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2021-04-02 22:29:15

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診療マル秘裏話  号外Vol.1815 令和2年5月30日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)糖尿病のガン発症リスク 上昇の仕組み一端を解明
2)腋臭症(わきが)の治療は生活習慣の改善から

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 糖尿病のガン発症リスク 上昇の仕組み一端を解明

 
 
 
 
 
 
 
 糖尿病によって、ガンの発症
リスクが高まる仕組みの一端を
ハエを使った実験で明らかにし
たと、京都大の井垣達吏教授(
遺伝学)らの研究グループが5
月8日、米科学誌「ディベロッ
プメンタル・セル」電子版に発
表しました。新たなガンの予防
法の開発が期待されるというこ
とです。

 糖尿病の患者さんは健康な人
と比べてガンになるリスクが2
倍近く高いとされていますが、
明確な理由は明らかになってい
ません。 一方、ガン化の初期
段階では、ガンのもとになる異
常な細胞が周りの正常な細胞に
よって排除される「細胞競合」
と呼ばれる現象が起きていると
考えられています。

 研究グループはショウジョウ
バエを使い、「chico(チ
コ)」と呼ばれる遺伝子を破壊
すると細胞競合が起きず、異常
な細胞が腫瘍化することを発見
しました。

 chicoを破壊したハエは、
糖尿病患者さんにみられる、体
内のインスリン量が異常に増え
る「高インスリン血症」になっ
ており、糖尿病治療薬「メトホ
ルミン」を投与すると、細胞競
合が復活して腫瘍化しなくなる
ことも確認しました。

 細胞競合では、蛋白質を合成
する能力が低い異常な細胞が周
囲の細胞によって排除されるこ
とが分かっています。今回の研
究で、高インスリン血症の状態
では異常な細胞は蛋白質を合成
する能力が高まり、細胞競合が
働かなくなったとみられること
が分かりました。

 井垣教授は「ヒトにも同様の
仕組みが備わっていると考えら
れ、新たなガンの予防・治療法
の開発につながるのでは」と話
しています。

ガンのリスクが高まる食品につ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
 強豪が競合した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 腋臭症(わきが)の治療は生活習慣の改善から

 
 
 
 
 
 
 
 わきがは医学的には腋臭症(
えきしゅうしょう)と呼び、脇
の下から発する特有の臭いに悩
まされます。思春期以降に出現
し、周囲の人や家族から指摘さ
れて受診するケースも少なくあ
りません。日本医科大学武蔵小
杉病院(川崎市)形成外科の有
馬樹里医師は「わきがの治療は、
制汗剤の使い方や食生活など、
身近なところから改善に取り組
むといいでしょう」とアドバイ
スしています。汗を出す汗腺に
は、エクリン腺とアポクリン腺
の2種類があります。わきがの
原因になるのはアポクリン腺で、
耳の中の外耳道や脇、陰部など
の有毛部に分布し、思春期以降
に発達すると言われています。
アポクリン腺から出る汗は低級
脂肪酸という皮脂を含んでいる
ためベタベタし、これが皮膚の
常在菌によって分解されると、
強い臭いを発するようになりま
す。

 有馬医師によると、わきがは
体質と生活習慣に大きく左右さ
れるということです。「多汗症
や湿った耳あかの人は体質的に
わきがになりやすく、脂肪分が
多い食事やストレス、睡眠不足
などの生活習慣もわきがを悪化
させます」と説明しています。
中には、わきがではないのに過
剰に臭いを気にする人もいるの
で、治療が必要かを判断するた
めに、発症年齢や経過、家族歴
などの問診を行います。同時に
ガーゼを患者さんの脇に挟み、
問診終了後に第三者が臭いを確
認する方法を取ることもありま
す。わきがの対策として、まず
身近な生活習慣の改善から行い
ます。「細菌の繁殖を抑えるた
めに除毛し、薬用せっけんを使
って体を洗うなど、皮膚を清潔
に保つようにします。服は風通
しの良い綿素材にし、規則正し
い生活を送ることも大事です」
と有馬医師は言っています。意
外と知られていないのが制汗剤
の使い方だという。「制汗剤は、
汗をかいた上から使うのではな
く、入浴後やアルコール綿など
で汗と皮脂をきれいに拭き取っ
てから使うと効果的です」とア
ドバイスしています。自費診療
ですが医療用制汗剤もあります。
主成分の塩化アルミニウムが汗
腺に入り込んでふたをするので、
汗を止める効果が高いというこ
とです。

 こうした対策を行っても臭い
が軽減せず、生活上困る場合は
手術を行います。同院では脇の
下の皮膚を切って裏返し、アポ
クリン腺を一つずつ切除する手
術を行っていて、保険診療で受
けられます。ただしアポクリン
腺を100%取り除くことは難
しく、また切開するので傷痕が
残るのは避けられません。

 有馬医師は「わきがは普段の
食事や生活習慣を見直すだけで、
かなり臭いが抑えられます。病
院を受診する前に、要因のうち
自分で改善可能なものがないか
一度振り返ってみてください」
と話しています。

腋臭症の治療について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
 普段の精進努力を不断に続け
る。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 糖尿病によって、ガンの発症
リスクが高まる仕組みの一端を
ハエを使った実験で明らかにし
たと、京都大の井垣達吏教授(
遺伝学)らの研究グループが5
月8日、米科学誌「ディベロッ
プメンタル・セル」電子版に発
表したのは、素晴らしい業績で
す。ガン細胞にとって糖尿病は、
非常に都合の良い病態です。即
ち、血管内が高血糖であっても
インシュリンが不足しているた
めに、高血糖を正常細胞が利用
できないのに対し、ガン細胞は、
新生血管という粗雑な、急作り
の血管を通して、高血糖を自分
のエネルギー源とすることが、
できるのです。これが糖尿病で
ガン発症リスクがあがるという
ことの本質だと思います。確か
に、高インスリン血症の状態で
は、異常な細胞は蛋白質を合成
する能力が高まり、細胞競合が
働かなくなったとみられるのも
一端だとは考えられます。
 わきがは医学的には腋臭症(
えきしゅうしょう)と呼び、脇
の下から発する特有の臭いに悩
まされるというのは周知の事実
です。しかしながら、腋臭症の
治療について、ご存じの方は、
少ないと思います。その治療に
おいても、食生活を中心とする
生活習慣の改善が必要と言うこ
とですが、なかなか、食生活を
改善するのは、大変だという人
もいる事でしょう。そういう人
は、動物脂肪の摂取を控えると
ともに、サンゴ焼成カルシウム
を飲用することをお勧めします。
サンゴ焼成カルシウムを飲用す
ると、歯周病にかからなくなり
ます。つまり、身体がアルカリ
性に保たれて、アポクリン腺で
も常在菌が住んでいられなくな
ると考えられるからです。ここ
何年も私は、歯科医の診察を受
けていませんが、歯石が溜まる
ことなく、歯周病にもかかって
いません。ぜひ一度、朝田ケミ
カル社製のサンゴ焼成カルシウ
ムを飲用してみて下さい。

 飲用してからその感想を引用
する。          笑

 
 
 
 
 
 
 
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