症を引き起こす脳内の
異常な「タウ」蛋白質の蓄積を、
陽電子放射断層撮影(PET)
装置で精度高く画像化できる薬
剤の開発成果が米科学誌ニュー
ロン電子版に掲載されたと発表
したのは喜ばしいことです。す
でに、ガンでは当たり前の技術
となりつつあるものが、認知症
などの他の病気で応用されつつ
あるのは、素晴らしいことと言
えるでしょう。ただこの技術は、
ガンの時に認められた偽陽性が
起こる可能性があります。そう
した偽陽性の可能性を極限まで
少なくするようにしないと実用
化は困難と言えましょう。

 妖精の陽性化を要請する。笑

 
 
 
 
 
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