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2021-08-23 20:29:30

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診療マル秘裏話  号外Vol.1939 令和2年10月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)胸膜以外中皮腫にオブジーボ保険適応のため治験
2)プラスチックを最大で6倍の速さで分解可の酵素作製

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 胸膜以外中皮腫にオブジーボ保険適応のため治験

 
 
 
 
 
 兵庫医科大病院(兵庫県西宮
市)は10月から、腹膜や心膜、
精巣・鞘膜などの悪性中皮腫の
患者さんを対象に、ガン免疫治
療薬「オプジーボ」(一般名ニ
ボルマブ)の医師主導治験を始
めると発表しました。オプジー
ボは既に、胸膜の中皮腫には抗
ガン剤治療後の標準的な治療薬
として使われています。腹膜な
どの中皮腫にも効果が期待でき
るということです。

 中皮腫は患者数の少ない希少
ガンの一つで、アスベスト(石
綿)を吸い込むことなどで発症
します。国の統計によると、20
17年に新たに中皮腫と診断され
た患者さんは1738人です。

 中皮腫の80%以上は胸膜にで
き、抗ガン剤やオプジーボによ
る治療を保険で受けられます。
しかし、現状では胸膜以外の中
皮腫は保険がきかず、腹膜など
の中皮腫の患者は自費で抗ガン
剤を使わざるを得ないというこ
とです。

 治験には同病院を含む計5施
設が参加しました。腹膜などの
中皮腫の患者さん計23人にオプ
ジーボを投与し、腫瘍の縮小効
果や安全性などを確かめます。

 同病院の木島貴志・呼吸器内
科診療部長は「胸膜以外の中皮
腫は、予後が悪いのに患者が少
ないため、治験が行われてこな
かった。良い結果が出れば、オ
プジーボを保険で使えるように
したい」と話しています。

悪性中皮腫に対する免疫チェッ

クポイント阻害剤の可能性につ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
 主要な腫瘍の縮小効果。 笑

 
 
 
 
 
 
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2】 プラスチックを最大で6倍の速さで分解可の酵素作製

 
 
 
 
 
 
 アメリカとイギリスの研究チ
ームは、プラスチックをこれま
でより最大で6倍の速さで分解
できる酵素を作製することに成
功したと発表しました。

 今回の研究のベースになった
のは2016年に日本の研究チーム
が報告した発見です。ペットボ
トルなどの素材として広く使わ
れているプラスチックであるPE
T (ペット)=ポリエチレンテ
レフタラートは、自然界では分
解しないと考えられてきました
が、京都工芸繊維大など日本の
研究者らは、PET を食べて、数
日で分解する細菌を発見しまし
た。大阪府堺市内のペットボト
ル処理工場で発見したことから、
研究者らは、その細菌を「イデ
オネラ・サカイエンシス」と名
付けました。

 今回、米英の研究チームはサ
カイエンシスから見つかったPE
T (ペット)を二段階で分解す
る2つの酵素を人工的に結合し、
“スーパー酵素”を作製しまし
た。これを用いると、従来に比
べて最大6倍の速さでPET(ペッ
ト)を分解することが確認され
たということです。

 プラスチックゴミは環境汚染
の大きな原因となっていますが、
こうした成果は、プラスチック
のリサイクルをより低コスト・
低エネルギーで実現することに
つながると期待されています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 最近の細菌は、ペットボトル
を分解できる。      笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 兵庫医科大病院(兵庫県西宮
市)が10月から、腹膜や心膜、
精巣・鞘膜などの悪性中皮腫の
患者さんを対象に、ガン免疫治
療薬「オプジーボ」(一般名ニ
ボルマブ)の医師主導治験を始
めると発表したのは、胸膜以外
の中皮腫の患者さんにとっては
希望の光と言えましょう。ただ
し、もともとの治療成績が悪い
だけではなく、他の悪性腫瘍で
オブジーボが、2~3割しか効か
ないということですので、過大
な期待は、禁物だと思います。
 アメリカとイギリスの研究チ
ームは、プラスチックをこれま
でより最大で6倍の速さで分解
できる酵素を作製することに成
功したと発表したのは、喜ばし
いことです。しかも、本は日本
人が発見した細菌ということで
すから、誇らしい限りです。プ
ラスチックの細かいゴミである
マイクロプラスチックが、公害
として問題になっていますが、
細菌で分解してしまえば、自然
に悪影響を及ぼすということが
なくなると推測されます。

 郊外で公害問題が勃発した。


 
 
 
 
 
 
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