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2021-08-21 22:18:23

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診療マル秘裏話  号外Vol.1937 令和2年10月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)武漢熱回復者血漿治療が内部倫理委員会で承認
2)FDAが,ベンゾ系枠組み警告に乱用等リスク追加指示

 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 武漢熱回復者血漿治療が内部倫理委員会で承認

 
 
 
 
 
 武漢熱肺炎の患者さんにすで
に回復した人の血液の成分を投
与する「回復者血漿治療」につ
いて国立国際医療研究センター
が進めている臨床研究で実際の
患者さんへの投与が内部の倫理
委員会で承認されたことが分か
りました。

 「回復者血漿治療」は、回復
した人の血液から抗体が含まれ
た「血漿」と呼ばれる成分を取
り出し、別の新型コロナウイル
スの患者さんに投与するもので、
各国で研究が進んでいてアメリ
カでは緊急の使用が許可されて
います。

 国内では国立国際医療研究セ
ンターが研究を進めていて、こ
れまでに回復した人60人分の「
血漿」が集まっているというこ
とです。センターによりますと、
9月15日に内部の倫理委員会で、
実際の患者さんへの投与が正式
に承認されたということです。

 臨床研究では酸素の吸入が必
要な中等症の患者さんおよそ60
人に、別の感染症のリスクなど
が無いことを確認した「血漿」
を投与し、安全性や効果を調べ
るということです。

 研究を担当する国立国際医療
研究センターの忽那賢志医師は
「特効薬がない中、治療法の1
つとして有効性と安全性を確認
する意味は大きい。今後の流行
状況にもよるが、なるべく早く
研究を進め、慎重に効果を検証
したい」と話しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
 慎重に身長を測定する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 FDAが,ベンゾ系枠組み警告に乱用等リスク追加指示

 
 
 
 
 
 
 米国食品医薬品局(FDA)は9
月23日、ベンゾジアゼピン系薬
の製品表示の「枠組み警告(Bo
xed Warning)」 に、乱用、誤
用、依存、離脱症状などのリス
クを追加するよう指示しました。

 FDA によれば、2019年に米国
内の外来患者用薬局で推定9200
万件のベンゾジアゼピン系薬の
処方箋が調剤されたということ
です。頻度はアルプラゾラムが
38%と最も高く、クロナゼパム
(24%)、ロラゼパム(20%)
が続きます。また、2018年には、
経口ベンゾジアゼピン系薬を処
方された患者さんの半数が、同
薬を2カ月以上服用しているこ
とが報告されています。なお、
ベンゾジアゼピン系薬の適応は、
全般性不安障害、不眠症、発作、
社会不安障害、パニック障害で
、一部の医療処置の前投薬にも
使用されています。

 FDA は、ベンゾジアゼピン系
薬を数日から数週間にわたって
服用すると身体依存が起こるこ
とがあると指摘しています。同
薬を数週間ないし数カ月間服用
している患者さんが服薬を突然
中断したり急激に減量したりす
ると、発作などの急性離脱症状
を引き起こし、生命に危険が及
ぶ可能性があるため、同薬の服
薬を中止する前に、医療者と用
量の漸減について話し合うべき
だとしています。

 枠組み警告の追加に加えて、
FDA は、全ベンゾジアゼピン系
製剤の製品表示に「警告および
使用上の注意」「薬物乱用と依
存」「患者さんカウンセリング
情報」の項への情報追加と「患
者さん向け医薬品ガイド(Medi
cation Guides)」 の改訂も求
めています。

ベンゾジアゼピン系の薬剤につ

いて解説している動画です。動画

では、要所要所では、使うとあり

ますが、私は使いたくない薬剤だ

と考えています。

 
 


 
 
 海底調査のリポートの改訂を
指示する。        笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 武漢熱肺炎の患者さんにすで
に回復した人の血液の成分を投
与する「回復者血漿治療」につ
いて国立国際医療研究センター
が進めている臨床研究で実際の
患者さんへの投与が内部の倫理
委員会で承認されたことが分か
ったのは喜ばしいことです。特
に重症者の血漿には有効な抗体
が多いことが知られているので、
重症者からの回復例が提供者に
なることが望ましいと考えます。
各国で研究が進んでいてアメリ
カでは緊急の使用が許可されて
いるということですから、遅す
ぎたかも知れません、一刻を争
う現場では、有効と考えられる
治療は、どんどん投入して患者
さんを死から救うことが求めら
れると私は、考えます。
 米国食品医薬品局(FDA)が9
月23日、ベンゾジアゼピン系薬
の製品表示の「枠組み警告(Bo
xed Warning)」 に、乱用、誤
用、依存、離脱症状などのリス
クを追加するよう指示したのは、
素晴らしい計画です。日本でも
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬あ
るいは、安定剤が依存に陥り、
精神神経科の依存症外来の先生
が、安易に、内科をはじめとす
る精神神経科以外の先生が処方
するのを止めて頂きたいとおっ
しゃられていたのが印象に残っ
ています。依存症の治療程困難
を極めるものはないので、処方
してから漸減などと対処するよ
り、まず処方しないという方針
を打ち出して欲しいということ
でした。私もその意見に同意し
たいと思います。睡眠薬安定剤
が、30日しか長くても出せなく
なっている理由を追求するべき
だと思います。

 救命胴衣の着用を同意する。


 
 
 
 
 
 
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