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2020-12-30 23:19:56

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診療マル秘裏話  Vol.792 平成31年2月13日作成

作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)線維化の原因細胞が、病気初期には腎臓を治す
2)ロボットによる漫才でガン患者に笑いを届ける

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 線維化の原因細胞が、病気初期には腎臓を治す

 
 
 
 
 
 
 
 腎臓病を悪化させる「線維化」
の原因細胞が、病気の初期には
傷ついた腎臓を治している可能
性があるとする研究成果を京都
大の柳田素子教授(腎臓内科学)
らのチームが国際腎臓学会誌(
電子版)に発表しました。

 慢性の腎臓病は、尿が通る尿
細管が硬くなる線維化が進み、
悪化します。腎臓の機能が落ち
ると人工透析が必要になり腎臓
の移植を受けることもあります。
チームは線維化を起こす「線維
芽細胞」の働きを人工的に調節
できるマウスを使い、この細胞
と尿細管にどんな関係があるか
を調べました。

 その結果、尿細管が傷ついて
自力で修復する機能が落ちると、
線維芽細胞の働きが活発になり、
線維化を起こす一方で、尿細管
の増殖を促して修復することが
分かりました。新たな分子が作
られて、この働きが起きます。
腎臓病が軽いうちは、線維化の
悪影響はあまり大きくない可能
性があるということです。柳田
教授は、「尿細管やこの分子を
標的にした薬ができれば、新し
い治療法になるかもしれない」
と話しています。

 猪阪善隆・大阪大教授(腎臓
内科学)の話「腎臓病が軽い時
は傷を治し、重くなる時は線維
化を起こすという、線維芽細胞
のメカニズムを明らかにした意
義は大きい」

腎臓病を治る病気にするという

柳田教授の動画です。

 
 


 
 
 線維化と戦う戦意はある。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ロボットによる漫才でガン患者に笑いを届ける

 
 
 
 
 
 
 
 ロボットによる漫才で、ガン
患者さんに笑いを届け、治療な
どに役立てようというユニーク
な実験が1月21日、大阪市中央
区の大阪国際ガンセンターで行
われました。

 甲南大(神戸市東灘区)のチ
ームが開発したロボット「あい
ちゃん」と「ゴン太」のコンビ
です。お題を与えると、インタ
ーネット上のニュース記事など
を検索し、数分で「つかみ」「
本ネタ」「オチ」の三段構成で
台本を作ります。この日は、同
センターで治療や検査を受ける
15人ほどの患者に、「大阪万博」
などのお題で漫才を披露しまし
た。

 「大阪ってどんなのか知って
るか?」「タワーで有名なのや
ろ」「違うわ、それは東京や」。
人工音声の関西弁で掛け合いを
するコンビに、患者からは「イ
ントネーションがおかしい」「
50点かな」とのツッコミが相次
ぎ、笑いに厳しいとされる大阪
の洗礼を浴びました。

 笑いには、患者さんの免疫力
を高め、生活の質を改善する効
果があると期待されており、チ
ームは今後、患者さんの表情の
変化を分析するなどして、医療
や介護の現場で役立つよう改良
します。 開発に当たった灘本
明代・甲南大教授は「ロボット
が動くか、患者さんが聞いてく
れるか、笑いが起きるかという
三つの不安があったが、二つは
無事クリアできた。最後の一つ
をクリアできるよう、コンビに
もっと修業を積ませたい」と話
しています。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 
 先例を確認してプレゼンする
も、攻撃の洗礼を浴びる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 腎臓病を悪化させる「線維化」
の原因細胞が、病気の初期には
傷ついた腎臓を治している可能
性があるとする研究成果を発表
したのは偉大な業績です。腎臓
病は、一旦なってしまうとずる
ずる悪化して透析に向かう大変
な病気です。しかし、透析一歩
手前という人や透析を始めて、
まだ日が浅い人は兎に角、腎臓
の機能が戻ることを期待してい
る場合が多いのです。私の診療
所にもそうした患者さんがいら
っしゃいます。腎臓の移植をす
る以外、今のところ手はないと
申し上げるとがっかりされます。
AWG という医療機器を使うと、
少し腎臓の機能が戻るという、
報告は、あるようですが絶対に
治るなどとは、口が裂けても言
えません。
 ロボットによる漫才で、ガン
患者さんに笑いを届け、治療な
どに役立てようというユニーク
な実験が1月21日、大阪市中央
区の大阪国際ガンセンターで行
われたのは、素晴らしい企画だ
と思います。確か以前に落語家
や漫才師などのお笑いのプロを
呼んで、同じ企画を立ち上げて
いた気がしますがお笑いのプロ
を呼ぶには、それなりのお金が
かかるということでしょう。そ
れをロボットにやらせるという
発想は、なかなかどうして良い
ものだと私は、感じました。た
だ、肝心の観客の笑いを確実に
取れなかったことは改良の余地
があるものと思われます。ロボ
ットにもAIが搭載されているの
で、たくさんのデーターを入れ
る努力さえ怠らなければ、大阪
の人が満足する笑いを取る日が
必ず来ると私は予測しています。

 発送することを発想した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
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