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2021-09-12 22:27:12

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診療マル秘裏話  号外Vol.1956 令和2年11月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)iPS細胞由来キラーT細胞で武漢熱新治療法を研究
2)歯周病菌は生活習慣病の誘発・悪化を促進する

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 iPS細胞由来キラーT細胞で武漢熱新治療法を研究

 
 
 
 
 
 京都大学発ベンチャーのリバ
ーセル(京都市上京区)と藤田
医科大学は、人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から作った免疫
細胞「キラーT細胞」を用いた
新型コロナウイルス感染症の新
たな治療法について、共同研究
を進める契約を締結したと発表
しました。これまでリバーセル
はT細胞製剤の技術をガン治療
に応用する取り組みを推進して
きました。新型コロナに対して
も同技術の活用に乗り出し、2
~3年以内の臨床応用を目指し
ます。

 新型コロナに対する免疫療法
としてはワクチン接種や抗体の
投与をはじめ、元患者さんの血
漿投与といった方法の開発が世
界中で数多く進められています。
今回の共同研究で開発に取り組
むキラーT細胞製剤はこれら手
法とは異なり、とくに重症のウ
イルス感染症に対する有効な治
療法になるとみられています。

 リバーセルは、京大ウイルス・
再生医科学研究所の河本宏教授
によって2019年に設立されまし
た。T細胞の一種であるキラー
T細胞はウイルス感染細胞やガ
ン細胞を見つけ出して殺傷する
能力を持っています。T細胞製
剤はiPS細胞から再生するこ
とで量産も可能ということです。

 このほかリバーセルは大塚製
薬と他家T細胞を用いたガンの
治療法の研究開発に対し、リバ
ーセルが有する技術を提供する
ためのリサーチライセンス契約
を今月1日に締結しました。大
塚製薬は自家T細胞を用いた養
子免疫療法の研究開発を進めて
おり、現在は複数プログラムの
臨床試験が進行中です。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
 化学療法に、交替可能な抗体
医薬を探す。       笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 歯周病菌は生活習慣病の誘発・悪化を促進する

 
 
 
 
 
 口腔(こうくう)内にいる歯
周病菌は、歯周病の発症だけで
なく、心臓病や糖尿病、肺炎や
関節リウマチなど、数多くの全
身の病気を誘発したり悪化させ
たりします。脳卒中もその一つ
です。総合南東北病院(福島県
郡山市)オーラルケア・ペリオ
センターの和泉雄一センター長
は「歯周病の初期は、はっきり
とした症状がなく進行します。
将来の脳卒中のリスクを下げる
には、定期的な歯科医院への受
診が必要です」と語っています。

 歯周病は、口腔内の汚れに細
菌が繁殖し、歯茎に炎症が起こ
る病気です。特に歯と歯茎の境
目の歯周ポケットは汚れがたま
りやすく、歯周病菌の温床にな
ります。酸素を嫌う性質があり、
炎症で歯周ポケットが深くなる
とさらに繁殖が進みます。和泉
センター長は「歯周病菌は、歯
周ポケット壁に微小潰瘍と言わ
れる小さな潰瘍を無数に作りま
す。そこから毛細血管に入り込
み、血液に乗って全身を巡りま
す」と説明しています。

 通常、体内に入った細菌は白
血球によって食べられてしまい
ます。ところが歯周病菌は、血
小板という傷を治す役目を持つ
血液成分に取り付くため、白血
球は攻撃ができません。赤血球
の中にある鉄分を栄養にしなが
ら、やがて血小板同士を集めて
塊を作りその中に入り込みます。
これが血管内壁に付着すると、
コレステロールなどから成るド
ロドロとしたかゆ状の物質(ア
テローム)になり血栓ができま
す。(アテローム性動脈硬化症)。
脳内の血管にできれば脳梗塞の
引き金になるということです。
実際、アテローム血栓性脳梗塞
の人たちの血液を調べると、歯
周病菌の抗体価が非常に高いこ
とが分かっています。

 では歯周病を治療したら脳卒
中の予防になるのでしょうか。
和泉センター長は「脳卒中は、
飲酒や喫煙、高血圧などさまざ
まな要因があり、歯周病の治療
だけで予防できるとは限りませ
ん。ただし、リスクが下がるこ
とは間違いありません」と強調
しています。そのためには歯科
医院での定期検診が大事だとい
うことです。歯周病の原因とな
る口腔内の汚れは、歯磨きだけ
で落とすのは不可能です。「歯
科医院で歯石の除去や歯周病の
ケアを定期的に行えば、進行の
変化にいち早く気付くことがで
きます」

 50代になると、半数の人が冒
されているという歯周病。和泉
センター長は「今からでも遅く
ありません。将来の脳卒中リス
クを軽減するために、半年に1
回は歯科医院を受診することを
習慣付けてください」と呼び掛
けています。

 歯周病と生活習慣病について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
 歯周病の予防法を刺繍する。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 京都大学発ベンチャーのリバ
ーセル(京都市上京区)と藤田
医科大学が、人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から作った免疫
細胞「キラーT細胞」を用いた
新型コロナウイルス感染症の新
たな治療法について、共同研究
を進める契約を締結したと発表
したのは、素晴らしい企画です。
このほか、リバーセルは大塚製
薬と他家T細胞を用いたガンの
治療法の研究開発に対し、リバ
ーセルが有する技術を提供する
ためのリサーチライセンス契約
を今月1日に締結したとのこと
ガンもウイルスも相手にできる
治療法などそうそうないと思わ
れます。これからの研究成果を
早く、患者さんに還元できるよ
うに、頑張って頂きたいと思い
ます。
 口腔(こうくう)内にいる歯
周病菌は、歯周病の発症だけで
なく、心臓病や糖尿病、肺炎や
関節リウマチなど、数多くの全
身の病気を誘発したり悪化させ
たりすることは、以前から知っ
ていました。和泉センター長が
「今からでも遅くありません。
将来の脳卒中リスクを軽減する
ために、半年に1回は歯科医院
を受診することを習慣付けてく
ださい」と呼び掛けていること
については、そのような習慣を
身につけなくても、サンゴ焼成
カルシウムで、うがいをするだ
けで、あっという間に歯周病菌
を殺菌することができます。も
とは、民間療法だったこの治療
こそ普及するべきだと思います。

 悪貨が良貨を駆逐して、経済
状況が悪化する。     笑

 
 
 
 
 
 
 
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