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2021-01-09 22:46:39

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診療マル秘裏話  号外Vol.1744 令和2年3月8日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)ガン診療情報を集めた国内最大規模のデータベース
2)新型コロナウイルスの簡易検査キットの開発に着手と発表

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 ガン診療情報を集めた国内最大規模のデータベース

 
 
 
 
 
 
 
 全国の病院からガンの診療情
報を集めた、国内では最大規模
のデータベースを、京都大学な
どが設立するベンチャー企業が
運用することになりました。当
初は7つのガン拠点病院が参加
する予定で、より安全で効果的
な治療に活用できると期待され
ています。

これは,2月3日、京都大学とNTT
などが東京都内で記者会見を開
いて発表しました。

新しいデータベースは、全国の
ガン診療を行う病院で電子カル
テに入力された採血などの検査
結果や詳細な治療情報、それに
問診で、聞き取った患者さんの
体調の情報など、さまざまなデ
ータを統合して管理できるとい
うことです。

運用は京都大学とNTTが共同
で設立するベンチャー企業が行
い、参加する病院には電子カル
テの入力を行う専用のソフトを
提供するということです。

データベースを使うことで、医
師が最新の診療情報を参照し、
治療に活用できるほか、製薬企
業とデータを共有することで新
薬の開発にも役立つということ
です。

当初は慶應大学病院など全国の
7つのガン拠点病院が参加する
予定で、今後、さらに病院数を
増やし、国内のガンの患者さん
の2割程度のデータ登録を目指
すということです。

京都大学大学院医学研究科の武
藤学教授は「患者は一人一人、
状況が異なるので、個別のデー
タを詳細に分析し、比較するこ
とでよりよい医療につながると
思う」と話していました。

ガンゲノム医療についての講演

動画です。

 
 


 
 
 上京して、資金の運用状況を
把握する。        笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 新型コロナウイルスの簡易検査キットの開発に着手と発表

 
 
 
 
 
 デンカと子会社のデンカ生研
は2月13日、新型コロナウイル
スの簡易検査キットの開発に着
手したと発表しました。一般の
医療施設でも使えるよう、イム
ノクロマト法により短時間でウ
イルスを検出できる製品を作り
ます。同社はインフルエンザウ
イルスの簡易検査キットで国内
シェアトップです。開発に成功
すれば新潟工場の既存設備で量
産が可能ということです。

 イムノクロマト法は免疫の仕
組みを利用した検出法です。鼻
の穴や喉から採取した体液でウ
イルス感染の有無を調べます。
インフルエンザウイルス向けで
は、約5分で結果が出る製品を、
デンカ生研を含む数社が展開し
ています。

 遺伝子に着目したPCR法や
LAMP法といった検出法もあ
りますが、感度が高い一方で検
出時間が長くかかります。簡易
キットではイムノクロマト法が
有望視されています。

 ただし、イムノクロマト法キ
ットはウイルス特定してから開
発まで3年ほどかかるのが一般
的です。デンカ生研は「できる
だけ開発期間を短縮したい」と
しており、厚生労働省や国立感
染症研究所と協力しながら進め
る予定です。

デンカの抗原キットについて

解説している動画です。

 
 


 
 
 強力な協力申し出でを承認す
る。           笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 全国の病院からガンの診療情
報を集めた、国内では最大規模
のデータベースを、京都大学な
どが設立するベンチャー企業が
運用することになったのは素晴
らしい試みです。当初は7つの
ガン拠点病院が参加する予定で、
より安全で効果的な治療に活用
できると期待したいと思います。
しかし、データベースに蓄積さ
れるのは、工夫のない標準治療
ばかりということになれば必然
そのアウトプットにはバイアス
がかかるものと推測しています。
 デンカと子会社のデンカ生研
は2月13日、新型コロナウイル
スの簡易検査キットの開発に着
手したと発表したのは喜ばしい
ことです。一般の医療施設でも
使えるよう、イムノクロマト法
により短時間でウイルスを検出
できる製品を作るということで
すが、開発に3年かかるという
ことだけが残念でなりません。
新型肺炎のような、昔で言う、
流行り病は、3年の内に終息し
てしまう可能性があるからです。
そうならないよう、開発期間の
短縮をお願い致します。

 検出したウイルスのウイルス
性疾患が顕出する。    笑

 
 
 
 
 
 
 
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