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2021-05-01 00:26:26

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診療マル秘裏話  号外Vol.1839 令和2年6月27日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)人口自然減は51万5864人で初めて50万人超えた
2)運動の想像で脳活動を活性化し麻痺改善が促進

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 人口自然減は51万5864人で初めて50万人超えた

 
 
 
 
 
 
 
 厚生労働省は6月5日、2019年
の人口動態統計を公表しました。
死亡数から出生数を引いた人口
自然減は51万5864人で、初めて
50万人を超えました。1人の女
性が生涯に産む子どもの推計人
数を示す「合計特殊出生率」は
1.36で、前年を0.06ポイント下
回り、4年連続で低下しました。
政府は出生率を2025年度までに
1.8 に引き上げる目標を掲げて
いますが、達成は一段と厳しさ
を増しています。
 厚労省の担当者は「2018年の
婚姻件数が前年比3.4%減で戦後
最少だったことが、2019年の出
生率低下につながったとみられ
ている。子育ての不安や経済的
問題を取り除くことが重要だ」
と指摘しました。
 出生数は86万5234人(前年比
5万3166人減)で、4年連続で
過去最少を更新しました。25~
39歳の女性人口が減っており、
厚労省は今後も減少傾向は続く
とみています。死亡数は戦後最
多の138万1098人(同1万86
28人増)でした。
 自然減は2005年に初めて発生
し、2007年以降は減少幅が毎年
拡大しています。2019年は前年
より7万1794人拡大しました。
出生率を母親の5歳ごとの年
齢層別でみると、全年齢層で前
年より減少しました。最も高か
ったのは30代前半で、20代後半
が続きました。第1子出産時の
母親の平均年齢は30.7歳だった。
都道府県別の出生率は沖縄1.
82が最も高く、次いで宮崎1.73、
島根1.68の順だった。最低は東
京の1.15で、宮城1.23、北海道
1.24と続きました。
 結婚したカップルは59万8965
組で、前年より1万2484組増え
ました。増加は7年ぶりで、厚
労省は「改元に合わせた『令和
婚』が増えた結果では」と分析
しています。平均初婚年齢は男
性31.2歳、女性29.6歳で、とも
に過去最も高いことが分かりま
した。

人口減少問題について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 
 最低な裁定が下る。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 運動の想像で脳活動を活性化し麻痺改善が促進

 
 
 
 
 
 
 
 島津製作所は6月2日、川崎医
科大学などと共同開発した「近
赤外分光法(NIRS) ニュ
ーロリハシステム」について、
脳卒中後歩行障害に対する有効
性を確認する医師主導治験を6
月中に開始すると発表しました。
同システムはNIRSによって
脳の情報をリアルタイム測定し
ます。情報を解析して意図的に
コントロールする方法を学習さ
せ、機能改善を図る技術「ニュ
ーロフィードバック」を可能に
しています。医療機器としての
承認申請を想定、2023年春の上
市を目指しています。保険適用
および、将来的な海外展開も視
野に入れています。

 脳卒中では、病変により低下
した脳内のネットワークを反復
訓練などのリハビリで強化、機
能回復につなげます。一方、重
度の患者さんでは転倒などのリ
スクや介助者の負担などから十
分な訓練が実施できない場合も
多いとされています。

 同大学などの研究グループで
は、脳卒中後の片麻痺患者さん
が実際の運動の代替として運動
を想像することで、脳活動を活
性化し、麻痺の改善が促進する
ことを確認しました。今回の治
験に先立って実施した多施設共
同臨床試験では歩行障害患者さ
ん54人の脳の補足運動野の活動
を同システムで賦活しました。
改善率は従来のリハビリとの比
較で、歩行機能で約1.5 倍、バ
ランス障害で約2倍となりまし
た。

 治験では日本医療研究開発機
構(AMED)の支援のもと、
川崎医科大学病院などで70例を
2022年3月まで実施する予定で
す。結果をもとに承認申請する
方針です。上肢麻痺でも臨床研
究で、すでにその効果と安全性
が確認されており今後、さまざ
まな部位の麻痺についての適用
も進めていきます。

 同社医用機器事業では、2020
年度から3カ年の中期経営計画
で、新規事業の創出を成長のカ
ギとして掲げています。NIR
Sの活用もその一つで、近赤外
光イメージング装置(fNIR
S)ではすでにうつ病診断で実
績があります。

近赤外線脳マッピングシステム

について解説している動画です。

 
 


 
 
 糸を意図的に切る工夫をする。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 厚生労働省が6月5日、2019年
の人口動態統計を公表した結果
死亡数から出生数を引いた人口
自然減は51万5864人で、初めて
50万人を超えたのいうのは本当
に残念なことです。過去、人口
が減少した国が、繁栄した試し
はないとされているからです。
厚労省の担当者は、「2018年の
婚姻件数が前年比3.4%減で戦後
最少だったことが、2019年の出
生率低下につながったと言って
いますが、そんな当たり前の事
で済ますなんて許されないと思
います。婚姻件数が減っている
のは、なぜなのかを考えないで
どうするというのでしょうか?
婚姻件数が減るのは、結婚生活
を営むのが困難と考える人が多
いということです。 安心して、
結婚でき、子育てができる環境
を政府が作る努力をしないから
このようなことになると思いま
す。少子高齢化の危機感が政府
だけではなく、国民に足りない
のも問題だと思います。
 島津製作所が6月2日、川崎医
科大学などと共同開発した「近
赤外分光法(NIRS) ニュ
ーロリハシステム」について、
脳卒中後歩行障害に対する有効
性を確認する医師主導治験を6
月中に開始すると発表したのは、
素晴らしい業績です。脳卒中後
の片麻痺患者さんが実際の運動
の代替として運動を想像するこ
とで、脳活動を活性化し、麻痺
の改善が促進することを確認し
たというのは、本当に凄いこと
だと思いました。実際の運動が
できない患者さんに一筋の光が
見えたと言っても過言ではない
でしょう。私もこんなリハビリ
のシステムがあったというのは、
初耳です。リハビリも日進月歩
でここまで進化したかと思うと
感慨深いと思いました。今回の
治験に先立って実施した多施設
共同臨床試験では歩行障害患者
さん54人の脳の補足運動野の活
動を同システムで賦活し、改善
率は従来のリハビリとの比較で、
歩行機能で約1.5 倍、バランス
障害で約2倍となったのは正に
驚天動地といえましょう。

 昨日の歩行機能を今日超える。


 
 
 
 
 
 
 
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