最新号より100号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より100号前のメルマガ

2021-01-13 23:20:25

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。


病院・診療所ランキング

 

診療マル秘裏話  Vol.794 平成31年2月27日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)腕時計型ウエラブル端末で健康状態管理の実証実験
2)上海で結核痕跡が残る5000年以上前の人骨発見

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 腕時計型ウエラブル端末で健康状態管理の実証実験

 
 
 
 
 
 
 
 近鉄グループホールディング
ス(大阪市)は4月から、奈良
市の沿線住民300人を対象に、
腕時計型のウェアラブル端末を
使って健康状態を管理する実証
実験に乗り出します。1年間、
睡眠時間や燃焼カロリーなどの
データを、インターネット上で
管理し食事メニューなどをアド
バイスする予定です。鉄道事業
者として初の試みで、高齢化が
進む沿線の活性化につなげるそ
うです。

 近鉄学園前駅を利用する30歳
以上が対象となります。駅周辺
の住宅地は1950~80年代に近鉄
が開発しましたが、住民の高齢
化が進み、健康不安などの問題
が懸念されています。

 実験では奈良県立医大(橿原
市)の卒業生らが出資するベン
チャー企業「MBTリンク」が
開発したデータ収集システムを
使います。入浴時を除き、手首
に巻いたウェアラブル端末で、
歩数や睡眠時間のデータを毎日
計測します。自宅には小型セン
サーを置き、気温や湿度、騒音
などと健康の関係も調べます。

 データはネット上で管理し、
住民の健康状態を総合的に判断
して体調の変化や、お薦めのメ
ニューをスマートフォンなどに
通知します。一人暮らしの高齢
者の異変を察知すれば、直ちに
家族に知らせて孤独死のリスク
も防ぎます。

 また地域活性化につなげるた
め、継続して参加した住民には
最高1万円分のネット上のデジ
タル通貨を発行します。近鉄グ
ループが運営するスーパーやバ
スツアーが利用できるという事
です。

 2020年度の事業化を目指して
おり、同社の担当者は「将来的
には県内の沿線全域に拡大し、
オンライン診療の普及やインタ
ーネットを通じた服薬指導も行
いたい」としています。

腕時計型ウエラブル端末について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
 傘下の企業のイベントに参加
する。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
2】 上海で結核痕跡が残る5000年以上前の人骨発見

 
 
 
 
 
 
 
 中国・上海市の新石器時代の
遺跡から、結核の痕跡が残る50
00年以上前の人骨が見つかった
と、鳥取大や上海博物館などの
共同研究グループが2月4日、発
表しました。 東アジア最古の
結核症例で、これまで最も古い
とされていた中国・河南省の人
骨より1000年以上、遡るという
ことです。

 鳥取大医学部の岡崎健治助教
(自然人類学)らが2010年、上
海市の広富林遺跡で見つかった
人骨184体分を、2014年から
調査しました。うち1体で脊椎
が溶けて押しつぶされ、背骨が
「く」の字形になっているのを
確認しました。結核特有の「脊
椎カリエス」でした。20代後半
~30代前半の女性の骨で、紀元
前3900~3200年に埋葬されたと
推定しています。

 遺跡がある長江デルタ地帯は、
稲作の起源となったエリアです。
農耕の発展に伴い、人々が集団
生活を始めた場所で、学説では、
こうした生活が結核が蔓延する
原因になったとされています。

 国内の結核症例は、鳥取市に
ある弥生時代の青谷上寺地あお
やかみじち遺跡(紀元前800
年~後200年)で見つかった
人骨が最古です。研究グループ
は「結核が東アジアで拡散した
ルートの解明につながる発見」
としています。

 論文は米国の学術誌(電子版)
に掲載されました。

結核の人骨からの痕跡について

の動画です。

 
 


 
 
 紀元前の中国が稲作の起源と
なった。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 近鉄グループホールディング
ス(大阪市)が4月から、奈良
市の沿線住民300人を対象に、
腕時計型のウェアラブル端末を
使って健康状態を管理する実証
実験に乗り出したのは素晴らし
い企画だと思います。 1年間、
睡眠時間や燃焼カロリーなどの
データを、インターネット上で
管理し食事メニューなどをアド
バイスするとのことで、健康の
データーをとりつつ、食事メニ
ューのアドバイスを行い、参加
住民のメリットも出せるという
ことだと思います。一人暮らし
の高齢者の異変を察知すれば、
直ちに家族に知らせて孤独死の
リスクを減らすメリットや地域
活性化につなげるため、継続し
て参加した住民には最高1万円
分のネット上のデジタル通貨を
発行し使ってもらうというメリ
ットを振りまいて、地域住民の
安心を提供するということにな
るのでしょう。
 中国・上海市の新石器時代の
遺跡から、結核の痕跡が残る50
00年以上前の人骨が見つかった
と、鳥取大や上海博物館などの
共同研究グループが発表したの
は、考古学上の大発見だと思い
ます。結核と言う病気は、それ
ほど古い時代から、たくさんの
人におそれられた病気であった
ことが分かります。 現代では、
治療することで脊椎カリエスに
なることは、ほとんどないと言
えますが、正岡子規のように、
つい120 年前まで生きていた人
にとっては、驚異の不治の病と
映ったことでしょう。 実際、
正岡子規も脊椎カリエスで苦し
みました。 好きな柿を食べて、
脊椎カリエスの痛みに耐えてい
たと思うと本当に悲しい晩年と
言えるでしょう。  現代では、
治療が進んだ半面、一寸治療の
手を抜くと超多剤耐性結核菌が
生じ、非常に治療に難渋する事
が多くなったと言えます。古代
~近代では、耐性菌の脅威はな
いものの、治療手段がないので、
医師は、困り果てたと推察致し
ます。

 驚異の治療法で耐性菌の脅威
を克服する。笑

 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。